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ここはゴミ箱です
いつだったかの一冊

生田哲:聖書のヒロインたち,2004.7.20.初版,東京,講談社

聖書に出てくる13人の女性を取り上げて,その生き方を紹介しながら”ほらこんな昔から女性はこうやって生きてきたんだよ”と呼びかけるような内容.紹介されているのは旧約からエバ,サラ,リベカ,タマル,ラハブ,ルツ,ミカル,イゼベル.新約からはマリヤ,ヘロデヤ,マグラダのマリヤ,サマリヤの女,ハデヤです.

ちょっと説教臭い文が気に喰わないということはありますが,聖女あり,悪女あり,自分で道を切り開くタイプもいれば周りに影響されて流されていくタイプもいて,面白いですね.勿論聖書の中に出てくる女性は他にもいますけ.ルツ記だけではなく,エステル記も女性の名前ですからね.正典に含まれないものにも女性は活躍しているのだろうし…….

そう言えば,先週ようやく長靴を買いました.それと実はD/Sも買いました.北米版のやつ.でもまだソフトは何も持っていないので,言語設定を日本語にしただけで電源入れていません(オイ).
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本日の一冊

ロブ・サーマン著,原島文世訳:夜に彷徨うもの:上下,2008.5.25.初版,東京,中央公論新社

「ユリエルとグレン」に引き続き兄弟ものです.そして今度は弟が魔物との混血.お兄ちゃんは刃物マニアの三つ編みロン毛(ロン毛って漢字変換で出るものなんだな).舞台はニューヨークで,トロルやら吸血鬼やらが闇に紛れて住んでいるという設定.兄弟は理由があって魔物から逃げていて.……この兄弟口悪いなぁ.でも弟はちょっとしたことで落ち込む癖があるようです.個人的にはロビン・グットフェローが好きですが,もしかしてお兄ちゃんに惚れ……? いや,その刃物マニアは止めた方が……(もごもご).

どうやらこれ,原作ではシリーズが続いているようですね.う〜ん.正直言えばこの一人称は疲れる.絵が綺麗だったから借りたけど……続きまで読むかどうかは分かりませんね.挿絵はないし.ロビンは気になるけど(ちゃんと女の子探しなよぉ),まぁ,気が向いたらってところでしょうか.
本日の一冊

阿部秋生ほか校訂・訳:源氏物語下:日本の古典をよむ10,2008.3.1.第一版,東京,小学館

下巻は拳を握りしめる率は減りましたが,若菜から柏木へのくだりは上巻とは違った意味で源氏の君の脳天に拳を叩きつけてやりたい気分.柏木を相手にちくちく言うところとか.女三ノ宮が,その後息子の薫の目に「読経三昧」と映る生活をしているを考えるとムカつくだけで済ませていいものやら…….

しかし改めて読んでみると,この「源氏物語」とされている話はかつてそう呼ばれたことのあったように「紫の物語」とした方が良かったのかなぁと思います.源氏の君が主人公として描かれているのでしょうけれど,女性が書いた女の視点の物語として姫君達の姿を見た方がいいのかなって.出家を望みながら果たせず死んだ紫の上と,死を望みながら果たせず出家を遂げた浮舟と.苦しい恋を終わらせるのには出家か自身の死かってところなんでしょうか.あ,六条御息所は死んでも逃れられなかったか…….この人役割的に散々な目に遭ってるよな.化けて出るよりは生きているうちに源氏を刺し殺すべき……げふん.失礼.
いつだったかの一冊

エルケ・ハイデンライヒ,ミヒャエル・ゾーヴァ絵,三浦美紀子訳:エーリカ:あるいは生きることの隠れた意味,2003.11.15,三修社

お蔵出し三たび.エーリカは豚のぬいぐるみの名前.クリスマスのプレゼントとして買ったその愛らしい豚を連れて,女性は元夫に会いに出掛ける.その豚を見ると人々の顔は自然とほころぶ.
元夫への贈り物として買った豚は,結局その元夫のところへはいかずに,奥さんと子どもに逃げられたコックのところへ行くのです.
ストーリーとしてはちょっと首を傾げるところがあるのですが.特に最後.ゾーヴァの描いた豚のエーリカは可愛くて,毛にちょっと手が埋もれている部分なんか見ると本当に抱きたくなります.

さて,今日はテニスを一時間半ほどやってきました.ちょっと曇っていたので,風は涼しかったですが,もう七月近いので流石に汗でべたべたになりますね.足のマメがむけました.テニスのせいではなく,踵の高いサンダルを(また)練習した後にできたマメが,テニスでとうとうむけた,と.……正直世の高いヒールを履いて颯爽と歩いていらっしゃる女性達におききしたいですよ.足,痛くないんですか? 歩き方が悪いのかな……?
いつだったかの一冊

小川未明:定本小川未明童話全集1,1976.11.10,第一刷,東京,講談社

「赤いろうそくと人魚」という児童文学では有名な1話を読んだことがなかったので,その短編が収録されているものを……と探して読みました.おそらく去年の話ですが.他にも「電信柱と妙な男」「眠い町」という話が面白いかなぁと思いましたが,基本的に暗いか,夢の中のような曖昧な印象の話が多いかなぁ.全集はもちろん1から続いているのですが,連続して読み込みたいと思うほど強い雰囲気がない.それこそ「赤いろうそくと人魚」が飛び抜けて印象的なように思えます.勿論,まだ読んでいない全集にその上をいくものがあるかもしれませんけどね.気が向いたら読みたいと思います.


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