ここはゴミ箱です
本日の一冊
テリー・ファリッシュ作,バリー・ルート絵,村上春樹訳:ポテト・スープが大好きな猫,2008.12.12,第1刷,東京,講談社
題名に惹かれたのと,猫が出てくるというので.テキサスっ子のおじいさんと,何匹目か分からないけれど一緒に暮らしている雌猫の短いお話.元は絵本だったようで,文庫の小さい絵ではもったいない感じ.
魚や鳥を捕まえることはなく,のんびりおじいさんと一緒に釣り船に乗って風を受け,好物は温かいポテト・スープだという変わった雌猫と,そんな雌猫を気に入っているのだけれど,”そんなそぶりは見せない”おじいさん.この距離感は猫好きにはたまらないものがあるのではないでしょうか.
細かいところが面白いおじいさんの家は,郵便受けの下に便器があったり,植木鉢代わりに猫足付きバスタブが使われていたりするんです.もしかしてジャガイモ植えてる?
テリー・ファリッシュ作,バリー・ルート絵,村上春樹訳:ポテト・スープが大好きな猫,2008.12.12,第1刷,東京,講談社
題名に惹かれたのと,猫が出てくるというので.テキサスっ子のおじいさんと,何匹目か分からないけれど一緒に暮らしている雌猫の短いお話.元は絵本だったようで,文庫の小さい絵ではもったいない感じ.
魚や鳥を捕まえることはなく,のんびりおじいさんと一緒に釣り船に乗って風を受け,好物は温かいポテト・スープだという変わった雌猫と,そんな雌猫を気に入っているのだけれど,”そんなそぶりは見せない”おじいさん.この距離感は猫好きにはたまらないものがあるのではないでしょうか.
細かいところが面白いおじいさんの家は,郵便受けの下に便器があったり,植木鉢代わりに猫足付きバスタブが使われていたりするんです.もしかしてジャガイモ植えてる?
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本日の一冊
エリス・ピーターズ,岡達子訳:秘跡;修道士カドフェル11,2004.9.20,初版1刷,東京,光文社
「An Excellent Mystery」で秘跡,なのか.前巻の「憎しみの巡礼」にて聖女ウィニフレッドの奇蹟に触れた少年ルーンはこの巻で見習い修道士から修道士になります.
さてこの巻以前にも性別を偽って修道院に潜り込むということをやってのけた人がいますが,さすがに剃髪まではしていませんでした.あの剃髪までして,沈黙を守りつつ一人の男性に仕え続けた女性.この巻の中でほとんど喋りませんが,恐ろしいくらいの一途さが行動のすべてに現れているという…….
にしても,剃髪の美僧というのは……想像しにくいものですね.頭に気がいってしまうのがいけないのでしょうか.
話は変わって,土曜日に上野に出没し,お昼を食べた後にアメ横ぶらぶらし,その後お茶をしました.お腹いっぱいといいつつケーキを食べる.別腹別腹(呪文を唱えても痩せはしない)
春らしく↓サクラのロールケーキ(クリームは抹茶)です.桜の葉の塩漬けがぺったりとついております.

……にしても,写真下手やなー.塩漬け食べると桜餅しか頭に思い浮かびませんでしたが,スポンジ自体の桜の匂いはほのかで,味は抹茶の方が強い感じでした.紅茶もおいしかったし,お喋りも楽しかった!
エリス・ピーターズ,岡達子訳:秘跡;修道士カドフェル11,2004.9.20,初版1刷,東京,光文社
「An Excellent Mystery」で秘跡,なのか.前巻の「憎しみの巡礼」にて聖女ウィニフレッドの奇蹟に触れた少年ルーンはこの巻で見習い修道士から修道士になります.
さてこの巻以前にも性別を偽って修道院に潜り込むということをやってのけた人がいますが,さすがに剃髪まではしていませんでした.あの剃髪までして,沈黙を守りつつ一人の男性に仕え続けた女性.この巻の中でほとんど喋りませんが,恐ろしいくらいの一途さが行動のすべてに現れているという…….
にしても,剃髪の美僧というのは……想像しにくいものですね.頭に気がいってしまうのがいけないのでしょうか.
話は変わって,土曜日に上野に出没し,お昼を食べた後にアメ横ぶらぶらし,その後お茶をしました.お腹いっぱいといいつつケーキを食べる.別腹別腹(呪文を唱えても痩せはしない)
春らしく↓サクラのロールケーキ(クリームは抹茶)です.桜の葉の塩漬けがぺったりとついております.
……にしても,写真下手やなー.塩漬け食べると桜餅しか頭に思い浮かびませんでしたが,スポンジ自体の桜の匂いはほのかで,味は抹茶の方が強い感じでした.紅茶もおいしかったし,お喋りも楽しかった!
本日の一冊
エリス・ピーターズ,岡達子訳:憎しみの巡礼;修道士カドフェル10,2004.7.20,初版1刷,東京,光文社
この中に出てくる男二人の巡礼は,カドフェルシリーズの中でも一等奇妙な関係だなと読み終わってしみじみ感じます.特にこのお話は,”仕える主”というのをテーマに置いているようなところもあって,二人の奇妙な巡礼は勿論,一方では囚われの王スティーブンに,一方は戴冠まであと少しのところまで漕ぎ着けた女帝モードに仕えるヒューとオリヴィエの二人の男の,互いに尊敬しつつも譲れない立場を爽やかに書いていると思います.
そして,主の僕である聖女ウィニフレッドと彼女に——そして彼女の主に——仕えることになる少年に起こった奇蹟も見逃せません.読んでいても決して興ざめすることのない,温かで恩寵に満ちた奇蹟の描写は,それを期待していたカドフェルの——現実的で実際的な元十字軍兵の——視点からだと,「そんな都合のいい話あるか」と投げ出す気も起きないのですよ!
それにしても,カドフェルの戦闘シーンに心奪われる私…….うーん,つい最近職場の人に「ひょとしておじさん好きだね」と言われて否定することはできませんでした.おじさんというよりおじいさん……いや,それはリューマチ気味のカドフェルに怒られるか(笑)
なんだか楽しそうに感想書いていますが,今日はお昼に支給されたお弁当を食べてからお腹の調子が……(失礼).冷えたのか,弁当が悪いのか,食べすぎか……どれだ?
エリス・ピーターズ,岡達子訳:憎しみの巡礼;修道士カドフェル10,2004.7.20,初版1刷,東京,光文社
この中に出てくる男二人の巡礼は,カドフェルシリーズの中でも一等奇妙な関係だなと読み終わってしみじみ感じます.特にこのお話は,”仕える主”というのをテーマに置いているようなところもあって,二人の奇妙な巡礼は勿論,一方では囚われの王スティーブンに,一方は戴冠まであと少しのところまで漕ぎ着けた女帝モードに仕えるヒューとオリヴィエの二人の男の,互いに尊敬しつつも譲れない立場を爽やかに書いていると思います.
そして,主の僕である聖女ウィニフレッドと彼女に——そして彼女の主に——仕えることになる少年に起こった奇蹟も見逃せません.読んでいても決して興ざめすることのない,温かで恩寵に満ちた奇蹟の描写は,それを期待していたカドフェルの——現実的で実際的な元十字軍兵の——視点からだと,「そんな都合のいい話あるか」と投げ出す気も起きないのですよ!
それにしても,カドフェルの戦闘シーンに心奪われる私…….うーん,つい最近職場の人に「ひょとしておじさん好きだね」と言われて否定することはできませんでした.おじさんというよりおじいさん……いや,それはリューマチ気味のカドフェルに怒られるか(笑)
なんだか楽しそうに感想書いていますが,今日はお昼に支給されたお弁当を食べてからお腹の調子が……(失礼).冷えたのか,弁当が悪いのか,食べすぎか……どれだ?
本日の一冊
ミシェル・ド・セルトー,矢橋透訳:ルーダンの憑依,2008.6.20,初版,東京,みすず書房
先日の「尼僧ヨアンナ」の話のモデルとなったというルーダンの修道院での悪魔祓いの話.それを歴史的な資料から,できるだけ時間軸に沿って追っていこうという本でした.しかし読み辛いため流し読みとも言い難い(三段くらい)飛ばし読みです.
興味のあるところは太字で書かれた当時の資料の訳文.ヨアンナのモデルとなった尼僧院長ジャンヌ・デ・サンジュは勿論,魔法使いとして火刑されるに至ったユルバン・グランディエ,そしてジャンヌの悪魔を自らのうちに引き込んだシュラン神父が書いた書簡などを読むことができました.「尼僧ヨアンナ」でのグランディエの存在は希薄なものでしたが,この本ではグランディエの裁判について詳しく(資料が多かったせいか)経過を追おうとしていました.本人の書簡については,一貫して尼僧達への関わりを否定しているようですね.
憑依とは,とかそれが存在するのかしないのかという議論は置いておいて,単純に本書の中で共感した部分が,「悪魔の言うことは信じられない」というか信じてはいけない,聞いてはいけないというのに,何故「悪魔に告発された」グランディエは火刑となったのか,という.いや,他の魔女狩りとかでも同じなのかもしれないですけど.つまり常に嘘を言う嘘つきが「グランディエとの契約だ」と言ったなら,グランディエは潔白だったのでは? それとも悪魔祓いの過程で「神に命ぜられた」ことであれば悪魔も嘘はつけないのか? そこらへん捩じれているんじゃあないかなというのは著者と同意見.
そして最後の凱旋を思うと,ジャンヌ確信犯説が……女は,コワイ生き物ですよ? まぁ,資料に残っていると言っても真実とは限らないのですから事の真相は闇の中でしょうが.創作心はくすぐられる話ですよね,不謹慎ながら.
あと上記に直接関係はないのですが,確か以前現代で二十代半ばの司祭は珍しいのでは? と書いた(ユ/リエルとグレ/ンに関連して)のような気がするのですが,本書を読むと二十で司祭職というのもあり得るようなので,やはり時代ですね.貴族の三男とか,ひょいひょい司祭になっていた頃もあるんでしょうから.
ミシェル・ド・セルトー,矢橋透訳:ルーダンの憑依,2008.6.20,初版,東京,みすず書房
先日の「尼僧ヨアンナ」の話のモデルとなったというルーダンの修道院での悪魔祓いの話.それを歴史的な資料から,できるだけ時間軸に沿って追っていこうという本でした.しかし読み辛いため流し読みとも言い難い(三段くらい)飛ばし読みです.
興味のあるところは太字で書かれた当時の資料の訳文.ヨアンナのモデルとなった尼僧院長ジャンヌ・デ・サンジュは勿論,魔法使いとして火刑されるに至ったユルバン・グランディエ,そしてジャンヌの悪魔を自らのうちに引き込んだシュラン神父が書いた書簡などを読むことができました.「尼僧ヨアンナ」でのグランディエの存在は希薄なものでしたが,この本ではグランディエの裁判について詳しく(資料が多かったせいか)経過を追おうとしていました.本人の書簡については,一貫して尼僧達への関わりを否定しているようですね.
憑依とは,とかそれが存在するのかしないのかという議論は置いておいて,単純に本書の中で共感した部分が,「悪魔の言うことは信じられない」というか信じてはいけない,聞いてはいけないというのに,何故「悪魔に告発された」グランディエは火刑となったのか,という.いや,他の魔女狩りとかでも同じなのかもしれないですけど.つまり常に嘘を言う嘘つきが「グランディエとの契約だ」と言ったなら,グランディエは潔白だったのでは? それとも悪魔祓いの過程で「神に命ぜられた」ことであれば悪魔も嘘はつけないのか? そこらへん捩じれているんじゃあないかなというのは著者と同意見.
そして最後の凱旋を思うと,ジャンヌ確信犯説が……女は,コワイ生き物ですよ? まぁ,資料に残っていると言っても真実とは限らないのですから事の真相は闇の中でしょうが.創作心はくすぐられる話ですよね,不謹慎ながら.
あと上記に直接関係はないのですが,確か以前現代で二十代半ばの司祭は珍しいのでは? と書いた(ユ/リエルとグレ/ンに関連して)のような気がするのですが,本書を読むと二十で司祭職というのもあり得るようなので,やはり時代ですね.貴族の三男とか,ひょいひょい司祭になっていた頃もあるんでしょうから.
日曜日に行って参りました.ニュースとかで存在を知ってはいたものの,基本的に新○って素通りすることの方が多く,降りても改札付近の人の多さに圧倒されるばかりだったのですが,少し歩いてみればこんなに広い公園があったのだなぁと感動.
かなり大きくて幹も太い木々の背景に△宿駅近くのビル群がにょっきりはえている様が面白かったです.公園の中ではソメイヨシノよりも早咲きの寒緋桜などが咲いていましたし,お花を目当てにメジロ(だと思う)などの鳥も集まっていました.
写真はボケの花です.小さい頃住んでいたお家の庭にはボケの木があって,それは赤(というか緋というか……)い花だったのですが,公園で見かけた花は白とピンク.赤の花も勿論ありましたが,自分的にちょっと珍しかったので撮ってきました.

フランス式庭園では薔薇の木が植えてありましたが,薔薇にはまだ早いですね.今度はソメイヨシノなどの桜が咲いていくのでしょう.お天気が良かったので,芝生で寝転がっている人がいたり,斜面を転がっている子どもがいたり(笑).絵を描いている人もいまして長閑でしたが,本格的に酒を持って花見というのは許される場所なのかな? とこれからの花見シーズンを想像して疑問を持った私でした.
かなり大きくて幹も太い木々の背景に△宿駅近くのビル群がにょっきりはえている様が面白かったです.公園の中ではソメイヨシノよりも早咲きの寒緋桜などが咲いていましたし,お花を目当てにメジロ(だと思う)などの鳥も集まっていました.
写真はボケの花です.小さい頃住んでいたお家の庭にはボケの木があって,それは赤(というか緋というか……)い花だったのですが,公園で見かけた花は白とピンク.赤の花も勿論ありましたが,自分的にちょっと珍しかったので撮ってきました.
フランス式庭園では薔薇の木が植えてありましたが,薔薇にはまだ早いですね.今度はソメイヨシノなどの桜が咲いていくのでしょう.お天気が良かったので,芝生で寝転がっている人がいたり,斜面を転がっている子どもがいたり(笑).絵を描いている人もいまして長閑でしたが,本格的に酒を持って花見というのは許される場所なのかな? とこれからの花見シーズンを想像して疑問を持った私でした.