ここはゴミ箱です
恩田陸:夜のピクニック,2004.7.30,東京,新潮社
高校生活というのは濃密なようで,あとから考えると何やってたのかなぁって気分になるのです.修学旅行で何してたかな,とか.体育祭で盛り上がったことあったっけ?とか.まぁ,工業高校なのでちょい特殊かもですが.
修学旅行がない代わりに鍛錬歩行祭があるという北高で,高校3年最後の歩行祭に臨む貴子と融の異母兄弟中心に話が進みます.同じクラスになったけれど周囲には兄妹であることを隠している二人は,今迄会話らしいものを交わしたことがない.二人のそれぞれの友人はそんな二人の距離を勘違いして,二人を恋人としてくっつけようとしてくる.
ピクニックと言えば楽しげだけれど,結構きっついスケジュールで,鍛錬の文字の方がふさわしい行事.夜の鍛錬……いや,それじゃだめだな.
高校生活というのは濃密なようで,あとから考えると何やってたのかなぁって気分になるのです.修学旅行で何してたかな,とか.体育祭で盛り上がったことあったっけ?とか.まぁ,工業高校なのでちょい特殊かもですが.
修学旅行がない代わりに鍛錬歩行祭があるという北高で,高校3年最後の歩行祭に臨む貴子と融の異母兄弟中心に話が進みます.同じクラスになったけれど周囲には兄妹であることを隠している二人は,今迄会話らしいものを交わしたことがない.二人のそれぞれの友人はそんな二人の距離を勘違いして,二人を恋人としてくっつけようとしてくる.
ピクニックと言えば楽しげだけれど,結構きっついスケジュールで,鍛錬の文字の方がふさわしい行事.夜の鍛錬……いや,それじゃだめだな.
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坂木司:仔羊の巣,2005.10.20,第5版,東京,創元社
相互依存の極致みたいな鳥井と坂木の話第二弾.というか,これだけの幅の人と話している時点で,自分よりよほど脱引きこもりではなかろうか.自分は一人で外出できないわけではないけれども.
今回の話は3編.なんというか,最後の話に出てきた矢崎という少女のように,憎悪を形としてそんなに簡単に人に吐き出せるというのは怖いことだと思う.彼女に”雇われた”女の子たちも怖いが.
だから”謝った”ということで許してしまうこの話には納得いかないけれど,それは自分が坂木のように”優しく”ないからなのか.
相互依存の極致みたいな鳥井と坂木の話第二弾.というか,これだけの幅の人と話している時点で,自分よりよほど脱引きこもりではなかろうか.自分は一人で外出できないわけではないけれども.
今回の話は3編.なんというか,最後の話に出てきた矢崎という少女のように,憎悪を形としてそんなに簡単に人に吐き出せるというのは怖いことだと思う.彼女に”雇われた”女の子たちも怖いが.
だから”謝った”ということで許してしまうこの話には納得いかないけれど,それは自分が坂木のように”優しく”ないからなのか.