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ここはゴミ箱です
本日の一冊

阿部公彦訳:フランク・オコナー短篇集,2008.9.17,第1刷,東京,岩波書店

夏休みが結構多くとれる(ただし細切れに)職場なので,本をがっつり読みたいのですが,職場は夏休み休館なので,職員だからと言って勝手に借りるわけにもいかず.とにかく夏前に借りておこうとして,でも持ち帰るのが大変だし……ってんで5冊借りたんですが,すでに休みに入る前に2冊読み.慌てて2冊追加.

そして本日その5冊の1冊目を読み終えました.岩波文庫です.ちょっと前にアイルランド短篇集を読んだので,アイルランド文学で,フランク・オコナーを.アイルランド短篇の方に国賓が収録されていたので,(あんま愉快な話でもなく)それは飛ばし,他の短篇を読みましたが,どれも劇的な展開はなく,やはり少し陰鬱気味の,絵画で例えるなら素描画で,単色系.自然とか風景とかの描写も決して色鮮やかではないんです,不思議と.

色々な背景をぐっと奥に押し込んで書かれているような気がします.そして謎がすっきりと解決しないところは少しストレス.
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本日の一冊

桐生操:華麗なる宝石物語,1997.3.24.初版第1刷,東京,NHK出版

この間飲み会に参加した時,参加者のひとりの方が,腕にブレスレットを3重くらいに着けていて,それが天然石のものだったんですね.で,他の方がその石について質問されたら,意味があってその三つを(今日は)着けているのだ,と.それから「石の効用」の話になり…….

よくパワー・ストーンというので,最近土産物屋さんみたいに観光地でもショップを必ず見かけます.それぞれの石の効用も一枚もののペーパーになったりして配られていますし,ネットにも載っていますよね〜.この本の中にも赤い石,青い石など色別に短く解説がありました.わたしも石は好きですから,鉱石なんかも博物館では食いつくように見ますが,それを身につけて効用を……と考えたことはあまりなく.

飲み会で話を伺った方は,えー,長く身に付けているブレスレットなんかは確か水晶(だったと思いますが)で適宜浄化しているんだそうな.その浄化用水晶も,時々流水を使って浄化し,さらに良い睡眠がとれるようにと夜身につける石と,その時の体調等によって昼に身につける石を選んでいるとか.

……家にどのくらいあるのかちょっと見てみたい.

この本で紹介された宝石の中にも,歴史的に有名になった「呪われた宝石」というのがあったようで.……スミソニアン博物館は個人ではないから呪われないのか……? と思ったりもしましたが,それももしかしたら色んな澱みがつまって溜まってということだったのかもしれません.あとはきっと,石のせいではなく人間の欲のせいかなと思わなくもありません.

それにしても,この本の中で紹介された女性の中には「宝石は男に贈られてなんぼ」という方もいらっしゃったようですが,それはそれでいざ処分するとなったら非常にめんどくさそうなので,わたしは遠慮したいと思いました.さて,どっちが酷い女か?
本日の一冊

貝谷郁子:料理で読むミステリー,2003.1.10.第1刷,東京,日本放送出版協会

……ハーブで読めばカドフェルだって紹介されたはずなのに……(ギリギリ).

この本自体はミステリではないので,何となくただの読書日記分類.紹介されているのは海外ミステリばかりで,日本のミステリだってお料理おいしそうなものはあるのにな〜と思いつつ.レモンパイはおいしそうだよね……じゅる.自分では作らないが.

と読みながら「うん。作らない」と思いつつ.でも楽しく読めました.「お茶で読む」とかやってくれないかしら.海外ミステリには疎いので,(エラリーは食事シーンあんまないですよね)機会があれば紹介されている本を読んでみたいなと思いつつ.ミス・マープルさえ読んでないんですものね……(ポワロは何作か読んだ)
本日の一冊

藤木稟:バチカン奇跡調査官 : 千年王国のしらべ,2011.7.25.初版,東京,角川書店

読みましたよ〜,4巻.しばらくどんな風に感想書いていいのやら……と悩みましたが,2巻の感想で言った通り,

http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/170/

わたしは事件の真相が○○であっても,ロベルトが古書の匂い嗅いで悦っていれば自分も幸せです.そして予想通りロベルトが不憫で満足でした.お腹いっぱい(←オイ!).ちゃんと自分2巻の感想からカテゴリ「ミステリ」にしてないからいいんだもんね.ホラー文庫だからホラー……? というほどでもないが,平賀が心停止した時点でロベルトにとっては最高の恐怖だったでしょう.合掌.

それにしても,ハリウッドスター並みの容姿で料理が上手で,話術も人のあしらいも上手い男が,何故こんなに不憫なのか……? いやむしろそれだけ秀でているからこそ,余計にその境遇が不憫に思えるのか……? 悩ませてくれるぜ,ロベルト・ニコラス神父.あ,古書の匂いで興奮しちゃう神父は別に残念にも不憫にも思っていませんよ.むしろ羨ましい…….

あ,あと悩ませてくれるといえば,あれだけ日常生活が大変残念な平賀神父が,弟良太のおしめを換えたり,ミルクを飲ませたり……できてたのかな? 良太本当はひとりで育ったんちゃう? 自分のことではないから不器用さを発揮しなかったのか……? 謎だ.

公式サイトで歳はとらないことが決定したようなコメントが載っていましたが,それぞれ能力的な成長はするようで,ロベルトが年に二カ国語はマスターしようとしているとか.……こりゃ,日本語はとっくにマスターしていて,より効果的に平賀を感動させようと出し惜しみしているに違いない,と思った次第.

個人的に,このシリーズで一番顔出して欲しいのはローレンなんだけどな…….頼れる後方支援脇役……なんておいしいんだろう.
本日の一冊

瑞山いつき:白と黒のバイレ;踊れ、終演のカンテと共に,2010.8.1,初版,東京,角川書店

魔王は何のための魔王だったんかな……?
いや,そこはいいか.狼が可愛ければそれだけでお腹いっぱい.ゲフ.
えっと,妹のことをうっちゃっておけば,案外簡単に大団円で終わりましたね〜という感じ.何がいいって,狼が狼のまんま終わったこと.それに尽きる.

25日発売とサイトに書いてあったので,日曜日は無理かな〜と書店を覗いたら,奇跡調査官の新刊が置いてあったので即買いです.ロベルトがどんんだけ不憫か楽しみ(←なんか違う)
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