ここはゴミ箱です
本日の一冊
フランシス・コリンズ著,中村昇・中村佐知訳:ゲノムと聖書;科学者、<神>について考える,2008,10,3,初版第1刷,東京,NTT出版
原題は『The Language of God』ですので,ゲノム=神の言葉(言語)=聖書ということで,邦題がこれになったのでしょうか? まぁ,そのまま神の言葉(言語)としていたら,確かに日本人は手に取るの躊躇するでしょうけどね.でもなんて言うかな……こう,微妙に違うニュアンスを感じさせる原題なだけに,ちょっと惜しいというか…….あくまで個人的な感覚の問題なんですが.
副題にある通り,科学者が神について,というか信仰について考えて,あらゆる立場からのあらゆる批判や意見に丁寧に答えていくというもの.著者は米国国立ヒトゲノム研究所の所長を勤めていた人で,物理学,医学,人類遺伝学などの専門家.科学と信仰は対立するものではなく,また関連せずに我が道をいくものでもなく,調和することができるんだということで.自分の体験,立場から説いていくわけです.
ここでいう神は彼の選んだ神についてが主なのですが,ちゃんとどの神を選ぶのかという信仰の選択を読者に任せているので,押し付けがましいところはなかったです.C.S.ルイスの著作がたくさん引用されているので,そちらに興味が出ました.
今日の一冊としましたが,もう一冊Q.E.Dシリーズ完結を読んだのですが,明日,明日よく落ち着いてから書こうと思います.
フランシス・コリンズ著,中村昇・中村佐知訳:ゲノムと聖書;科学者、<神>について考える,2008,10,3,初版第1刷,東京,NTT出版
原題は『The Language of God』ですので,ゲノム=神の言葉(言語)=聖書ということで,邦題がこれになったのでしょうか? まぁ,そのまま神の言葉(言語)としていたら,確かに日本人は手に取るの躊躇するでしょうけどね.でもなんて言うかな……こう,微妙に違うニュアンスを感じさせる原題なだけに,ちょっと惜しいというか…….あくまで個人的な感覚の問題なんですが.
副題にある通り,科学者が神について,というか信仰について考えて,あらゆる立場からのあらゆる批判や意見に丁寧に答えていくというもの.著者は米国国立ヒトゲノム研究所の所長を勤めていた人で,物理学,医学,人類遺伝学などの専門家.科学と信仰は対立するものではなく,また関連せずに我が道をいくものでもなく,調和することができるんだということで.自分の体験,立場から説いていくわけです.
ここでいう神は彼の選んだ神についてが主なのですが,ちゃんとどの神を選ぶのかという信仰の選択を読者に任せているので,押し付けがましいところはなかったです.C.S.ルイスの著作がたくさん引用されているので,そちらに興味が出ました.
今日の一冊としましたが,もう一冊Q.E.Dシリーズ完結を読んだのですが,明日,明日よく落ち着いてから書こうと思います.
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本日の一冊
ウンベルト・エーコ,河島英昭訳:薔薇の名前;下,1990.4.25.7版,東京,東京創元社
神学論、記号論、ミステリ。まぁどれでもいいのですが,どれもみっちり詰まっているという本で,これは一度で全部ついていけというのは厳しいですね.おそらくこの方の本はどれもそうなのかもしれないですが.
でもミステリというほどミステリしていなかったです.というのも,おそらく探偵役のウィリアム修道士自身が語っている台詞のせいでしょう.そこらへんはすでに色々解説・解釈されているだろうことなので,また調べてみたいですが.ご丁寧に関連文献リストが最後にありますし.う〜ん,高いけど上下巻買っておこうかなぁ…….読み直したいと思う時が来るだろうか? 文庫化してたら悩まないんだが…….
とりあえず,映画はDVDでも借りてみてみようと思います.
ウンベルト・エーコ,河島英昭訳:薔薇の名前;下,1990.4.25.7版,東京,東京創元社
神学論、記号論、ミステリ。まぁどれでもいいのですが,どれもみっちり詰まっているという本で,これは一度で全部ついていけというのは厳しいですね.おそらくこの方の本はどれもそうなのかもしれないですが.
でもミステリというほどミステリしていなかったです.というのも,おそらく探偵役のウィリアム修道士自身が語っている台詞のせいでしょう.そこらへんはすでに色々解説・解釈されているだろうことなので,また調べてみたいですが.ご丁寧に関連文献リストが最後にありますし.う〜ん,高いけど上下巻買っておこうかなぁ…….読み直したいと思う時が来るだろうか? 文庫化してたら悩まないんだが…….
とりあえず,映画はDVDでも借りてみてみようと思います.
本日の一冊
三上延:ビブリア古書堂の事件手帖;栞子さんと奇妙な客人たち,2011.9.6,9版,東京,アスキーメディアワークス
古書堂って書いてあったので,平積みされている時から気になってはいたんですが,手を出さないでいたところ,先日こちらに来ていた母さんが暇に耐えかねて買ったらしく.向こうに帰る前に回してもらいました.
薔薇の名前下巻を読んでいる途中ではありましたが,あの論争云々の部分を一気読みは辛くて,口直しというか箸休め? さくさく読み進み,古書の蘊蓄も楽しく,良かったです.廃刊になってしまった文庫のレーベルに,それ以降訳されていない名本珍本があるということは,それを保管しているところは貴重ってことなんですよね…….分かっちゃいるけど〜.っと,つい仕事のことを考えてしまうのでした.もはや病気に近い…….
三上延:ビブリア古書堂の事件手帖;栞子さんと奇妙な客人たち,2011.9.6,9版,東京,アスキーメディアワークス
古書堂って書いてあったので,平積みされている時から気になってはいたんですが,手を出さないでいたところ,先日こちらに来ていた母さんが暇に耐えかねて買ったらしく.向こうに帰る前に回してもらいました.
薔薇の名前下巻を読んでいる途中ではありましたが,あの論争云々の部分を一気読みは辛くて,口直しというか箸休め? さくさく読み進み,古書の蘊蓄も楽しく,良かったです.廃刊になってしまった文庫のレーベルに,それ以降訳されていない名本珍本があるということは,それを保管しているところは貴重ってことなんですよね…….分かっちゃいるけど〜.っと,つい仕事のことを考えてしまうのでした.もはや病気に近い…….
本日の一冊
ウンベルト・エーコ,河島英昭訳:薔薇の名前;上,1990.4.25.8版,東京,東京創元社
1990年の1月25日初版で4月に8版ということは,かなり売れたのでしょうか.何故か私はこの本を古典作品だと思い込んでしまっていて(あまりにも有名なタイトルだったせいか),昨年新刊『バウドリーノ』が平積みされたのを見て「え? この著者生きてたの?」と失礼ながら大変動揺した覚えがあります.
新刊も読みたいけど,どうせなら一度ちゃんと『薔薇の名前』も読んでおこうと思いまして,一念発起(大袈裟).とりあえず上巻終わり.ミステリとしてはオチを知ってしまっているのでなんとも言えませんが,それにしても修道士好きのわたしをぐいぐい引き込んでくれるじゃないですか,ブラザー・ウィリアム(なんと言っても彼も島国出身だ!).そして薬草係のブラザー・セヴェリーノですね.
個人的には謎めいた修道士達の死よりも,キリストが笑ったかどうかについての論争の方が興味深かったですね.下巻ではアヴィニヨンの一行なども修道院に集まり,人物が多くなって混乱しそう.それにしても,私もこの文書館に入り込みたいものだ…….
ウンベルト・エーコ,河島英昭訳:薔薇の名前;上,1990.4.25.8版,東京,東京創元社
1990年の1月25日初版で4月に8版ということは,かなり売れたのでしょうか.何故か私はこの本を古典作品だと思い込んでしまっていて(あまりにも有名なタイトルだったせいか),昨年新刊『バウドリーノ』が平積みされたのを見て「え? この著者生きてたの?」と失礼ながら大変動揺した覚えがあります.
新刊も読みたいけど,どうせなら一度ちゃんと『薔薇の名前』も読んでおこうと思いまして,一念発起(大袈裟).とりあえず上巻終わり.ミステリとしてはオチを知ってしまっているのでなんとも言えませんが,それにしても修道士好きのわたしをぐいぐい引き込んでくれるじゃないですか,ブラザー・ウィリアム(なんと言っても彼も島国出身だ!).そして薬草係のブラザー・セヴェリーノですね.
個人的には謎めいた修道士達の死よりも,キリストが笑ったかどうかについての論争の方が興味深かったですね.下巻ではアヴィニヨンの一行なども修道院に集まり,人物が多くなって混乱しそう.それにしても,私もこの文書館に入り込みたいものだ…….
本日の二冊
クリス・ライト作,おかだよしえ訳:せかいでいちばんすてきなないしょ,2009.5.2,第1刷,東京,学習研究社
リスベート・ツヴェルガー絵,イソップ原作,吉田新一訳:イソップ12の物語,1989,東京,太平社
タイトルが素敵だなぁと思って借りた「せかいでいちばんすてきなないしょ」ですが,しろとちゃいろとくろのクマがとてもかわいいです.ちゃいろくんの暴れっぷりは,あるだろうなぁという感じでくすりとしてしまいます.見た目はくろくんが一番小さいので,普通ならくろくんが拗ねて暴れる役になりそうですが,そうではないところがいいですね.
イソップ物語は絵本がたくさんありますが,読んだのがサテュロスとにんげんのお話.同じ口から温かい息と冷たい息が出ていると思ったサテュロスが,そんなにんげんなんかと暮らせないと言って出て行ってしまう話です.この絵が秀逸だったので使わせてもらいました.
クリス・ライト作,おかだよしえ訳:せかいでいちばんすてきなないしょ,2009.5.2,第1刷,東京,学習研究社
リスベート・ツヴェルガー絵,イソップ原作,吉田新一訳:イソップ12の物語,1989,東京,太平社
タイトルが素敵だなぁと思って借りた「せかいでいちばんすてきなないしょ」ですが,しろとちゃいろとくろのクマがとてもかわいいです.ちゃいろくんの暴れっぷりは,あるだろうなぁという感じでくすりとしてしまいます.見た目はくろくんが一番小さいので,普通ならくろくんが拗ねて暴れる役になりそうですが,そうではないところがいいですね.
イソップ物語は絵本がたくさんありますが,読んだのがサテュロスとにんげんのお話.同じ口から温かい息と冷たい息が出ていると思ったサテュロスが,そんなにんげんなんかと暮らせないと言って出て行ってしまう話です.この絵が秀逸だったので使わせてもらいました.