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ここはゴミ箱です
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本日の二冊

ドン・フリーマン作,やましたはるお訳:門ばんネズミのノーマン,2008.12.25,第1刷,東京,BL出版
エレン・ブライアン・オベット文,バーバラ・マクリントック絵,福本友美子訳:12種類の氷,2013.9.25,第1刷,東京,ほるぷ出版

前者は出版日がクリスマスなんですね〜、クリスマスのプレゼントとしていい絵本かも.どちらも冬の絵本です.前者は美術館の門ばんをしているネズミのサクセス・ストーリー.自分の仕事をきちんとこなした上での,プレゼントというかおまけの幸福.そして幸福を得た後も,常にこなすべき自分の仕事に誇りを持って戻るというところ.色鉛筆の絵は淡いけれどちゃんと遠目もきくいい絵本です.

後者は借りてみたら判型が小さいんだな.でも話はとても興味深かった.寒い土地の冬の入りから春までの氷の遊び.スケートでどこまでも行くってすごいなぁ.アイスショーとても楽しそう.小さい頃はバケツの氷も厚かった気がするし,路面の凍結ももっと見ていた気がするんだけど.住んでいる土地の違いか,温暖化の影響なのか.霜柱も氷も,なんか違うんだよなぁ.
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本日の一冊

柚木麻子:本屋さんのダイアナ,2014.8.25,5刷,東京,新潮社

表紙のデザインが可愛くて。でも黒地にぽつんと佇む女の子は寂しそうというか辛そうというか,孤独そうな印象でこっちを見てくるのです.タイトルも本屋さんだったので借りてみたのですが,本屋さんより図書室とか図書館の方が前半は多いですね.

ダイアナ「大穴」と書いてそう読ませる名前.ラッキーに恵まれるようにって,思いいれは何でもせめて当て字はもっと考えようよ……と思ってしまう.そんな名前のせいでからかわれて,その上子どもの頃から金髪に染められてますますクラスの中で浮いた存在になってしまったダイアナと,それでも孤高を保っているように見える彼女に惹かれて親友となった彩子.二人の視点で交互に書かれていく物語は,彼女達の成長と共に現実の壁にどんどんとぶつかっていく.

本が好きで,本を語る友達がいて,二人はお互いにお互いのものに憧れを持っていて.そして揺れ動く成長の過程で過度な期待や理想を知らず相手に押し付けあっていたのか.

それでもこの二人は押し付けあった理想をそれぞれ少しは投げ出し,少しは吸収して,少しは取り下げつつ,互いに尊敬するところを残したまま再会できて良かったのだと思いました.女の子だなぁって思う箇所が多くて,無愛想で常に緊張気味のせいで失敗する,自意識過剰気味の働くダイアナに共感してしまった.
本日の二冊

H.ジョゼフ・ホプキンズ文,ジル・マケルマリー絵,池本佐恵子訳:木のすきなケイトさん;砂漠を緑の町にかえた ある女のひとのおはなし,2016.4.1,第2刷,東京,BL出版
レスリー・トライオン作,川端誠訳:アルバートの感謝祭,1997.10.15,第1刷,東京,BL出版

後者を読み聞かせで使用。時間的には六分半程度ですので,感謝祭の説明や裏表紙にレシピがあることを紹介しても時間内.途中ページは文がなくて絵がコマ割り的になっているので,そのページでは少し時間を置いてみましたが,相変わらずその時間の取り方がまだわからない…….文のない絵本になかなか踏み切れない要因であったりします.

時期的に後者の方がいいかと思って選びましたが,前者もなかなか高学年になってくればいいのではないかしら.早めに読んで七分すぎるくらいなので,おそらく少し速度を落としても大丈夫.サンディエゴの砂漠に,緑の公園を作ったケイト・セションズさんの実話.バルボア公園を検索しましたが,観光地として写真も多く出てきました.とても広い公園のようですね.今度また高学年の読み聞かせで使いたい本でした.
本日の一冊

岡田温司:黙示録;イメージの源泉.2014,2.20.第1刷,東京.岩波書店

待降節が始まったってのに,読んでいるのは黙示録ですかい.って,でも本文はしっかり読んでなかったりするんですよ.途中でお腹いっぱいになるから,この本の方が読みやすくてありがたかった.

聖/おあにさんを呼んでいて「ん?」と思ったのですが,ヨハネの黙示録は福音書を書いたヨハネとは別人ですよね,っていうのが本書で確認できた.ちょっと安心.よかった,私まだ呆けてない.

7へのこだわりと,入れ子構造.ここで構造がすっきりすると,本文も読めそうな気になってくる.だからと言って読むか! ってはならないけど…….終末論は確かにハリウッド好きだよね〜.疑似体験したいのか.それが人間の欲求に叶ったことなのだろうなと思ったり.岡田氏の本は図像と結びついていて,読むのが楽しい.

青白い馬に跨る騎士は,ロスト・シンボルでも出てきませんでしたかね,確か.アメリカの……ネット検索すればでて来ました.デンバー空港の青ざめた馬ですね.青……青いわ.目光るし……うわぁ.
本日の一冊

畠中恵:若様とロマン,2016.4.20,第1刷,東京,講談社

間に「明治・妖モダン」を挟んだりしているので,自分の中でキャラクターがごっちゃになっておりますが.

今回は若様たちにお見合い話が舞い込むお話.舞い込むというとちょっとなんか明るいイメージがあるのですが,どちらかというと見舞われると言った方がいいのかも? 上の方たちの「お前これ」みたいな,問答無用の辞令みたいでしたものね.最終的には本人たちと種々の事情が折り合って(お金とか)見合いが進んだり,進まなかったりなのですが.

今回のカバー絵は華やかでいいですね〜.何物件が手前にいるあたり読み終わった後で笑っちゃいますが.園山はまとまりそうでまとまらなかったけれど,ちょっと引っ張っているようなので,次巻に期待です.
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