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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

辻村七子:宝石商リチャード氏の謎鑑定;紅宝石の女王と裏切りの海,2018.6.26,第1刷,東京,集英社

シリーズ第2弾の始め.正義がスリランカへ行って,宝石商見習いを経験することになるところで終わっていた第1弾.当然第2弾はそのスリランカから始まります.リチャードの師匠でもあるシャウルが師匠となっているようだが,シャウルは留守がちの様子.リチャードに状況を報告しようかどうか迷っている正義の元に,差出人不明の旅行券が舞い込みます.

まぁ,裏で手を引いているのが誰なのか別として,リチャードの助けになるなら,とそう考えるのが当然の如く正義は旅行券に従います.リチャードからしたら,「おま、そういうところだぞ、ホント」って感じだと思いますが(言い方は別として).
家族関係は少し落ち着いたのかと思いきや…….新たな波乱の予感です.
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本日の一冊

シェイクスピア著,松岡和子訳:冬物語;シェイクスピア全集18,2014.9.15,第2刷,東京,筑摩書房

福田恆存の訳からシェイクスピアに入った私は,新潮社文庫版を集めて読んでいたので,その中にない未訳のものについては,遅れて小田島訳を入手したわけです.ちゃんと棚に小田島訳のものがあったにも関わらず,どうにも印象にない内容だったので,改めて小田島訳と,松岡さんの訳も読み直しました.

印象に薄いというか,個人的にあまり好きではない話だったんだな,というのが読み終わった印象.そしてこの印象が,劇を見て変わるのかどうか.楽しみにしながら鑑賞しました.

個人的にあまり好きではない,というのが,いきなり浮気を疑われて(物的証拠はない!!)牢屋で子供を産み,もう一人の王子はそれが心的ストレスとなって死に,そんな散々な目にあった後,反省したからってもう一度その王様の手をとれんのかい!? ……って思ってしまうんですよね.

でも冬に語る物語としての唐突さ,”時間”を飛ばした展開,不幸の後に報われるってその昔話めいた展開はとてもオーソドックスなものなんですよね.

今回の劇では,”時”はやはり人形さんでして,何が良かったって,その”時”が(劇中では芸術家)女王様を動かしたってところ.前半の王様の苦悩についてはやはり「うーん」と思ってしまうのですが,子供の役を一人の役者さんが兼任して,ボヘミア王とシチリア王両方の子供役を演じていたのも,観ている側としてはとても面白い仕掛け.まぁ,人数的に難しいという点をクリアするためだったとしても.今回は早着替えもありましたな.

話としては納得しがたいものはありましたが,劇としては色々仕掛けられるし,なかなか挑み甲斐のある話なんだなぁと思ったり.熊を熊手で表現とか(笑).さすがです.
本日の二冊

向井湘吾:お任せ! 数学屋さん2,2016.4.5,第1刷,東京,ポプラ社
向井湘吾:お任せ! 数学屋さん3,2017.11.5,第1刷,東京,ポプラ社

青春だすな〜という二冊でした.数学屋の店長代理で頑張る遥は,一途にアメリカに行ってしまった宙を想っていて,でも想うだけで立ち止まらないで,自分でも数学を理解しようと努力している.この時期の伸びって本当に凄いものだから,できるんだろうなぁ,きっかけがあれば.

なんだか,眩しいなぁと思いながら読みました.今年は本当に体調がただ下がりで,体力つけないとと思うのですが,下手に外に出ると……暑い.

本日の一冊

チャーリー・N・ホームバーグ,原島文世訳:真実の魔術師,2018.3.15,東京,早川書房

まとめ読みできてよかったなと思います.下手に引っ張ることなく,ちゃんとシオニーが実習生を終えるところで終わりました.前巻で捕まったはずの切除師が護送中に逃げ出したこと,そして魔術師になるための最終試験準備が重なって,シオニーの外側も内側もバタバタします.

うーん,最後まで紙の魔術師としてどこまでやれるか,みたいにした方が面白かったようにも思いますけどね〜.制約がとっても大きかったのか.時代設定上もちょっと素材に工夫を入れるのは難しいでしょうし…….最後の最後がとってもベタであったな,うむ.
本日の二冊

チャーリー・N・ホームバーグ,原島文世訳:紙の魔術師,2017.11.15,東京,早川書房
チャーリー・N・ホームバーグ,原島文世訳:硝子の魔術師,2018.1.15,東京,早川書房

三作がちゃんと完結しているということだったので,図書館で借りてきました.
表紙の絵も可愛かったし.魔術が専門技術とみなされているロンドンで,魔術師の養成学校を卒業して実習生となるシオニーが主人公のお話.それぞれ,契約する媒体を選んで,その「結びつきは一生」とされているという.記憶力が抜群で,”忘れられない”というシオニーは成績も良く,本人は金属の魔術師になりたかったのに,配属されたのは人気がないため後継者も少なくなってきているという紙の魔術師(見習い).

いまいち実用性という点で「?」のつく紙の魔術師として,変わり者のセイン師につくことになったシオニー.折り紙のように,折ったり切ったりして準備が色々大変そうな感じですが,使いようも実はあって…….

紙の魔術師という設定が面白いと思いました.映画にしたら見栄えがするだろうなぁって.でも下準備が必要とか,水には弱いとか,耐久性とか,争いには弱そうな感じなんですね.今なら耐水性とか,強化ダンボールとか,もうちょい可能性がありそうですが…….

私は紙の骨の執事好きです.
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