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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

太田紫織:オークブリッジ邸の笑わない貴婦人;新人メイドと秘密の写真,2015.9.1,初版,東京,新潮文庫

北海道の旭川近郊の町に19世紀英国を再現したカントリー・ハウスを建て,そこに働くメイドを募集という設定が面白そうで気にはなっていた作品でした.勝手にミステリだと思っていましたが,別にそうでもない.

これもおんみょう紅茶屋と同じで,蘊蓄として読む分には「へぇ」となって面白いですが,いくら家事全般が好きとはいえ,完全労働基準に違反した働き方に,抵抗しつつも順応していってしまう「新人メイド」は読んでいてちょっと怖いというのが正直なところ.
でもまぁ,異世界トリップしちゃえばこんな環境になっても受け入れざるを得ないような世界観になるのだからして,自主的にトリップしたと思えば労働基準なんて……っていう風に読めるのかもしれないので,そこは読み手も一緒にトリップすればいいのか?
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本日の三冊

古野まほろ:おんみょう紅茶屋らぷさん;陰陽師のいるお店で、あなただけの一杯を,2016.4.23,初版,東京,KADOKAWA
古野まほろ:おんみょう紅茶屋らぷさん;式神のいるお店で、おかわりをどうぞ,2017.1.25,初版,東京,KADOKAWA
古野まほろ:おんみょう紅茶屋らぷさん;この一杯に、すべてを,2018.2.24,初版,東京,KADOKAWA

紅茶,および陰陽道や占星術に関する薀蓄は好きだし,ぬいぐるみ型の式神は可愛い.でも主人公と陰陽師がどうにも個人的には受け付けない.というので,三冊で終わったのでなんとか読みきった感があります.うーん,ほんと,薀蓄は好きなんだよなぁ.
本日の一冊

藤木稟:バチカン奇跡調査官 ;王の中の王,2020.8.25.初版,東京,KADOKAWA

今回の舞台はオランダ.オランダもなかなかのメシマズ国なんだなぁと読んでいて思いました.
平賀は食に関してズボラなので,主にロベルトがかわいそう.というか,ロベルトは今回ローレンに試されたりしてもいるので,いつもながらかわいそうではありますが,流血沙汰とかにはなっていないので穏当な方か.

トリック(?)に関しては,もはやこのシリースは「へぇ」としか思わないのですが,ロベルトの調べて行った「王の中の王」の方が面白かったですね.オランダらしい感じで,ちゃんと表紙の絵に戻ればそれがわかるという.
本日の二冊

江本マシメサ:浅草ばけもの甘味祓い;兼業陰陽師だけれど、上司が最強の妖怪だった,2019.10.9,初版第1刷,東京,小学館
江本マシメサ:浅草ばけもの甘味祓い;兼業陰陽師だけれど、お隣に”鬼上司”が住んでいます,2020.6.10,初版第1刷,東京,小学館

甘味を使って邪気だけを祓うという術を使う兼業陰陽師.式神はゴールデン・ハムスター.兼業なので日中は会社で働いているが,夜な夜な浅草の街の隅に甘味を置いて邪気祓い.嫌な上司がいなくなり,新しい上司を迎えたけれど,それが京都からやってきた”鬼”だった.

お菓子を作って,弁当作っての描写が多いので,誰か作ってくれないかなぁと.最近こういう食関係の描写はミステリでもライトノベルでも多いから,誰か作ってくれればいいのにってそれしか考えられん.鬼上司は別に鬼だけど鬼じゃない展開で,ええい,ハムスターがヒーローになっちまえ!と最近やさぐれている思考で思ったりしました.はい.
本日の一冊

喜多喜久:化学探偵Mr.キュリー9,2020.4.25,初版,東京,中央公論新社

舞衣さんが吹っ切れたようにグイグイくるようになった感じがした一冊でした.
家の微妙な傾きが人体に悪影響を及ぼすという話は,なんかどこかで似たような話読んだことがあったようななかったような.心霊話だったかしら.

そして,偽の論文を投稿して・・・というのは現実的にアリなのか? エイプリル・フールでもあるまいしな.
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