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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

高田崇史:采女の怨霊;小余綾俊輔の不在講義,2024.8.1,東京,新潮社

文庫には版が書いてないんだよなー.久しぶりに高田氏の本を読んだように思う.以前は連続して読んでたんだけど.この蘊蓄が読みたいときと読みたくないときがあるのだよ.
ずっとタイトルを「うめね」だと思って読んでたけど、「うねめ」の間違い.あるあるや.
自分の飛び込んだ池が見たくなくて社ごと背を向けたって,すっごいつよつよエピソードだぜ.一瞬ミステリの館もので,館が回転する様を思い浮かべたけど,それ反則や.
そして草薙の剣に祟られちゃう天皇かぁ.そこは誤魔化さなかったのかと思うと,誤魔化す基準がちょっとよくわからないな.
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本日の一冊

遠藤周作:夫婦の一日,2000.3.1,東京,新潮社

「夫婦の一日」,「授賞式の夜」,「ある通夜」,「六十歳の男」,「日本の聖女」を収録.
うーん,中身は狐狸庵閑話にも出ていたような話で,それが短編小説になっているというのが四編で,最後の「日本の聖女」が書かれたのが時期的には一番早いようですが,これは遠藤氏の考えを修道士が語っているという風.短編なのですぐに読めたのはよかった.テーマとしては同じところをぐるぐるしているように思えるけど,ぬけ出せるならそもそも日本で信者はやってないってことだろう.
本日の一冊

青柳碧人:赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。2021.3.10,第8刷,東京,双葉社

第二弾と逆に読んでしまいまいたが,赤ずきんの最初の旅の理由がわかる巻だったんですね.
読み返してみると,ヘンゼルとグレーテルのあたりでもちゃんとマッチが出てくるんですわ.細かいなー.表紙もインパクトのある絵で,でもちゃんとそれぞれの物語のモチーフが埋め込まれているんですね.

シンデレラ,ヘンゼルとグレーテル,眠れる森の美女,マッチ売りの少女,そして赤ずきんがモチーフで,ヘンテコな設定ではあるけど,ちょっとダークなおとぎ話の要素もちゃんとあるミステリ.
本日の一冊

遠藤周作:沈黙の声,2017.11.25,第1刷,青志社

でも「沈黙」の方は読んでないのよ.

この本で長崎に対する遠藤周作の思いがわかった.沈黙の舞台ってだけで遠藤周作記念館を長崎に作ったわけじゃないんだなーって,旅行で訪れた後にわかった.なんせ当日遠藤周作記念館,空調壊れててちょっと暑かったから,そこまで長居はしなかったのよねー.


そして母が言っていたように,当時はカトリックの教会では「沈黙」は読むなって言われていたの,本人も知ってたんだなと.父の宗教か母の宗教かっていう話じゃないけど,単純に子どもにとって教会の十字架上のイエスというのは恐ろしいものではなかろうか.罰せられるという意識がどうしても強くなりそうな仕掛けではあると思うのですよね.
本日の二冊

篠田謙一:江戸の骨は語る;甦った宣教師シドッチのDNA,2018.4.26,第1刷,東京,岩波書店
星野秀樹写真・文:黒部の谷の小さな山小屋,2023.5.31,初版,アリス館

遠藤周作はシドッチのことも語っていたので,なんとなく気になっていたのですが,その顔が復顔されているのを知って(そもそもは親指の聖母が日本に来たのがシドッチが持ってきたため,というのを知ってそこから),調べていたら切支丹屋敷の発掘で出た骨の話が本になっていると知って借りたもの.
すごいタイミングで見つかって,分析が行われたんだなぁと感心しましたが,それにしても発掘分析に関して,シビアなお金の話と文京区への不満(笑)がにじみ出ている本だった.まぁ,研究にお金が必要で,DNA分析にいくら昔よりはお金も時間もかからなくなったとは言っても,研究費で賄うのは大変ですよね.シドッチの骨はまだつくばにあるんかしら.

黒部は行ったことないのですが,すごいところに山小屋作ったなー,というか,毎年作っているんですよね.組み立てて,片づけて.そして途中の道も整備して.そこまでして山に登る人がいるんだよなと思いつつ,景色は確かに美しい.
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