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ここはゴミ箱です
本日の二冊

谷川俊太郎作,和田誠絵:これはのみのぴこ,c1979,京都,サンリード
谷川俊太郎文,しりあがり寿絵:おそばおばけ,2009.10,東京,クレヨンハウス

積み重ねの詩は,「これはジャックのたてたいえ」と同じ形式ですが,

http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/114/

「これはのみのぴこ」の方が断然読みやすく感じました.「これはジャックのたてたいえ」は練習していても何度かつまることが多かったですが,「これはのみのぴこ」についてはつまることなく読めました.本当は「これはジャックのたてたいえ」に関しても,谷川俊太郎さん訳の方が読みやすいので,本当に声に出して読むことを考えていらっしゃる詩人さんなんだろうなぁと感心した次第.

でも「おそばおばけ」は少しシュールすぎましたかしら.
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本日の二冊

ラルフ・イーザウ,酒寄進一訳:緋色の楽譜;上,2011.10.31,初版,東京,東京創元社
ラルフ・イーザウ,酒寄進一訳:緋色の楽譜;下,2011.10.31,初版,東京,東京創元社

久しぶりにラルフ・イーザウを読みました.『暁の円卓』以来ではなかろうか.そしてたまたま『暁の円卓』と少し繋がりのあるお話でしたね.フランツ・リストの楽譜と,それに隠された共感覚者のみが知り得る暗号のを巡るある組織のお話.

はい,だから最後におっ金持ちのすっごく便利な人が出てくるのは卑怯だと思うのよ.それくらいでないとバチカンに潜り込めないってのは分かりますけど,いかにもご都合すぎる.くう,こういう歴史を絡めたサスペンス,ミステリ的な話で(金持ちと)バチカン抜きに話は進められないものなのか…….キリスト教成立以前でないと駄目なのか.

今回は主役のサラが共感覚者でとっても音楽の才能もあって,美人で,スーパーな働きを一人でやってしまうので(まぁ,『暁の円卓』もかなりの高スペックな主人公でしたが),感情移入とか全然なく,うーん,暗号辿っていく過程は面白いのですが,正直ストーリー的にはどうかなと思わなくもなかったです.あ,でも未邦訳のマカティア神父が出てくるやつは読んでみたいです.翻訳してください.
本日の一冊

ゲイル・キャリガー,川野靖子訳:アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る,2012.9.25,東京,早川書房

英国パラソル奇譚もこれで最終巻となりました。スチームパンクの定義はいまいちよく分かりませんが,何より分からなかったのがライオール教授.この人……一体どっからどこまでが計算なの…….魔性の女ならぬ魔性の男というか.若い恋人見つかってよかったですけど,昔の恋人が埃及で暗躍してたのは,”彼と死ぬためだった”なんてことはないんでしょうか? マコン卿が選んだように,教授にも選んで欲しかったとか.なんてそれは妄想ですが.

それにしても,どんだけ突拍子もない子が育つかと思ったんですが,意外と天使だったプルーデンス(「ノー!」と言われますね).お父さんお母さんしているアケルダマ卿がかわいかったです.それにしても,どうしても台詞を読むときらびやかで前衛的な恰好をしたおじいさんが脳内に浮かんでくるのですが,卿は美しい男性の姿なんですよね…….最後までじいさんで脳内変換してました.ごめん.

すでに娘が主役の続刊というか,スピンオフというか,が発売されているようですが,どうしようかな…….
本日の一冊

飯田正美著:イギリス伝説紀行;巨人、魔女、妖精たち,2005.5.20.初版,東京,松柏社

これも少しくらい竜の話があるかなと思って借りた本ですが,竜の話は残念ながらありませんでした.それでも伝説の地を訪ねてイギリスの各地を巡るお話はとても楽しく,こんな旅行してみたいなぁと思いました.

それぞれイギリスの自然と深く関わる伝説達でしたが,私は副題になっていない,童謡マザーグースとの関連で巡る話が一番興味深かったです.こういう旅行ってコアだけど面白そうです.でも初心者には難しそうだなと思ったのが,交通手段があんまりよくなさそうなところ.だいたいタクシーで回ってしまう記述を見て,お金を心配してしまう小市民でした.
本日の一冊

丸山顕徳,竹原威滋編著:世界の龍の話;世界民間文芸叢書別館,1998.1.20.初版,東京,三弥井書店

聖魔の竜騎士と修道士のお話を書いているのですが,あの二人は会話の大体が飛竜のことなので,飛竜のことを書かなくては話が進みません.で,竜のことをもっと知りたいと思いまして.

まぁ,この場合の竜はゲーム画面で見るにドラゴン系(四つ足で翼がある)なんですよね.この龍の話は当然東洋の龍,そしてワーム系(蛇に似たの)も混じっているというか……元々あんまり区別されていなかったりするわけです.

西洋におけるドラゴン,ワームは悪者で,毒を吐いたり,家畜を襲ったりして英雄やそれに代わる人物(聖人とか)に退治されてしまうパターンが多くて,東洋ほど水神の性質は強くないようでした.それにしても,牛や犬に倒されてしまうって……本当はあまり強くないのでは? と思ったりもしました.

テメレアを読んでいたから,分かってはいるのですが肉食なんですよね.羊とか時に人を食べたりしているんですよね.う〜ん,FEシリーズの竜は善竜もいるわけなので,世界観は少しこれらの昔話や伝承とは違うんでしょうが,飛竜は肉食ですよね.……口から血が出てたりしたら,修道士がぶっ倒れそうです.
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