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ここはゴミ箱です
本日の一冊

ジョン・L・ブーリン他,日暮雅通訳:シャーロック・ホームズベイカー街の幽霊,2006.8.22,第1刷,東京,原書房

お正月にシャーロックのシーズン2を見まして,多分自分原作はまともに読んだことがあるようなないようなで,もしかしたら児童向けのを読んでいるかな程度なのですが,あの指の長いシャーロックいいなぁと.

それで原作読み直そうかという方向にいかないのが捻くれている証拠なのか.一番近い公民館図書室にこれしかなかったからなのか,ハスティーシュを読み出すという…….コナン・ドイルが心霊学に傾倒したり,妖精を肯定したりしても,ホームズは一応「幽霊なんて」というスタンスを貫いたらしいですね.

短編集ですが,違う作家がそれぞれのやり方で幽霊とホームズを扱っています.
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本日の一冊

ナオミ・ノヴィク,那波かおり訳:テメレア戦記5;鷲の勝利,2013.12.20,初版第1刷,東京,ヴィレッジブックス

さて,今回は無事に発行日を逃すことなく.とはいえ,書店に見当たらなかったので姉にネットで注文してもらい,正月に先に母が読み,その後を持ち帰ってきました.

氷と炎の歌と違って,原作がちゃんと先も出ているというので,翻訳待ちなだけ.これってすごく安心して読める要素です.前回アフリカ回りでイギリスに帰還したテメレア達ですが,フランス軍のドラゴン達を救うべく薬となるキノコを渡したがために,イギリス本国では反逆者扱いに.ローレンスとテメレアは引き離されて,テメレアは繁殖場行きに.

あとがきにもありましたが今作からテメレアの視線での語りが多くなりました.ローレンスが身動きとれないということもありましたが,次作への伏線なのかも.相変わらずおいしいところを持っていくサルカイさんは,ローレンスの堅苦しい性格をおそらく気に入っているんでしょうね.でも助けるべきでないところは手を引くし,すごく冷静に見てはいるんだけど.そしてグランビーはもうすべて諦めて最後まで船に乗っているといいと思うよ.
イギリス本土にナポレオンが上陸してロンドンを占領するという史実とは異なる流れがありましたが,イギリスもそう大きくはない国土ですから,出てくるドラゴンの食料確保だけでも人々はヒーヒー言って当然で,むしろそんなに餌を確保できるのか……? と途中で恐ろしくなりました.ゴン・スーがいかに大切なキャラクターか!!

次作新天地で,もっと大変なことになるんだろうなローレンスは(と勝手に予想).

本日の一冊

小嶋菜温子著:かぐや姫幻想;皇権と禁忌,1995.11.20,初版第1刷,東京,森話社

かぐや姫のお話は,小さい頃読んだ絵本みたいな小さな本だと,多分最後の富士山の下りなんて端折られていたように思います.

って,いきなり始めてなんですが,明けましておめでとうございます.今年は午年ですね.
年末にゾイドのブルーレイを最後まで見終わりまして,ウルトラザウルスに乗っている兄さんは出番が多めで嬉しかったです.馬型ゾイドっていないんだなぁって.無理やり干支と繋げてみたりして.

かぐや姫の話に戻りますが,富士山の下りって何となく付け足しみたいな不自然な印象を持っていたのです.
富士山には木花開耶姫という神がいるし,彼女は不死ととても関わりの深い(姉を選べば不死になり,妹の木花開耶姫を選べば不死にはなれない)ので,何となく,富士山で不死の薬を焼く帝は,”不死を選ばない”という点ですごく似通った道を通っていると思います.

この本では,前に読んだ『竹取物語と中将姫伝説』ほど,彼女が最初に天界で犯した”罪”については深く解かれていなかったように思います.でも,かぐや姫が残した衣や不死の薬について,月を”忌む”地上に残った翁や帝が,いわば彼女を思い出すための縁とするべきものをあまり重視せずにやせ衰えたり,薬を焼いてしまうというのは納得できたように思いました.うーん,こうして読んでいくととても不思議な物語なんですよね~.月からもらった落とし子を最初から”忌む”ことなく育てて,月へ還った後(死んだ後)には忌避するような.そして罪を償うために,”穢れ”た地上へ落とされるって変じゃないか? と.余計”穢れ”ちゃったりしないわけ? それと彼女にとって何が”贖罪”になったのかっていうことも.

さて,新年明けましてなんですが,サイトの更新日が去年の1月で止まっててビックリしました.ピクシブの方で遊んでいたので書いていないわけではないのですが…….100のお題くらい少しずつ進めたいというのが今年の目標でしょうか.

そんなこんなで本年もよろしくお願いいたします.
本日の一冊

梅澤恵美子著:竹取物語と中将姫伝説,1998.8.15,第1版第1刷,東京,三一書房

ジブリで取り上げられるという話を聞いたので,映画を観に行く気にはなれないけれど,物語の基本を確認しておくくらいはするかということで.それなら物語そのものを借りろよって感じですが,そこはほら……ね.

かぐや姫は鬼だったと言われても,QEDシリーズで散々そういうのはやってるので今更驚きはしないのですが,それよりも小学生の時に習った竹取物語は作者不明だったように思うのに,紀貫之が作者とする説が有名なのだという部分で驚きました.う〜ん,とりあえず小学生の甥が使っている歴史の教科書を見たくなった気分.

「求婚者を無理難題で追い返す」というかぐや姫.そういえば結婚したくない理由ってあんまり明確でなかったように思いますね.いずれは月に帰る身だからというのも理由なんでしょうが,中将姫伝説からすると,もっと厭世観が強かったんですね.
本日の一冊

O.ヘンリ [著] ,大久保康雄訳:O.ヘンリ短編集;(二),1986.11.15,36刷,東京,新潮社

「賢者の贈りもの」がもしかしたら絵本では多少省略されている部分があるのかも? と思って文庫版を借りましたがあんまり変わりありませんでした.

アメリカの作家さんだなぁという雰囲気を感じる短編集ですね.「賢者の贈りもの」目当てなので1巻3巻は飛ばして2巻だけ読んでおりますが,時折落ちで「?」となるものもありました.多分歴史風土のバックグラウンドがないと分からないオチがあったのではないかと想像します.

最後の「運命の道」は,いずれかに救いがあるのではと思って読んだ(ネタばれかしらこれ)のにどれも「……ああ、うん」という展開だったのである意味びっくりでしたよ.どの道を選んでも××な展開とは,お主……Sだな?
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