ここはゴミ箱です
本日の二冊
ジョン・P・コッター,ホルガー・ラスゲバー,藤原和博訳,野村辰寿絵:カモメになったペンギン,2009.8.26,第6刷,東京,ダイヤモンド社
若森栄樹:裏切りの哲学;シリーズ道徳の系譜,1997.6.25,初版,東京,河出書房新社
いや,カモメになってねーし.という突っ込みは置いておいて.原題は「氷山が溶けちゃうよ」みたいな題だったようですが,そのままでも良かったのでは……? 戦隊ものじゃないけど,5人っていうのは最小チームとしてバランスのよいものなんですかね.集める人にもよるんでしょうが,5人いれば全体として偏りが少なくなるというか.
そろそろ12月も後半に入ったので,自分的今年のヒット食品.「豆乳仕立てのおいしいプリン」.よかったです.抹茶の時期が短くて悲しかったけど,普通のもおいしいです.
ジョン・P・コッター,ホルガー・ラスゲバー,藤原和博訳,野村辰寿絵:カモメになったペンギン,2009.8.26,第6刷,東京,ダイヤモンド社
若森栄樹:裏切りの哲学;シリーズ道徳の系譜,1997.6.25,初版,東京,河出書房新社
いや,カモメになってねーし.という突っ込みは置いておいて.原題は「氷山が溶けちゃうよ」みたいな題だったようですが,そのままでも良かったのでは……? 戦隊ものじゃないけど,5人っていうのは最小チームとしてバランスのよいものなんですかね.集める人にもよるんでしょうが,5人いれば全体として偏りが少なくなるというか.
そろそろ12月も後半に入ったので,自分的今年のヒット食品.「豆乳仕立てのおいしいプリン」.よかったです.抹茶の時期が短くて悲しかったけど,普通のもおいしいです.
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本日の一冊
小長谷正明:医学探偵の歴史事件簿,2014.2.20,第1刷,東京,岩波書店
さて,本の感想ではなく先日行った「ヴェローナの二紳士」のミュージカルについて.その前に「ティムバートンの世界」も観に行きましたよ.作品や展示を見るにつけ,「ああ、この人は青い肌の女性が大好きなんだな」と思わずにはいられません.理想はサリーなんだと思う.そしてティムはMっ気があるんだとも思う.風の強い日でしたので,六本木のビル風も凄かった!
「ヴェローナの二紳士」は事前に電子書籍で原作を読み直しておきましたが,読まなくても大丈夫でしたね.前半の舞台はセットの中のシェイクスピアの顔が「見守ってます」感があってすごく笑えました.ジュリアの乳母,そしてスピードとラーンスのお付き二人の存在が原作よりも若め(に思えたの)で,原作通りよりもとっつきやすくて良いのかもなと思いました.現代向けというか,乳母とか道化の存在に馴染みの無い現代人にはいいのかも.
天使とマッスルの存在にちょっと戸惑いましたが,そのおかげかシューリオが原作よりも可愛く思えましたね(笑).結構お客さんいじってましたし,舞台装置大掛かりだし,ホーンセクションがよく見えるし,楽しい舞台でした.ブラザートムさんの大公がとっても素敵! シェイクスピアとしては……うん,どうだろう.シルヴィアとヴァレンタインの関係がちょっとなと思う気もしましたが.うん,でも今年中にちゃんとシェイクスピア関係で観劇できましたし,よかったです!
小長谷正明:医学探偵の歴史事件簿,2014.2.20,第1刷,東京,岩波書店
さて,本の感想ではなく先日行った「ヴェローナの二紳士」のミュージカルについて.その前に「ティムバートンの世界」も観に行きましたよ.作品や展示を見るにつけ,「ああ、この人は青い肌の女性が大好きなんだな」と思わずにはいられません.理想はサリーなんだと思う.そしてティムはMっ気があるんだとも思う.風の強い日でしたので,六本木のビル風も凄かった!
「ヴェローナの二紳士」は事前に電子書籍で原作を読み直しておきましたが,読まなくても大丈夫でしたね.前半の舞台はセットの中のシェイクスピアの顔が「見守ってます」感があってすごく笑えました.ジュリアの乳母,そしてスピードとラーンスのお付き二人の存在が原作よりも若め(に思えたの)で,原作通りよりもとっつきやすくて良いのかもなと思いました.現代向けというか,乳母とか道化の存在に馴染みの無い現代人にはいいのかも.
天使とマッスルの存在にちょっと戸惑いましたが,そのおかげかシューリオが原作よりも可愛く思えましたね(笑).結構お客さんいじってましたし,舞台装置大掛かりだし,ホーンセクションがよく見えるし,楽しい舞台でした.ブラザートムさんの大公がとっても素敵! シェイクスピアとしては……うん,どうだろう.シルヴィアとヴァレンタインの関係がちょっとなと思う気もしましたが.うん,でも今年中にちゃんとシェイクスピア関係で観劇できましたし,よかったです!
本日の一冊
桐生操:華麗なる宝石物語,1997.3.24,初版第1刷,東京,NTT出版株式会社
さ,寒くなったなー.キーボード叩く手がかじかむ今日この頃.
本書の著者紹介で桐生操が,二人組の作家だということを初めて知りました.たまにいるけど,こういう二人組の作家さん達はどうやってひとつの作品を作り上げているのだろうか……?
宝石の本ということで,口絵と中にカラー写真がありましたが,もっと多かったらいいのになーと思ってしまうのは,写真だけでもうっとりしちゃうからかな.スミソニアンのホープダイヤもカラーがよかったと思うけど,今はネットで検索すればカラー写真も出てくるのでした.SSの中に使ったけど,この”呪われた”ダイヤもスミソニアンに落ち着いたら博物館を”呪う”わけにはいかなかったのかななんて思ったり.
それにしても,美しい宝石をコレクションしたくなることはわかるけど,身に着けるよりも眺めている方がいいなと思うのは,持っていないからでしょうか.持ち始めたら欲が出るのかも.
年内にシェイクスピアをもうひとつ……と思っていたので,「ヴェローナの二紳士」のチケットを取りました! 原作読んだのがいつだったか……? という感じだったので,電子書籍で読み直した次第.プローデュースにイラッとする話ですが,劇で見ればまた印象が違うかも.ミュージカルだし.楽しみ!
桐生操:華麗なる宝石物語,1997.3.24,初版第1刷,東京,NTT出版株式会社
さ,寒くなったなー.キーボード叩く手がかじかむ今日この頃.
本書の著者紹介で桐生操が,二人組の作家だということを初めて知りました.たまにいるけど,こういう二人組の作家さん達はどうやってひとつの作品を作り上げているのだろうか……?
宝石の本ということで,口絵と中にカラー写真がありましたが,もっと多かったらいいのになーと思ってしまうのは,写真だけでもうっとりしちゃうからかな.スミソニアンのホープダイヤもカラーがよかったと思うけど,今はネットで検索すればカラー写真も出てくるのでした.SSの中に使ったけど,この”呪われた”ダイヤもスミソニアンに落ち着いたら博物館を”呪う”わけにはいかなかったのかななんて思ったり.
それにしても,美しい宝石をコレクションしたくなることはわかるけど,身に着けるよりも眺めている方がいいなと思うのは,持っていないからでしょうか.持ち始めたら欲が出るのかも.
年内にシェイクスピアをもうひとつ……と思っていたので,「ヴェローナの二紳士」のチケットを取りました! 原作読んだのがいつだったか……? という感じだったので,電子書籍で読み直した次第.プローデュースにイラッとする話ですが,劇で見ればまた印象が違うかも.ミュージカルだし.楽しみ!
本日の一冊
岡田温司:デスマスク,2011.11.18,第1刷,東京,岩波書店
某黄金の蟹さんではありません.著者名を見て知った名前だなと思ったのは過去にもこの方の著書を読んでいたからでした.http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/17/
今回は死の顔を残すデスマスクについてのお話.図版も入っていますので,苦手な方は注意.というか,苦手ならタイトルで読まないか……失礼.冒頭から,確かになぁと納得したのが,自分の死に顔なんて自分では見れないので,じゃあ何で残すのかってそれは自分のためじゃなくて(死後の名声とか関係あるならまだしも),生きている側のためというか,生きている側の都合なんだなぁと.
聖と俗,生と死,綺麗と醜いは相反するようでいてとても近くて,魅かれるし嫌悪されるし.デスマスクという形は死の聖性を表しているようでもあるし,逆に本来それの元となった肉体は腐敗していくから,生きるということの俗っぽさというか,聖になりきれない部分を表しているようです.死んだ側にとっては,自分から切り取られた”死に顔”が一人歩きするのはなんだか恐ろしいけれど,生きている側にとっては”生きていれば絶対に踏み込めない境地”として神聖視してしまいたくなるのでしょうか.
最後の「名もなきセーヌの娘」は面白かった.水死体なら,すぐに引き上げられない限りこんな綺麗な顔では取れないのではないかと思いますが,ライフマスク説もあるようですね.オフィーリア・コンプレックスという言葉も出来てしまうくらい,水と女の関係は西洋も東洋も変わらないのかと思った次第.
セーヌ川の身元不明少女はウィキにも出ています.
昨日「パンズラビリンス」を借りて観ました.あの造形のグロテスクさと妖精の国の美しさは何となく今回読んだデスマスクに通じるものがあるような気がしました.チョークで扉作ったりってところはこの間の「ホームズ探偵団と秘密のサーカス」と同じなのに,少女の死に顔から始まったり,パンが怖かったり,それより「その目玉は手に入れんのかよ!」ってきもかったり,とってもダークなお話でした.
岡田温司:デスマスク,2011.11.18,第1刷,東京,岩波書店
某黄金の蟹さんではありません.著者名を見て知った名前だなと思ったのは過去にもこの方の著書を読んでいたからでした.http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/17/
今回は死の顔を残すデスマスクについてのお話.図版も入っていますので,苦手な方は注意.というか,苦手ならタイトルで読まないか……失礼.冒頭から,確かになぁと納得したのが,自分の死に顔なんて自分では見れないので,じゃあ何で残すのかってそれは自分のためじゃなくて(死後の名声とか関係あるならまだしも),生きている側のためというか,生きている側の都合なんだなぁと.
聖と俗,生と死,綺麗と醜いは相反するようでいてとても近くて,魅かれるし嫌悪されるし.デスマスクという形は死の聖性を表しているようでもあるし,逆に本来それの元となった肉体は腐敗していくから,生きるということの俗っぽさというか,聖になりきれない部分を表しているようです.死んだ側にとっては,自分から切り取られた”死に顔”が一人歩きするのはなんだか恐ろしいけれど,生きている側にとっては”生きていれば絶対に踏み込めない境地”として神聖視してしまいたくなるのでしょうか.
最後の「名もなきセーヌの娘」は面白かった.水死体なら,すぐに引き上げられない限りこんな綺麗な顔では取れないのではないかと思いますが,ライフマスク説もあるようですね.オフィーリア・コンプレックスという言葉も出来てしまうくらい,水と女の関係は西洋も東洋も変わらないのかと思った次第.
セーヌ川の身元不明少女はウィキにも出ています.
昨日「パンズラビリンス」を借りて観ました.あの造形のグロテスクさと妖精の国の美しさは何となく今回読んだデスマスクに通じるものがあるような気がしました.チョークで扉作ったりってところはこの間の「ホームズ探偵団と秘密のサーカス」と同じなのに,少女の死に顔から始まったり,パンが怖かったり,それより「その目玉は手に入れんのかよ!」ってきもかったり,とってもダークなお話でした.
本日の一冊
有栖川有栖:怪しい店,2014.10.31,初版,東京,KADOKAWA
「古物の魔」、「燈火堂の奇禍」、「ショーウィンドウを砕く」、「潮騒理髪店」、「怪しい店」収録.
出版されていることに気づかず,書店で平積みになっていてしかもぱっと見表紙では分からず,帯に「火村英生シリーズ最新作」と書かれていてようやく気づいたという.帯に感謝.しかし「最強バディ」の文字には笑います.え? コント的な? と突っ込みたくなるくらい二人の掛け合いは舌好調でした,はい.
今回も装丁いいですね.暗い宿と同じ方らしいですが,タイトルも何だか似通っているし.欲を言えば,禍々しさが足りないというべきか.それは中も同じなんですが.
有栖川有栖:怪しい店,2014.10.31,初版,東京,KADOKAWA
「古物の魔」、「燈火堂の奇禍」、「ショーウィンドウを砕く」、「潮騒理髪店」、「怪しい店」収録.
出版されていることに気づかず,書店で平積みになっていてしかもぱっと見表紙では分からず,帯に「火村英生シリーズ最新作」と書かれていてようやく気づいたという.帯に感謝.しかし「最強バディ」の文字には笑います.え? コント的な? と突っ込みたくなるくらい二人の掛け合いは舌好調でした,はい.
今回も装丁いいですね.暗い宿と同じ方らしいですが,タイトルも何だか似通っているし.欲を言えば,禍々しさが足りないというべきか.それは中も同じなんですが.