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ここはゴミ箱です
本日の二冊

ジョー・ウォルトン,茂木健訳:図書室の魔法;上,2014.4.30,初版,東京,東京創元社
ジョー・ウォルトン,茂木健訳:図書室の魔法;下,2014.4.30,初版,東京,東京創元社

これも『ずっとお城で暮らしてる』同様に,鞄図書館の中で紹介されていた本.読書好きの女の子が……っていうやつ.日本語タイトルが『図書室の魔法』なのは,読み終わってみるとちょっとそぐわないのではと思いましたが,実在の本がたくさん出てくる話として,主人公の日記の形をとったのはとても違和感なくて良かったと思いました.

しかし上巻の前半分くらいまでは,読むのが億劫になる展開の遅さ.寄宿学校ものとして,そこで話が膨らむなら良かったのかもしれませんが,本領発揮は学校の図書室ではなくて,公共図書館で行われる読書クラブに参加するようになってから.
十五歳の少女の頃の気持ちなんて,もう覚えてはいないのですが.日本でいうところのちょっとした中二病っぽい感じが,まぁ嘘なのか本当なのかは置いておいて,とてもむずがゆく感じられたところがありますね.SFには詳しくないので,出てくる本では『ホビットの冒険』、『指輪物語』、『ゲド戦記』、『さいごの戦い』、『テンペスト』と、メジャーどころしか分かりませんでした.結局母親との確執もあんまりはっきりとよくわからなかったし.
 ただ,本を読んで読んで読むだけじゃなくて,語る場所を得てっていうことが成長に繋がるというか,安定を得られるっていうか.そういうこともあるんだろうなーって,萌語りと同じようなもんかなーって.こんな感想怒られそうだな.

それにしても,カドフェルシリーズを読んでいるせいで,妙にウェールズの土地と人に親近感を覚えてしまう.シュルーズベリーも出てきましたな.
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