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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

リンダ・キルト著,ミヒャエル・ゾーヴァ絵,二宮千寿子訳:怖るべき天才児,2006.11.5,三修社,東京

「幼な子の口から」,「回想録」,「ふつうすぎたノーム」,「狡猾な赤ん坊」,「蒸発」,「眠り姫」,「存在の限りない軽さ」の短編7編.奇妙でちょっと恐ろしいお話をそろえて,それに相応しいゾーヴァの絵を添えた本.カエル嫌いの人には耐えられないだろうな,という設定が「幼な子の口から」ですが,想像したらカエル好きだって口の中からは出したくないに違いない.

ちなみに個人的に一番怖かったのは,表紙で目をまんまるにしてこちらを見ている双子の絵.ほんとにまんまるで,目が飛び出しそうだし同じ顔がふたつ並んでるし.夢に出そうでした.

決して読んですっきりするという本ではなく,奇妙な設定に関心はするけれど読んだその後味の悪さと言ったらない.そう言う意味では印象的な本ですね.身の毛もよだつっていうホラーじゃあないんだけど.なんて言うのかな.不気味? 「狡猾な赤ん坊」で母親が娘のAに抱いた感情に似ているのかな.自分とは違うものに対する畏怖というよりも嫌悪感,みたいな.
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