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ここはゴミ箱です
本日の一冊

柏葉幸子作,山本容子絵:つづきの図書館,2010.1.14,第1刷,東京,講談社

タイトルに図書館がついていたので.そして「つづきの」ってことは物語の続きのことか? と興味を持って借りました.物語は物語でも,お話のつづきではなくて,”本を借りた(お話を読んだ)”人のその後みたいな感じですね.

主人公の山神桃さんは四十すぎの女性で,勤めていた会社が倒産して職なしの状態に.そこに生まれ故郷でもある四方山市に残っていたおばの調子が悪いから会いにきて欲しいと役場の人から連絡があり,とりあえず帰ることに.なんやかんやで図書館の分館に勤め始めた桃さんは,図書館の二階で「はだかの王様」に出会う.王様はかつての読者「青田早苗ちゃんの物語のつづき」が知りたいと言って,桃さんにレファレンスを頼むのだ.

物語の王様の頼みだから,貸出者情報なんか検索するんでしょうが,実際は難しいわなぁ.なんて,思いつつ,でも物語だからこそ”めでたしめでたし”とか”どっとはらい”で終わるんでしょうが,実際の人の物語は続きがあるわけで.でも本には残らない人が大多数なんですよね.それを”知りたい”っていうレファレンスは面白いなぁと思います.

桃さんの年齢が高めなので,児童書なのかどうなのか少し悩みましたが,作者は『霧のむこうのふしぎな町』の方ですね.
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