忍者ブログ
ここはゴミ箱です
本日の一冊

石井美樹子著:ルネサンスの女王エリザベス;肖像画と権力,2001.6.10,第1刷,東京,朝日新聞社

前回読んだシェイクスピアの繋がりでエリザベス女王に関する本を読んでみました.映画のエリザベスもありましたね〜,観てみたくなったな.借りてみようかな.

男性主権の時代に,女王として男達の上に立った女性エリザベスは,王として,女性として威厳を持ち,美しく,厳しさと優しさを兼ね備えた神格性を帯びた存在としてしてのイメージ戦略を行っていた,という風に読みました.今では老女王であっても美しさや気品を持って歓迎されると思いますが,当時はそうもいかない.男性を差し置いて(というのも嫌な言い方かな)王になるのだから,所々で女王自身が”か弱い女の身で”とわざわざつけたという話を知り,そう言いながら本人はどんな気持ちだったのかしらと思いました.

ある時代から肖像画の中での女王は年を取らなくなったそうですが,テレビ報道なんかがない時代ですし,写真もないとなれば,国民は嘘か真か……って感じで信じたい方(いつまでも若々しい女王)を信じれば良かったでしょう.

それにしても,才のある女性,しかも最高位の身分の女性が他の女性のために地位の向上というのを考えなかったのは,そうすると”絶対的に最高の女性”という地位が揺らぐと考えたからなのでしょうか.うーん.
PR
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL
URL
COMMENT
PASS
カレンダー :
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
フリーエリア :
最新コメント :
最新トラックバック :
プロフィール :
HN:
青褐
HP:
性別:
非公開
バーコード :
ブログ内検索 :
忍者ブログ [PR]
"青褐" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.