ここはゴミ箱です
本日の一冊
前田朗:軍隊のない国家,2008.4.25,日本評論社,東京
そもそもなにをもって”軍隊”と定義するかは明確に定められていなくて,だから挙げられた27の国々が”軍隊のない”国家であるかどうかは人によって意見が異なるだろうとは著者も認めているところであります.日本でいうと自衛隊は結局軍隊なのではないか,と考えるかどうかというところでしょうか.本書はとりあえず著者がラインを引いた”軍隊のない”国家を実際に(駆け足で)回ってまとめた本のようです.
紹介されている国々は様々な状況で軍を持つことをしなくなったわけですが,軍人がいないかというとそうでもなくて,NATOへ自国民が兵役に出ている部分もあるし,結局は護衛のためということで外国からの軍を受け入れたりもしているわけです.
他の国が武装している中で自国だけが非武装を選ぶというのは相当な勇気で,個人でいうと目の前にナイフを持った人間が立っているのに,自分は武器なんか何もなくて丸裸で立っているようなものではないでしょうか.しかし本書で言っているように”武装していれば自衛できる”というのは間違いで,自分も相手も”そもそも武器を持っていなければ”(直接には)”武力行使はできない”わけで,それを選んだのが27の国々なのかな,と.
相手に武器を捨てさせたければ自分が先に捨てろって,なんだか飢えた虎に身を捧げちゃうような話でしょうか.でも一個ずつでもいいから世界中の国々がそうして武器を捨てていければしまいにはなくなるわけで,いきなり丸裸になるのが嫌なら一枚ずつ……かえって羞恥心が強くなるような例えだなこれ,失敗.
あ,ちなみに27の国の中ではとっても現実的に,「軍備に金かけるなら、もっと他のところに使って豊かになるぜ」という心意気のところもあるようです.そうだよね,この不景気もっと別のところに金を回して,人を救ってみたらどうだろうか.
前田朗:軍隊のない国家,2008.4.25,日本評論社,東京
そもそもなにをもって”軍隊”と定義するかは明確に定められていなくて,だから挙げられた27の国々が”軍隊のない”国家であるかどうかは人によって意見が異なるだろうとは著者も認めているところであります.日本でいうと自衛隊は結局軍隊なのではないか,と考えるかどうかというところでしょうか.本書はとりあえず著者がラインを引いた”軍隊のない”国家を実際に(駆け足で)回ってまとめた本のようです.
紹介されている国々は様々な状況で軍を持つことをしなくなったわけですが,軍人がいないかというとそうでもなくて,NATOへ自国民が兵役に出ている部分もあるし,結局は護衛のためということで外国からの軍を受け入れたりもしているわけです.
他の国が武装している中で自国だけが非武装を選ぶというのは相当な勇気で,個人でいうと目の前にナイフを持った人間が立っているのに,自分は武器なんか何もなくて丸裸で立っているようなものではないでしょうか.しかし本書で言っているように”武装していれば自衛できる”というのは間違いで,自分も相手も”そもそも武器を持っていなければ”(直接には)”武力行使はできない”わけで,それを選んだのが27の国々なのかな,と.
相手に武器を捨てさせたければ自分が先に捨てろって,なんだか飢えた虎に身を捧げちゃうような話でしょうか.でも一個ずつでもいいから世界中の国々がそうして武器を捨てていければしまいにはなくなるわけで,いきなり丸裸になるのが嫌なら一枚ずつ……かえって羞恥心が強くなるような例えだなこれ,失敗.
あ,ちなみに27の国の中ではとっても現実的に,「軍備に金かけるなら、もっと他のところに使って豊かになるぜ」という心意気のところもあるようです.そうだよね,この不景気もっと別のところに金を回して,人を救ってみたらどうだろうか.
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