相馬泰三:休み日の算用数字.日本児童文学全集第五巻童話篇5,1953,12.20.東京.河出書房
前回に引き続き,数字の話.そして日記というよりは人の記憶違いは恐ろしいねっていう話なんですが,この「休み日の算用数字」を私は小学生か中学生の頃に読んでいて,とても気に入っていました.しかし図書館で借りて読んだだけのものだったので,題名を記憶しておりませんでした.
先日ふと思い出して,そういえば好きな話だったなぁ,なんていう話だったっけ.と思い出そうとしてみるも,思い出せません.とにかく数字が主人公であることは覚えていて,その中でも0が一等好きだったのです.私が思い出せたことといったら,「ベンチに数字が座っているシーンがあって,皆が詰めると数字が1と0だけになってしまうラスト」そして「作者は確か外国の有名な児童作家だったような気がする」さらに「短編集の中の一編だった(つまり短い話だった)」.
そんな情報では探せません,普通.でも気になって仕方がないので探してみました.とりあえず最初にグリム童話とか,アンデルセン童話とかをあたってみたのですが,よく考えてみれば服を着た数字が出てくる話はそれらとまったく毛色が違うではないですか.「ははぁん? 有名な外国人作家というはたぶん自分の思い違いだ」と思いまして,国会図書館の児童書総合目録(あらすじで検索ができる)で”数字”とか”数”とか入れてみるも引っかからない.短編の中のものまであらすじに載せているわけないな,ということで,最後の手段,ひたすらあたる作戦に出たわけです.
都立図書館の検索では短編の名前を入れているものが多いので,”童話”と”数字”とかで探し出したわけです.でも出てこない.もっと年齢が高かったのかも? ということで”児童”と”数字”でヒット!
んで,出てきたのが↑なんですが,「……思いっきり日本人やん」.でも話は確かに昔好きだった話なんです.「ベンチに数字が座る」シーンは確かにあるし(ラストじゃあなかった),「皆が詰めると」数字が減るシーンも確かにあった(残ったのは1と0じゃあなかったけど).ははっ! 良かった,仕事で探すようなものじゃあなくて.結果一覧見て「あ、これかも!」と思えたのは,探しているのが自分だったからです.
このお話,結構古い作品ですが私は好きです.今でも小学五年生用の童話集に載っているようですね.私が見つけた全集は絵も可愛かったです.絵本になってくれないかなぁ,これだけ.
ちなみにこれ以降はオタクなお話
あぁ……でも彼氏にするなら乾がいいかなぁ.手塚や不二よりはちゃんとこっちの人っぽくて.二人は壁の後からこっそり見ていたいタイプ.一箇所どうしても気になったけど,ランキング戦の前に顔洗ってた乾の正面に立ってた手塚って,乾の素顔見えてたよね……?