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本日の読書

A.ラマチャンドランさく,田島伸二やく:10にんのきこり,2007.10.10,東京,講談社,

本日は朝読みの日です.5年生対象ということで,今回の自分的テーマは「数」.自分の家に昔からあった数の本は,安野光雅氏の「かぞえてみよう」なんですが,これは大勢に読み聞かせるにはちょっと…….文がないのは構わないですが,絵が綺麗で緻密なので,できれば近くでじっくり見たいタイプの本です.安野氏の本はそういう雰囲気の本が多いかなぁ.好きなんですけどね.

かといって

ジャン=リュック・フロマンタル文,ジョルジュ・ジョリヴェ絵,石津ちひろ訳:365まいにちペンギン,2006.12.25,東京,ブロンズ新社

ほど計算が必要な本は嫌だし……ということで選んだのが「10にんのきこり」と

ミジ・ケリー文,ラッセル・エイト絵,まえざわあきえ訳:サムさんと10ぴきのひつじ,2008.3.10,朔北社

でした.「10にんのきこり」はきこりが一番目,二番目と増えていく代わりに10本の木が次々と切り倒されて減っていくというもの.のこりは? と数を答える構成になっているので,読んでいる途中で「皆答えて~」みたいにふってみました.ちゃんと答えてくれましたよ(無理やり!).
8までほぼ同じ文が続くので,途中で集中切れちゃうかなと思いましたし,実際切れている子もいたのかなと感じました.読み手としては単調なままいくのか,それぞれ変化をつけて読むのか悩むような文ですね.ちなみにこの話,最後は木の陰に隠れていたトラにきこりたち(おっさん)が食べられてしまって『のこりは0』なお話です.
それで終わるのは可哀想かなと思って,次に用意した「サムさんと10ぴきのひつじ」を読みました.意識したわけではありませんが,今回は2冊とも新らしめの本でしたね.「サムさんと~」にも,きこりに対するトラのようにひつじに対するオオカミが出てくるのですが,こちらはひつじさん10ぴきとも無事なのでホッとできるかな,と.
難点はちょっと絵が暗いこと.えぇっと……色彩が.イラスト自体は可愛いと思います.海外の作家さんの絵だなぁと私は感じますが.画面が暗くて,近くの子はいいけど,遠い子はちょっとオオカミとひつじの違いが分かりにくかったかもしれません.このひつじ,顔が白かったらよかったのに…….
最後にちょっと時間があったので,マザー・グースの中からなぞなぞをひとつ.これも数が関係するなぞなぞですが,ひっかけ問題なので実際には計算なんて必要ないという.皆ひっかかってくれてムフフでした.
時間は今回も余裕を持って終わり.どもる回数も少なかった……かな? ページめくりもすごく失敗した! っていう感じの部分がなかったのでよしとします.一番の評価はみんながどう聞いてくれたか,ということですが感想を求めないというのが読み聞かせのルールなのでそこはまぁ……想像で自分のいいように補うよ!(オイ)

前回の仕込みが皇帝ペンギンの実物大でしたが,今回仕込んだ数字の0についてのマメ知識.ちょうど「10にんのきこり」の作者さんがインドの方だったので「”なにもない”という状態を数字の0で表そうと最初に考えたのはインドの人なんだそうな」ということを言ってみました.数学史とかの本で調べたのですが,「0を最初に発見した」という表現では微妙で,”なにもない”という”状態がある”こと自体は他の地域でもわかっていて,ただ数字としてそれを表そうとしてそうしたのがインドだったと,そういう風なことだったので言い回しに苦労しました.
まぁ,すぐに忘れてしまいそうなどうでもいい薀蓄ですが,自分ゼロって数字が好きなんでつい語ってみたくなるんですよね.ごめんよ5年生達,うっとうしい奴が担当で.
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