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ここはゴミ箱です
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本日の読書

小川洋子:博士の愛した数式,2003.8.30,新潮社,東京.

先週は確か風で傘が壊れた話をしましたが,今週はやはり雨の日に,出勤途中(しかも職場より家にまだ近い方)でトラックに水を引っ掛けられました.左半分はびしょ濡れ.思わず”信じられん!”と口にして,しかし家に戻って着替え直すのも面倒なのでそのまま職場まで歩いていきました.こういうところまったく繊細でないため,”まぁ、そのうち乾く”と(←そりゃそうだ).今月は雨と相性が悪いらしい.梅雨に入っても悪いまんまだと毎日何か不幸が起こることになってしまうので,できれば雨さん、おいらと手を組もうぜ?

さて,私は理系に憧れのある文系ですので,↑の博士のように”数を愛する人”に単純に憧れて,自分も数のひとつやふたつ愛してみたいと思うのですが,なかなかその美しさを理解することはできません.そもそも受けた学校教育において,”数学は受験で必要だぞ”と言われたことはあっても”どうだ、数学は美しいだろう”と言われたことはありません.言い方にもよるでしょうが(ひとり恍惚と主張されても若い生徒はひくでしょうしね)例えばこんな風に,という本が出ていますね.

アンナ・チェラゾーリ:数の冒険,2003.4,世界文化社,東京
アンナ・チェラゾーリ:さむらいの刀はどうして折れない?,2006.8,世界文化社,東京

この2冊はフィーロという少年と,数学の教師だったフィーロの祖父のやりとりで話が進みます.おじいちゃんは時に料理をしながら,時にまるで昔そうしていたように紙に書いて授業のようにしてフィーロに数学の世界を教えていきます.また,一時期有名になりました

ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー:数の悪魔,1998.9,晶文社,東京

も主人公と数の悪魔のやりとりで数学について教えてくれます.内容的には中学生以上ということになりそうですが,博士の愛した数式の中でも触れられていたように,主人公とおじいちゃん,あるいは主人公と悪魔のやりとりを声に出して読むことで,”あと一歩で理解できる”,”あと一歩で数学が好きになれそう”という子達の背を押してやれるような気がします.おじいちゃんも悪魔も”どうだ、数学は美しいだろう”と問いかけている.決して”数学は難しいものなんだぞ”とは言わないんですよね.
忙しい先生達に授業中”これを生徒に読んでやれ!”とは言えないでしょうが,例えば授業の内容と合う部分があれば”こういう本でこういうやり取りがあってね……”なんて紹介してくれないかな.
私なんかはこれらの本を読んでも数学が理解できるようになったわけではありませんが,数学を”もっと楽しく”考えられるようになったのかなと思います.
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