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ここはゴミ箱です
木曜日のことですけれど,お仕事終わってすぐに職場を出て,小走りでバス停へ向かい,来ていたバスになんとか滑り込み(一旦しまってたのに「はい、乗ってくださ〜い」と開けてもらった。恥ずかしい),JRと地下鉄を乗り継いで国会図書館へ.

国民読書年のイベントということで,HP(一応ほぼ毎日チェックしている)に出ていた時に「うわぁ!」と申し込んで,果たして開演までに職場を出て間に合うのかというのを考えつつも実行.結果,快速を使えば間に合うことが判明.時間的に夕飯を食ってからというわけにいかなかったので,ホームでパンをかっ込んで,結局公演終わってから家の近くのファミレスで夕飯.

さて,シェイクスピアは中学生の頃にはまって,貪るように読んだ時期がありましたが,劇の形では観たことがなく,こういう朗読劇という形のものを聞くのも初めて.どういうもんかしら,とわくわくしながらまずは上智の先生のお話を聞き,それから5人の男性が朗読する本番へ.

これのために「マクベス」を久しぶりに違う訳で読み返したりしていましたので,多少端折られていようともストーリーは難なく頭に入ってきました.比較的短いマクベスの劇でも,真面目に全部拾えば2時間は軽く超えるところを,今回は省略しつつ1時間半.まず最初のダンカン王に戦況を報告する将と,三人の魔女のシーンがひとつにまとめられて始まりました.

やはり黙読するのと,音読して芝居が入るのとでは気づくことが違うなぁというのが,知識としてはシェイクスピアの時代に女優がいなかったことは知っていて,よく少年が女の役をやるって,それで劇中の女役が男装しているって(「間違いの喜劇」か)それを客が観てによによしてたんだとか,そういう話は知っていたのに,この「マクベス」に出てくる重要な女性「マクベス夫人」も男性が演じていたというのはさっぱり頭に浮かばず,今回実際に男の方が読んでいるのを聞いて「あぁ」と思いました.

というのも,松岡さんの訳の「マクベス」を読んだ時
http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/287/
にも指摘されていましたが,マクベスと夫人の運命共同体的な一体感というのは,実際には一人の人物の二面性を表しているとしてもおかしくないわけで.実際には台詞の多さから無理なんでしょうけど,マクベスと夫人は1人の男性が演じてもいいと感じたのです.不気味な劇にはなるかもしれないですが,全体が崩れたりはしないと思うんですよね.って,誰かすでに演じているかもしれないですが.

でもこういうのって,やっぱり目の前で演じられて初めて気づくっていうか.マクベス夫人の台詞に「みっともない」だったかな? この言葉が何回も出て来て,それはテキストとして拾うよりも,耳に入ってこそ「あぁ、また言っている(マクベス側なら言われている)」と思うものではないかな.

あと,マグダフの妻子が殺される部分は完全に端折られていましたね.それと,老人,お医者さんの役はなくなっていたかな.王子とマグダフのやりとりも大部分カット.でも最後に魔女3人が再び登場して,今度は誰に呪いを吹き込もうかって相談するシーンが追加されていました.これは追加するのがいいのか悪いのか個人的には悩むところですが,「これを最後に持ってくるのか!」という気づきはやはりありましたね.

さて,こうなってくると「史上最大のおしゃべり」ハムレットの劇も是非観てみたい.
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