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ここはゴミ箱です
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本日の読書

君島久子文, 小野かおる絵:巨人グミヤーと太陽と月, 2000.1.28,東京,岩波書店,

本日初めて読み聞かせなるものをやらせていただきました.小学校6年生です.教室入る前から緊張で心臓バクバクいっていましたから,読んでいる最中もかなりテンパっていたかと…….ごめんよ,クラスのみんな,こんな読み手でほんとスミマセン.
そこで読んだのが上記の本.本を選ぶ段階で,私は二通りの道を考えました.

1.スタンダードにベストセラーを選ぶ
2.ひねくれ者上等! であまり読まれていないような自分の趣味の本を選ぶ

最初くらい1でいけよ,と思いますか? 俺は思います.じゃあ何で2を選んだんだよ,ってひねくれ者だから…….いや,本当は中秋の名月の後だなぁと思って月の話にしようと思ったんですけど,それだけ明確な行事ものだとすでに別の方が読んでいる可能性があるなぁ,と考えてなるべく被らないように配慮した……つもりです.

グミヤーの神話を選んだのは完全に自分の趣味でして,一年くらい前に射日神話(しゃじつしんわ)についての本を読んだことがあって,それが

萩原法子:熊野の太陽信仰と三本足の烏, 1999.9,東京,戎光祥出版

だったわけです.中国ではむかし太陽がいくつもあって,それが一気に地上に現れると地上が熱くなってしまうので,弓の名手が多すぎる太陽を射落とすという話がけっこうあるようです.グミヤーはプーラン族の神話ですが,別の民族ではゲイ(漢字が出ないのですが羽を上に書いて下に廾というのをつける)という神が地上に降りて太陽を射落とすそうです.最初はこのゲイの話が絵本になってないかなぁと探したのですが見つかりませんでした.その代わり

君島久子,中国の神話;天地を分けた巨人,1983.2.25,東京,筑摩書房

に「ゲイ、太陽を射る」というお話が載っていました.グミヤーは太陽も月も射落としますが,ゲイが射るのは太陽だけです.ちなみにゲイと一緒に地上へ降りた奥さんの嫦娥(ジョウガ)についての後日談のような話もありました.同じ本で「月へのぼった女神」として紹介されています.これは各国に存在する”月の影を何に見立てるか”というお話の中国版みたいですね.

このテーマに関してはまだまだ紹介できる本がありそうですが,とりあえず”熊野”とか”三本足の烏”とか”射日神話”とか”天岩戸”とかのキーワードに興味ある人は合わせて読んでみると楽しい……かも.三冊とも読みやすいので.

で,こんな最後の方にちろっとスミマセン.あの……サイトの方が地味に30000Hit超えたようで.ありがとうございます.もしキリ番とかリクエストありましたらお願いします.次は33333Hitです.これからもよろしくお願いします.
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