ここはゴミ箱です
本日の一冊
朝倉文市:修道院;講談社現代新書1251,1995.5.20,第1刷,東京,講談社
再々読中の修道士カドフェルシリーズの参考になるかと思いまして,修道院の活動理念とその展開を書いてしかも短めの本(ここ重要)を借りてきました.読んだら案外長かったけれども.そしてぎっちり内容詰まっていたけれども.
ひたすらに神を想い,キリストや使徒の姿に倣うことを理想とする人がそれ以外のことにとらわれたくないとして,世俗を捨て,富を捨てて荒野に生きる.しかし自殺とは違うので,ある程度食べて生きていかなくてはならず,食べるには食べるものを採ったり,作ったり,買ったりしなくてはならず,そのため完全に世俗との関わりをシャットアウトすることができないのが現実.本当にマナのように天から降ってくればいいんだろうけれども.
さて,その現実の中にいてそれでもなるべく理想に近づくために,一人から集団へ.世俗と関わりつつも理想の園を守るべく共同生活の場所を.そして集団で狭い場所に集まって暮らすには,集団の中にも戒律が必要で.清貧と,禁欲と,祈りと沈黙と.しかし土地を持てば収穫ができ,収穫ができれば貯蔵して富ができ,富ができれば人が集まり,堕落への道が加速する.
……とまぁ,仲間を集めてわいわいやっているうちは志も共有できるけれども,裾野が広がれば志は伝わりにくくなってしまう.でも本当に一人で生きるってむりなのよね,というジレンマとともに賛美と批判の中で盛衰を繰り返しているのですね.
自分的メモ.カドフェルはベネディクト派修道院の修道士で,マークは修道士出身の司祭(将来は)ということになるんですね.彼らの修道服はクララ(頭巾付修道服)で黒いですが,シトー派は白の上に袖無しの肩衣を纏うという姿です.
朝倉文市:修道院;講談社現代新書1251,1995.5.20,第1刷,東京,講談社
再々読中の修道士カドフェルシリーズの参考になるかと思いまして,修道院の活動理念とその展開を書いてしかも短めの本(ここ重要)を借りてきました.読んだら案外長かったけれども.そしてぎっちり内容詰まっていたけれども.
ひたすらに神を想い,キリストや使徒の姿に倣うことを理想とする人がそれ以外のことにとらわれたくないとして,世俗を捨て,富を捨てて荒野に生きる.しかし自殺とは違うので,ある程度食べて生きていかなくてはならず,食べるには食べるものを採ったり,作ったり,買ったりしなくてはならず,そのため完全に世俗との関わりをシャットアウトすることができないのが現実.本当にマナのように天から降ってくればいいんだろうけれども.
さて,その現実の中にいてそれでもなるべく理想に近づくために,一人から集団へ.世俗と関わりつつも理想の園を守るべく共同生活の場所を.そして集団で狭い場所に集まって暮らすには,集団の中にも戒律が必要で.清貧と,禁欲と,祈りと沈黙と.しかし土地を持てば収穫ができ,収穫ができれば貯蔵して富ができ,富ができれば人が集まり,堕落への道が加速する.
……とまぁ,仲間を集めてわいわいやっているうちは志も共有できるけれども,裾野が広がれば志は伝わりにくくなってしまう.でも本当に一人で生きるってむりなのよね,というジレンマとともに賛美と批判の中で盛衰を繰り返しているのですね.
自分的メモ.カドフェルはベネディクト派修道院の修道士で,マークは修道士出身の司祭(将来は)ということになるんですね.彼らの修道服はクララ(頭巾付修道服)で黒いですが,シトー派は白の上に袖無しの肩衣を纏うという姿です.
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