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ここはゴミ箱です
本日の一冊

石川宏千花:ユリエルとグレン2:ウォーベック家の人々,2008.11.21,第1刷,東京,講談社

二巻も読みました.売れっ子ホスト候補のユリエルはホストにはならず(当たり前じゃ)兄グレンと共にヴァンパイア・ハンターの家ウォーベックに弟子入りします.そこではヴァンパイアに家族を殺された子供達が修行をしており,ヴァンパイアとなったグレンは彼らの理解を得られずに苦しむことに.

子供達は相応に青春してます.拳で語り合ったのは兄弟で,他の子とはけっこうきちんと話し合い.山狩りでもっと何かとんでもないことが起こったりするんじゃないか,と思っていた自分は一体なにを期待していたのでしょうか…….

それにしても,年少二人の主人公達よりもその叔父さんの方に意識がいってしまいます.彼は癒し系だ…….テレンスもそう思っているに違いない.


だいぶ打ち解けてきたのかお互いに理解が進んだのか,不意に見せてくれるようになったトリストラムの笑顔はとても眩しい.でもまぁ,神父という職業柄彼の笑顔は勿論テレンスだけのものにはならないわけで.

それでも,自分以外の誰か一人に向けられるよりはましか,と自嘲するテレンスにトリストラム神父が不意に言った言葉が

「私のすべては神のものですから」

にっこり。

「……ほんと、優等生なんだからなぁ、神父さまは」

にっこり。

短い沈黙の時間に,ヴァンパイアを狩るより神を狩るべきかと本気で考えたテレンスでした.
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