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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

カーマ・ウィルソン文,ジェーン・チャップマン絵,なるさわえりこ訳:クリスマスにはおきててくまさん,2005.10.30,第1刷,兵庫,BL出版株式会社
ジョン・ヨーマン文,クェンティン・ブレイク絵,山口文生訳:クマくんの冬の家,1992.2.28,初版,東京,評論社

本日朝読みでした.インフルエンザによる学級閉鎖も一応嵐が過ぎたようですが,休んだ分の授業遅れを取り戻すのも大変のようです.本当は「クマくんの冬の家」の方が時間的にぴったりなのですが,絵に遠目がききそうでクリスマス前でってことで,時間の短い「クリスマスにはおきててくまさん」を読みました.両方読むと時間超過だったと思うので,本当は何かクイズのようなものを持って行って時間を潰せば良かったのでしょうが,まだまだ応用がききません.

「クリスマスには〜」は厚塗りのアクリル絵の具のような感じで,色がはっきりしている絵です.動物の毛,そして木々や土壁などに筆の跡を残した塗り.くまさんが必死に起きていようとする場面が繰り返し描写されて,低学年向けかと思います.時間は短く終わってしまいましたが,静かに聞いて,絵にもしっかり反応してくれたと思います.

予備で持って行った「クマくんの冬の家」はクェンティン・ブレイクの絵.私はこの人の絵を「チャーリーとチョコレート工場」で見ていたので,ちょっとシュールに感じていたのですが,荒いマーカーペンのような感じで色が塗られているとまたちょっと違う印象ですね.こちらのクマくんも冬を仲間達と過ごしますが,「クリスマスには〜」よりはちょっとした受難劇となっています(笑).

披露するタイミングは逃してしまいましたが,何か熊の冬眠について豆知識でも……と読んだ本が,

赤羽正春:熊;ものと人間の文化史144,2008.9.25,初版,東京,法政大学出版局

でした.熊と熊狩りの文化史ですね.小学生に披露するようなくだいた豆知識はちょっと抜き出せないかなぁと思ったのですが,熊が好きな食べ物とかが出ていて,本当は木いちご(特に熊の好きだというヤマイチゴ)の写真が大きく載った資料が見つかれば……と探して見たのですが急には難しく,残念でした.

熊=贖い主という図式は面白いと思いました.穴に入って冬眠する熊は,地下に入って死ぬスサノオや大国主に似ているのかもしれませんね.あ,それ以前にイザナミか.生き返るのは大国主ですが,母系というならやはり熊の穴=花の窟?

それとフィンランドの熊祭について書かれた部分で,「熊はサウナの中で皮を剥がされ、」p.297というのがあって少し笑った.モ/イモ/イ.
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本日の二冊

バーバラ・クーニーさく,かけがわやすこやく:ルピナスさん:小さなおばあさんのお話,2005.2.25,第32刷,東京,ほるぷ出版
にしむらあつこさく・え:ゆうびんやさんのホネホネさん,2003.11.1,第2刷,東京,福音館書店

世の中をもっとうつくしくするために.何ができるのかということを考えて,ルピナスの花の種を蒔いた女性のお話.作者にとってはこの絵本を送り出すことがその約束に対する答えなのかもしれないな,と思いました.板に水彩絵の具で描いて色鉛筆でアクセントをつける,とありましたが,まるで油彩のような厚みのある色合いです.青と白,そして白みがかった桃色が印象的な美しい絵本でした.

もう一冊は白黒の太めの線で描かれたホネホネさん.シリーズで他にもあるようですが,私はこれを読んだのが初めて.郵便屋さんに食いついた.でも骨も好き.池の中にだって配達してくれちゃう素敵な郵便屋さんですよ.常にぽかんと空いた口が可愛いです,ホネホネさん.でもニョロコの着ている服のシュールさにちょっと本を開いて涙が出そうになった.凄い,すごいセンスだよニョロコ.
本日の三冊

浜田広介文,いわさきちひろ絵:りゅうのめのなみだ,2000.10,76刷,東京,偕成社
トミー・デ・パオラ作,岡田淳訳:騎士とドラゴン,2005.3.25,第1刷,東京,偕成社
広瀬恒子:読書ボランティア;活動ガイド,2008.12.25,第1版1刷,東京,一声社

まず一番上が6年生の朝読みで読んだ本です.いわさきちひろの淡く柔らかな絵で描かれた子どもと龍の絵が美しい一冊.しかし読み時間が10分なのに普通に読めば13分かかる本を選んだのは失敗でした.早口になっても6年生なら理解は及ぶかもしれませんが,情緒がない…….結局ちょっとチャイム鳴ってからも読んでたし.ふむぅ,しかしストーリーのある絵本を読もうと思ったら大体10分は過ぎるんですよね〜.本選びは難しいです.

二冊目は,予備に持って行った本.ドラゴンを退治したことのない騎士と,騎士と戦ったことのないドラゴンが初めて対決しようと,How to本を読んで勉強するという内容.途中さりげなく登場して,最後に締める役割が司書のお姉さんにあるというのが光ってる.実際には朝読みで使いませんでしたが,地の文がないページが後半に多く,実はそこらへんの間が分からないので読まないでほっとした感もあり.

三冊目はつてでお借りした本.実際に読み聞かせを行っている団体の体験や,良かったこと悪かったこと等々が収録され,「あぁ、やっていればやっぱりそういうところで悩むよな〜」と共感しました.また,学校に読書ボランティアと関わることで,ボランティアの仕事以上のことをやれる人,専門職の必要性を肌で感じるというあたりが嬉しい.
本日の一冊

シビル・ウェッタシンハ作絵,いのくまようこ訳:かさどろぼう,2007.5.31,東京,徳間書店

1986年の復刻版ですね.本日は朝読みでした.梅雨時なので雨,傘,長靴などで本を探し,結局この「かさどろぼう」に落ち着きました.スリランカのお話で,作者もスリランカの出身です.太い線と鮮やかで大胆な色使いがいいです.

お話は少し長めで,朝読みの短い時間だとこれ一冊で精一杯でした.数カ所文章を飛ばして読んでしまった部分がありましたが,何でもない顔で先に進めてしまったり…….うん,まぁいいだろう.聞きながら「かさを盗んだのは誰なのか」を一生懸命考えてくれた子もいたようです.このお話は泥棒が罰せられることなく終わる部分ですね.犯人探しをして問いつめてやろうっていう風にならないところが好きです.

一冊しか持っていかなかったので,もし時間が余ったら……と考えて仕込んでいったのは,スリランカの地図です.一応日本と中国,インドとスリランカに色を塗って,傘の形に切り抜いて持っていきました.へたくそな絵でしたが,見せたらすぐにスリランカの場所を言い当ててくれた子もいました.ちゃんと地図として認識されたようで良かったです.

さて,読みきかせとは関係なくもう一冊図書館から借りて読んだ本があるのですが,

イブ・タルレ絵,グリム兄弟原作,立原えりか訳:ゆうかんなしたてやさん,1996.3.15,東京,講談社

水彩調の優しい色合いの絵本です.しかしこのストーリーで「ゆうかん」の意味を覚えてしまうことはないのだろうかと心配になりました.結構グリム童話とかでありますよね「かしこい」とか「ゆうかん」のつく(ワル)賢い話とか…….世渡り上手? 素直にすごいねぇかしこいねぇと感動できなくなっている自分が悪いのか……?

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