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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

アンドルー・ラング編,西村醇子監修:あおいろの童話集;アンドルー・ラング世界童話集1,2008.1.30,初版,東京,東京創元社

あおから始まって,くさいろで終わる童話集十二巻.元の童話集から抜粋した童話が翻訳されて,現代らしく訳し直したらしいです.十二冊並べるときれいな色の本で,棚にあったらいいだろうなぁと思いますが,私は図書館で借りたので.

ダイアナ・ウィン・ジョーンズがソフィーに語らせたように,何故に童話内ではいい思いをするのが,いつも末っ子なのか.何故末っ子が一番美人であったり,勇気があったり,運に恵まれるのか.”あとから来た者が先に行く”ような思想は共通なんだろうか……? ま,自分末っ子なのでソフィーみたいに不満があるわけではなく,単に疑問なだけなのですが.

あと挿絵は今回元のを使ったらしいですが,物語と合わせると明らかにこれは……という絵がひとつ.馬降りずに水を汲めって言われたのに馬降りとるやん(笑).
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本日の一冊

ニール・ゲイマン,金原瑞人訳:墓場の少年;ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活,2010.9.30,東京,角川書店

幽霊に育てられた少年ということで,新刊案内を見た時から借りよう借りようと思っていて,結局一年後.てっきり墓場に捨てられたのかと思いきや,最初からハードな展開で驚きました.

オーエンズ夫妻(幽霊です)の息子として,ボッドという愛称の少年はすくすく育つわけですが,墓場の幽霊達は墓場から(特定の場合以外)出ることはできないようで,では生きている少年の食べ物はどうしようって,飴買い幽霊のようなこともできず,生きても死んでもいないというイレギュラーなサイラスが後見人として食べ物を持ってくるということに落ち着きます.

いやぁ,このサイラスが謎あり,影ありの素敵キャラでして.ボッドは墓場で暮らしつつ,少しずつ外の世界と接点を持つのですが,ラストがまた…….単純にヒーローで終わるわけではないところが捻りなのでしょうか.個人的にサイラスのあれやこれをもっと詳しく!! と言いたいところ.まとまりのあるお話で良かったですよ.
本日の二冊

イータロ・カルヴィーノ作,河島英昭訳:みどりの小鳥;イタリア民話選,1994.6.10.第1刷,東京,岩波書店
橋爪大三郎:はじめての言語ゲーム,2009.7.20.第1刷,東京,講談社

岩波文庫のイタリア民話集上下巻には収録されていない民話が載っていると下巻の解説に書いてあったので,早速借りてみました.いくつか被っていましたが,児童向けに多少編集されているとのこと.
終わりが秀逸だなぁと思ったのは「羽のある鬼(トスカーナ地方)」でしたね.そもそも鬼に羽があるって……自分のイメージだと鬼はもう正に日本の鬼のビジュアルでイメージされるので,あれに羽が生えていると思うと不思議な感じ…….

そして言語ゲームです.ヴィトゲンシュタインは大学の時に確かなんか読んだ……はず.飛ばし読みだったように思いますが.言語ゲームの本ではなかったので……論考の方かもしれません.うろ覚え.
本日の一冊

メアリー・ノートン,林容吉訳:床下の小人たち;岩波世界自児童文学集,1993.8.6,第1刷,東京,岩波書店

1952年発表の作品で,他にも小人たちシリーズがあるようですね.先週末に公開されたジブリの「借りぐらしのアリエッティ」を観たので,原作も読んでみるかと手を出しました.

映画の方は,大きな盛り上がりはないんですけど,私は好きだな〜と思える作品でした.あの蔦が這う家とか,アリエッティの部屋とか,切手が貼ってある廊下の壁とか.一番はあのドールハウスですね.女の子はドキドキするんじゃないかなぁ.男の子は分かんないけど(笑).あとパパがすごく格好良いですね.惚れる.

それにしても「あぁ、男の子だな」と思ったのは,台所を引っこ抜いて,がしゃんと嵌め込んでしまうあたりです.女の子ならあのドールハウスをもってそんなことしないな(多分).原作ではそこまで乱暴なことはせずに,ちゃんと少しずつ運んであげてたみたいですけど.

映画も原作も最後がちょっと気になる終わり.病弱少年の台詞と場面はちょっと「耳をすませば」を思い起こさせるし,原作は結局男の子の空想だったのかどうなのか分からないあたりがね.
本日の一冊

香月日輪:妖怪アパートの幽雅な日常10,2009.3.10,初版1刷,東京,講談社

10巻というきりのいい数で完結ですね.卒業をゴールで考えると,これ以上は続けようがないという感じもしましたけれど,それにしてもなんだか最終巻だけ毛色が違いすぎないか,と.それ以前に千晶先生を出しすぎたか……? 彼を一体どうプロデュースしたいのか,というのを登場時から疑問に思っていましたが,最後まで疑問のままだった…….
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