ここはゴミ箱です
本日一冊
柄刀一:サタンの僧院,1999.4.30,第1刷,東京,原書房
「奇蹟審問官アーサー;神の手の不可能犯罪」を先に読んでから,同じアーサーが出てくるというので読んでみました.奇蹟審問官の2巻は図書館に入っていないので,別の図書館に行くかそれとも購入希望でも出してみるかというところ.サタンの僧院はアーサーの異母弟甲斐・クレメンスがもう一人の主人公.
「神の手の〜」の方はえっと……そう,グノーシス関連で神学論争というか問答がかなりの行数食っていましたが,その前作とも言えるサタンの僧院ではもっと広く(と言っていいのか)キリスト教の”神を信仰するとは”という部分をクリスチャンであるアーサーと甲斐が悩み抜くという.興味ない人にとっては苦痛以外の何ものでもない部分が多いため,ミステリとしてのトリック云々の部分に頭が回らないような印象を受けました.ちゃんと推理しながら読んでいる人は,その神学的な悩み部分にも種があるのではと考えて読むのでしょうから余計に辛いかも.
私は推理しない人なのでアーサー,甲斐の悩み部分を興味深く読みましたが,それでも問答全部たどるのはきつい(笑).ただ流石にイブの手話で神はあなたの後ろに〜みたいなのは分かりましたよ.うん,いるよね,みたいな.
アーサーのシリーズは文庫落ちしないのかな…….個人的には好きなんですけど.揃えようと思ったらハードカバーとノベルズとってサイズが合わないのがなんとなく嫌なんだよな〜(まぁ,既にそんなのたくさんありますけど)
柄刀一:サタンの僧院,1999.4.30,第1刷,東京,原書房
「奇蹟審問官アーサー;神の手の不可能犯罪」を先に読んでから,同じアーサーが出てくるというので読んでみました.奇蹟審問官の2巻は図書館に入っていないので,別の図書館に行くかそれとも購入希望でも出してみるかというところ.サタンの僧院はアーサーの異母弟甲斐・クレメンスがもう一人の主人公.
「神の手の〜」の方はえっと……そう,グノーシス関連で神学論争というか問答がかなりの行数食っていましたが,その前作とも言えるサタンの僧院ではもっと広く(と言っていいのか)キリスト教の”神を信仰するとは”という部分をクリスチャンであるアーサーと甲斐が悩み抜くという.興味ない人にとっては苦痛以外の何ものでもない部分が多いため,ミステリとしてのトリック云々の部分に頭が回らないような印象を受けました.ちゃんと推理しながら読んでいる人は,その神学的な悩み部分にも種があるのではと考えて読むのでしょうから余計に辛いかも.
私は推理しない人なのでアーサー,甲斐の悩み部分を興味深く読みましたが,それでも問答全部たどるのはきつい(笑).ただ流石にイブの手話で神はあなたの後ろに〜みたいなのは分かりましたよ.うん,いるよね,みたいな.
アーサーのシリーズは文庫落ちしないのかな…….個人的には好きなんですけど.揃えようと思ったらハードカバーとノベルズとってサイズが合わないのがなんとなく嫌なんだよな〜(まぁ,既にそんなのたくさんありますけど)
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本日の一冊
望月守宮:無貌伝;双児の子ら,2009.1.8,第1刷,東京,講談社
「顔」を奪われた探偵が出てくるというので,どんな話なのか気になっていたのですが,気になっているうちに既に二巻まで出てしまいましたね?
人と”ヒトデナシ”が生きる世界.人の「顔」を奪いながら,奪った「顔」を使って体の一部分をコレクションする無貌というヒトデナシ.その無貌に「顔」を奪われたことで存在を失った名探偵秋津.そこに飛び込んで来た身寄りのない少年望.
鉄道王の一族の屋敷で起こる殺人事件に,関わるまいとする探偵秋津と,何かができるはずだと動き続ける助手の望.無貌はこの事件にどんな関わり方をしているのか.
無貌に「顔」を奪われた人が,ただののっぺらぼうになる……というわけではないところがミソか.三探偵の残り二人も出てくるんだろうな.落ち込んでいた秋津が一応奥さんも呼び戻したことだし……次の巻はもうちっと活躍するんでしょうか.
望月守宮:無貌伝;双児の子ら,2009.1.8,第1刷,東京,講談社
「顔」を奪われた探偵が出てくるというので,どんな話なのか気になっていたのですが,気になっているうちに既に二巻まで出てしまいましたね?
人と”ヒトデナシ”が生きる世界.人の「顔」を奪いながら,奪った「顔」を使って体の一部分をコレクションする無貌というヒトデナシ.その無貌に「顔」を奪われたことで存在を失った名探偵秋津.そこに飛び込んで来た身寄りのない少年望.
鉄道王の一族の屋敷で起こる殺人事件に,関わるまいとする探偵秋津と,何かができるはずだと動き続ける助手の望.無貌はこの事件にどんな関わり方をしているのか.
無貌に「顔」を奪われた人が,ただののっぺらぼうになる……というわけではないところがミソか.三探偵の残り二人も出てくるんだろうな.落ち込んでいた秋津が一応奥さんも呼び戻したことだし……次の巻はもうちっと活躍するんでしょうか.
本日の一冊
坂木司:シンデレラ・ティース,2006.9.25,第1刷,東京,光文社
以前読んだホテル・ジューシーの姉妹編.というかこっちの方が先に刊行されていたものでした.沖縄に行ったヒロちゃんに対して,歯医者嫌いなのにデンタルクリニックで働くことになった主人公咲子.子ども時代の体験で歯医者が嫌いになる……というのは分かる.それにしても歯科治療恐怖症ってのがちゃんとあるっていうのビックリっすね.
ちなみに二年前くらいに行った歯医者さんではかなりグイグイと歯茎のとこ押さえられて痛かった覚えがあります.歯石をとるのは痛いものなんですね.でも説明されんとかなり理不尽に思える痛さでした.でも口は閉じちゃいけないのね…….
私も別におっとりしているわけではないですが,怒るタイミングを逃すという体験は多い……と思う.その場でぱっと怒るのは下手.ねちねちしているかも? そのねちねちが学業に向けばよかったんですけどねぇ.
感情が大きく揺れると,ついなんでも積み上げてしまうという歯科技工士が可愛かった.そしてこの人の作品では必ず登場人物に+の成長が見られるのが素敵だと思う.
坂木司:シンデレラ・ティース,2006.9.25,第1刷,東京,光文社
以前読んだホテル・ジューシーの姉妹編.というかこっちの方が先に刊行されていたものでした.沖縄に行ったヒロちゃんに対して,歯医者嫌いなのにデンタルクリニックで働くことになった主人公咲子.子ども時代の体験で歯医者が嫌いになる……というのは分かる.それにしても歯科治療恐怖症ってのがちゃんとあるっていうのビックリっすね.
ちなみに二年前くらいに行った歯医者さんではかなりグイグイと歯茎のとこ押さえられて痛かった覚えがあります.歯石をとるのは痛いものなんですね.でも説明されんとかなり理不尽に思える痛さでした.でも口は閉じちゃいけないのね…….
私も別におっとりしているわけではないですが,怒るタイミングを逃すという体験は多い……と思う.その場でぱっと怒るのは下手.ねちねちしているかも? そのねちねちが学業に向けばよかったんですけどねぇ.
感情が大きく揺れると,ついなんでも積み上げてしまうという歯科技工士が可愛かった.そしてこの人の作品では必ず登場人物に+の成長が見られるのが素敵だと思う.
本日の一冊
近藤史恵:ヴァン・ショーをあなたに,2008.7.25,再版,東京,東京創元社
そろそろ「読書日記」だけではカテゴリ分けの意味がないかなと思いまして,独立させてみました「ミステリ」カテゴリ.過去分については気が向いたら振り分けます(←やる気ねぇ)
前作「タルト・タタンの夢」に続いてのビストロ・パ・マルの三舟シェフが解き明かす,小さな謎達.表題作「ヴァン・ショーをあなたに」他六作を集めた短編集.タルト・タタンの時よりもさらに一作一作が短いお話になっていたように思います.同じビストロものとしてつい「禁断のパンダ」のビストロ・コウタシリーズと比べてしまいますが,料理の描写はビストロ・コウタに軍配が上がりますが,ミステリとしてのネタの処理はビストロ・パ・マルの方が好きです.あ,三舟シェフも好きです(←おっさん好き).書き方も重くなくてすっきりしていて,一作が短いので時間のないときでもちょちょいと読める本ですね.表紙のデザインも好きです.文庫化するならこのままの表紙でして欲しいな.
昨日は年賀状の印刷をしました.Macで作成は初めてなので時間には余裕を持って取り組まねば,と思いましたが,そもそもハガキの用紙設定ができないんですね〜.でもググってユーザー設定すればいいと分かってその通りに.宛名はちょっといい方法が見つからなかったので,感で位置を設定して違う紙に試し刷りし,微調整で仕上げ.枚数が少ないのでこれで十分でした.あとは印刷の空き部分に一言書き込むだけですね.よし,これならちゃんと元旦に間に合いそうです.
そして本日は携帯電話の機種変更をばいたしましたとよ.ざっと五年近く同じものを使っていましたので,料金形態とか本当に変わっていてタイムスリップした気分.これから赤外線通信とか使えるんだな(今までそんな機能なかった),QRコードも読めるんだな(今まで以下略).……説明書読もうと思います.
近藤史恵:ヴァン・ショーをあなたに,2008.7.25,再版,東京,東京創元社
そろそろ「読書日記」だけではカテゴリ分けの意味がないかなと思いまして,独立させてみました「ミステリ」カテゴリ.過去分については気が向いたら振り分けます(←やる気ねぇ)
前作「タルト・タタンの夢」に続いてのビストロ・パ・マルの三舟シェフが解き明かす,小さな謎達.表題作「ヴァン・ショーをあなたに」他六作を集めた短編集.タルト・タタンの時よりもさらに一作一作が短いお話になっていたように思います.同じビストロものとしてつい「禁断のパンダ」のビストロ・コウタシリーズと比べてしまいますが,料理の描写はビストロ・コウタに軍配が上がりますが,ミステリとしてのネタの処理はビストロ・パ・マルの方が好きです.あ,三舟シェフも好きです(←おっさん好き).書き方も重くなくてすっきりしていて,一作が短いので時間のないときでもちょちょいと読める本ですね.表紙のデザインも好きです.文庫化するならこのままの表紙でして欲しいな.
昨日は年賀状の印刷をしました.Macで作成は初めてなので時間には余裕を持って取り組まねば,と思いましたが,そもそもハガキの用紙設定ができないんですね〜.でもググってユーザー設定すればいいと分かってその通りに.宛名はちょっといい方法が見つからなかったので,感で位置を設定して違う紙に試し刷りし,微調整で仕上げ.枚数が少ないのでこれで十分でした.あとは印刷の空き部分に一言書き込むだけですね.よし,これならちゃんと元旦に間に合いそうです.
そして本日は携帯電話の機種変更をばいたしましたとよ.ざっと五年近く同じものを使っていましたので,料金形態とか本当に変わっていてタイムスリップした気分.これから赤外線通信とか使えるんだな(今までそんな機能なかった),QRコードも読めるんだな(今まで以下略).……説明書読もうと思います.
松尾由美:安楽椅子探偵アーチー,2003.8.30,初版,東京,創元社
中身は講談社の”かつて子どもだった大人のための”ミステリフロンティアだったか,あのレーベル向きかもしれないと思わせる内容でしたが,面白いというか好きな感じ.
本当の安楽椅子探偵.家具だから動けないし,アームチェアだからそのものずばり.アーチーは”ア”ーム”チ”ェアでアーチー.居眠りとかしちゃうところが好きです.話好きのおじいさんという感じかな.
横浜のなんとなく行ったことがあるあたりが出てくるのも良かったです.安楽椅子探偵ってどうしても推測の域を出ないところが出てくる.何とでもとれるような部分というか.なのでちょっと論理的にはこじつけに近くなってくるように思います.
骨董屋の兄ちゃんは出番は少ないけどいい奴.ほとんどボランティア出演.にしてもアーチーに意識があるのはいいけれど,目の役割を果たす部分があってもいいのか? 別に後ろも前もないのではなかろうか…….
中身は講談社の”かつて子どもだった大人のための”ミステリフロンティアだったか,あのレーベル向きかもしれないと思わせる内容でしたが,面白いというか好きな感じ.
本当の安楽椅子探偵.家具だから動けないし,アームチェアだからそのものずばり.アーチーは”ア”ーム”チ”ェアでアーチー.居眠りとかしちゃうところが好きです.話好きのおじいさんという感じかな.
横浜のなんとなく行ったことがあるあたりが出てくるのも良かったです.安楽椅子探偵ってどうしても推測の域を出ないところが出てくる.何とでもとれるような部分というか.なのでちょっと論理的にはこじつけに近くなってくるように思います.
骨董屋の兄ちゃんは出番は少ないけどいい奴.ほとんどボランティア出演.にしてもアーチーに意識があるのはいいけれど,目の役割を果たす部分があってもいいのか? 別に後ろも前もないのではなかろうか…….