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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

高殿円著:トッカン;特別国税徴収官,2010.6.25,東京,早川書房

ぶっちゃけ泣きました.ぐー子(言葉に詰まって「ぐっ」と言ってしまうところから)と自分,正直被る.いえ,公務員というわけではないですが,企業から遠いところにいるので.口も上手くないので「ぐっ」とは言わずとも「あー」はあるな.それとは別に,女独り身で安定求めるところとか,おそらくそういう努力をしている人から見れば,”努力をしていない”化粧っけとか,分かっているくせに卑屈な部分とか?

だから読んでてうわーとなったし,でもぐー子はトッカンという仕事に体当たりで,車使わない上司に追いつくのに必死に走ったり歩いたりするし.その点は自分と”違う”.読む人が読んだらぐー子はすごく甘いのかもしれないけれど,考え方とか似ている部分が多くて,でも”違う”ってところが自分的にはとても羨ましかった.

特別国税徴収官という仕事本としても読めるし,ミステリマガジン掲載で,まぁ謎解きみたいなものとしても読めるし,基本的に高殿さん文章が上手で読みやすいから,だから余計”ぐっ”っときたなぁ.でもまた泣きそうだから続き読むの怖い(笑)

それとハスキーは最後の最後でものすごく可愛くて,その点でも「このやろ、うまいぜ」と思いました.
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本日の一冊

三上延:ビブリア古書堂の事件手帖2;栞子さんと謎めく日常,2011.10.25,初版,東京,アスキーメディアワークス

有名作家の使っていた,あまりメジャーでないペンネームについては,レファレンスの例題になったりしますよね〜.中の絵を見て,五浦さんてこんなに背が高いのか……と思ったり.本棚8段分……? 手を伸ばさなくても上の本が取れてしまうだと……? あと思ったより目付きが悪か……ゲフン.

先週に比べてなんかぐっと寒いです.木曜日天気が悪そうだなぁ.傘もって電車乗るの嫌なので,雨降るにしても帰りだけとかにして欲しいものだ.
本日の一冊

ウンベルト・エーコ,河島英昭訳:薔薇の名前;下,1990.4.25.7版,東京,東京創元社

神学論、記号論、ミステリ。まぁどれでもいいのですが,どれもみっちり詰まっているという本で,これは一度で全部ついていけというのは厳しいですね.おそらくこの方の本はどれもそうなのかもしれないですが.

でもミステリというほどミステリしていなかったです.というのも,おそらく探偵役のウィリアム修道士自身が語っている台詞のせいでしょう.そこらへんはすでに色々解説・解釈されているだろうことなので,また調べてみたいですが.ご丁寧に関連文献リストが最後にありますし.う〜ん,高いけど上下巻買っておこうかなぁ…….読み直したいと思う時が来るだろうか? 文庫化してたら悩まないんだが…….

とりあえず,映画はDVDでも借りてみてみようと思います.
本日の一冊

三上延:ビブリア古書堂の事件手帖;栞子さんと奇妙な客人たち,2011.9.6,9版,東京,アスキーメディアワークス

古書堂って書いてあったので,平積みされている時から気になってはいたんですが,手を出さないでいたところ,先日こちらに来ていた母さんが暇に耐えかねて買ったらしく.向こうに帰る前に回してもらいました.

薔薇の名前下巻を読んでいる途中ではありましたが,あの論争云々の部分を一気読みは辛くて,口直しというか箸休め? さくさく読み進み,古書の蘊蓄も楽しく,良かったです.廃刊になってしまった文庫のレーベルに,それ以降訳されていない名本珍本があるということは,それを保管しているところは貴重ってことなんですよね…….分かっちゃいるけど〜.っと,つい仕事のことを考えてしまうのでした.もはや病気に近い…….
本日の一冊

ウンベルト・エーコ,河島英昭訳:薔薇の名前;上,1990.4.25.8版,東京,東京創元社

1990年の1月25日初版で4月に8版ということは,かなり売れたのでしょうか.何故か私はこの本を古典作品だと思い込んでしまっていて(あまりにも有名なタイトルだったせいか),昨年新刊『バウドリーノ』が平積みされたのを見て「え? この著者生きてたの?」と失礼ながら大変動揺した覚えがあります.

新刊も読みたいけど,どうせなら一度ちゃんと『薔薇の名前』も読んでおこうと思いまして,一念発起(大袈裟).とりあえず上巻終わり.ミステリとしてはオチを知ってしまっているのでなんとも言えませんが,それにしても修道士好きのわたしをぐいぐい引き込んでくれるじゃないですか,ブラザー・ウィリアム(なんと言っても彼も島国出身だ!).そして薬草係のブラザー・セヴェリーノですね.

個人的には謎めいた修道士達の死よりも,キリストが笑ったかどうかについての論争の方が興味深かったですね.下巻ではアヴィニヨンの一行なども修道院に集まり,人物が多くなって混乱しそう.それにしても,私もこの文書館に入り込みたいものだ…….
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