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ここはゴミ箱です
本日の一冊

小手鞠るい著:科学者レイチェル・カーソン;こんな生き方がしたい,1997.11,東京,理論社

レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読んだことがないというのは「センス・オブ・ワンダー」を読んだときhttp://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/297/に書きましたが,「センス・オブ・ワンダー」の訳を読むとこの方の文はとても美しいんだろうなぁと感じまして,人物にもようやっと興味を持ちました.そこででも「沈黙の春」を手にとってみないところが捻くれているな…….

本書はレイチェル・カーソンの伝記……というか,中高生向けに易しい文で書かれた彼女の生き方考え方が分かる本ですね.科学者科学者と思っていましたが,科学文学者みたいな,いや科学作家というべきか.とにかくやはり文章がとても分かりやすく上手で,文才に秀でていた方だったのですね〜.才能があり,努力も惜しまず.そして何よりも自分は理想主義者だときっぱり言ってのけて,夢を諦めずに持ち続けるその精神! 持ち続けるだけでなく実現しているところもすごいです.
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本日の一冊

外山滋比古:思考の整理学,2009.8.10,第56刷,東京,筑摩書房

なんかいつまで経っても書店平積みされているから,そろそろ読まんといかんかと思って(←別に義務じゃない)借りてきました.出版年を見たら1986年に第1刷なんですね.おいおい自分何歳だよみたいな.

文庫版になって手に取りやすくなった点もあるのか,それとも現代の状況がようやく危機感を覚えてのことなのか.ハウツー本というよりは思考に関するエッセイのような感じなので,ハウツー本が苦手な人にはいいかもしれないし,逆にエッセイは読まんって人には辛いかもしれない.

メモを取るとか,ラインを引くとか,カードにしたり新聞切り抜いたりなどなど…….東大生のノートを売ってたのも二三年前ではなかったか.何にせよこういうのは本書でも書いているように,自分でやってみて合う方法を見つけるしかないんですよね.自分は色々三日坊主になりそうだけど.でもおもろいな〜と思ったのは,コンピュータが機械的に仕事を処理してくれて,その分人間は創造的な活動をしなくてはならないってところ.それって今は業務委託してある程度のルーティン・ワークを他の人に任せている部分も,いずれは機械がその仕事をして,じゃあ専任職員はもっと創造的で,企画的な仕事をって言っている部分がどんどん狭くなっていくのかな? それとも創造的な発想で持って,そこが狭くなることはないのかな? 我が職種は物理的な本は整理できても,思考を整理できずにいるから発展ができていないってことなのかしら.
本日の二冊

スズキヒサシ:炎虐の皇女:タザリア王国物語3,2008.4.10,再版,東京,メディアワークス
スズキヒサシ:獣面の暗殺者:タザリア王国物語4,2008.6.10,初版,東京,メディアワークス

正直3巻は題名でそもそもどんな展開になるかよめていたので,あまりに読むのが恐ろしくて進まなかったんですよ.だってさ,リネア様じゃん? あんなことやこんなこと,それと私には想像もつかないようなとんでもないことしてしまいそうじゃん? でもうっかりそれやりながら頬を赤く染めている美人なんじゃん? ……こわ.

と,でも他ではないくらいに散々な目に遭っている主人公ですが,4巻でリネアの元から逃げ出します.それもこれもブザンソンという可愛い人のおかげですね.冬将の騎士さんは今巻出てきませんので,彼の代わりにジグリットの保護者になってくれる素敵な兄さんです.守銭奴になりきれてないところが可愛い.……あ,そうか冬将の騎士は保護者というより主人に懐きすぎてうざったがられている犬か……(←酷い).私はマネスラーさんの再登場を強く要望しております!
本日の一冊

米澤穂信:ふたりの距離の概算,2010.7.15,再版,東京,角川書店

古典部シリーズの新刊.そう言えば,「犬はどこだ」もシリーズ化するんじゃなかったのか……?

表紙がなんか不思議な絵ですね.ちょっと首がとれているようで怖いんですが.折木奉太郎も高校二年生になりまして,古典部にも新入部員が? 最近お姉さんの露出が増えましたね.そして誕生日に上がり込んで来た部員達の間で,招き猫が醸し出す緊張感がちょっと小市民の彼らを思い出しました.

今日も暑さでべっちゃりしながら,ゲームもそろそろ一周目終わりそうです.とりあえず弓兵兄弟の支援会話と,オリジナルキャラと弓兵兄弟の支援会話はそれぞれコンプリートしたのでよし.それにしても,兄が威厳うんたらと言い出した時には,もう直接入力して答えを返してやりたいくらいでしたよ。

威厳? いいえ,あなたはそのままでいいんです.むしろ威厳なんて持たないでずっと私の癒しでいてください.(可愛いは正義!)

この熱弁は軍全員の意見であると信じて疑っていません(きっぱり).

あ,そうそうこれに僧侶で参加するならもうひとつ妄想がありまして.杖で相手殴り倒しそうな勢いの隠遁者カドフェルと,彼に保護されている若い僧侶のマークってどうでしょう.カドフェルは僧侶なのに力と防御がやたらと上がる.マークは初期値低めだけど成長率は高い有望株.うん,これもいい(暑さでやられてるんです!).
本日の一冊

杉原幸子:六千人の命のビザ;新版,1994.7.1,第3版第1刷,東京,大正出版

元日本領事杉原千畝の妻幸子が語る,杉原領事との波乱に満ちた半生の記録.

1940年8月リトアニアにおいてユダヤ人救出のためにビザと書類を約六千人分発給し、ナチス等のユダヤ人排斥・迫害の手から人々の命を救った,「日本のシンドラー」(杉原千畝記念館:http://www.town.yaotsu.lg.jp/sugiharatiune/index.html)とも呼ばれた人です.

語学の才能があった千畝氏はロシア語が得意で,外交官としてフィンランド,リトアニア,ドイツ,チェコスロバキア,ルーマニアなどを転々としました.ビザの発給はリトアニアのカウナスでの出来事.日本領事館に助けを求めたユダヤ人達に,約50日間で六千人(もしくはそれ以上)のビザを書き,それを受けたユダヤ人は戦後その恩を忘れずに帰国していた千畝氏を探し出して深く感謝したという.

千畝氏の生き方も凄いけれど,奥さんも20代で凄い経験をしたんだなと思いました.若いドイツ人将校はちゃんと家族に引き取られたんでしょうか…….

仕事でちょっと展示するために選んだ本なのですが,人に見せてるわりに自分でも読んだことなくて……(笑).展示が終わってからですけど読んでみましたが,「当たり前のことをした」と言いながら正義を行える人のどんなに強いことか.夫人によるやさしい語り口調の文章なので,中学生から読めるな〜と思いました.
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