ここはゴミ箱です
本日の一冊
カフカ作,山下肇・山下萬里訳:変身・断食芸人,2004.9.16,改版第1刷,東京,岩波書店
「ちょっくら頑張って〜」継続中.とはいえ,とても薄い本を選んでおりますが.アッシャー家と同じく,有名だけど読んだことのない作品でカフカ「変身」がありましたので,この機会に.訳のおかげか読みやすかったですが,なんとも淡々とした作品ですね〜.
朝起きたら自分虫になってたって……「あり得んだろ!」.でも笑いとるでもなく深刻に「現実」で,その「現実」に彼も家族も浸食されていくんですよね.不気味に淡々と.救いもなく達成もない.それは断食芸人も同じでしたが.そんな展開でも”読ませる”ことができるのは流石というべきでしょうか.
カフカ作,山下肇・山下萬里訳:変身・断食芸人,2004.9.16,改版第1刷,東京,岩波書店
「ちょっくら頑張って〜」継続中.とはいえ,とても薄い本を選んでおりますが.アッシャー家と同じく,有名だけど読んだことのない作品でカフカ「変身」がありましたので,この機会に.訳のおかげか読みやすかったですが,なんとも淡々とした作品ですね〜.
朝起きたら自分虫になってたって……「あり得んだろ!」.でも笑いとるでもなく深刻に「現実」で,その「現実」に彼も家族も浸食されていくんですよね.不気味に淡々と.救いもなく達成もない.それは断食芸人も同じでしたが.そんな展開でも”読ませる”ことができるのは流石というべきでしょうか.
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本日の二冊
畠中恵:アイスクリン強し,2008.10.20,第1刷,東京,講談社
長谷川集平作:トリゴラス,1978.8.東京,文研出版
……なんだこの組み合わせ,と自分で思う.「アイスクリン強し」は本屋さんで表紙を見た時に可愛いな〜と思っていた本です.でも買わないで借りるのね,みたいな.最近続編というかスピンオフ? が出たので,ようやく「あ,前作読まなあかんな」と思った次第です.
そして「トリゴラス」ですね.……すごい作品ですよ.うん,子どもの頃に読んでいたら個人的にはトラウマになっていたと思います.トリゴラスよりも,少年の方が怖い…….何だろうか,この鬱屈した思春期ではすまされないような影は.最初は「絵は怖いけど、少年特有の突飛な想像力ね〜」と思っていたんですが,かおるちゃん出てきたあたりから「ん?」となって,最後のページでぞわっとなった.男の子が読んだらもしかしたら違うかなと思う部分ではあるのですが.どうだろう……凄い作品だけど……読ませたいかな.読ませたくないな正直自分は.これも続編あるんよね…….
畠中恵:アイスクリン強し,2008.10.20,第1刷,東京,講談社
長谷川集平作:トリゴラス,1978.8.東京,文研出版
……なんだこの組み合わせ,と自分で思う.「アイスクリン強し」は本屋さんで表紙を見た時に可愛いな〜と思っていた本です.でも買わないで借りるのね,みたいな.最近続編というかスピンオフ? が出たので,ようやく「あ,前作読まなあかんな」と思った次第です.
そして「トリゴラス」ですね.……すごい作品ですよ.うん,子どもの頃に読んでいたら個人的にはトラウマになっていたと思います.トリゴラスよりも,少年の方が怖い…….何だろうか,この鬱屈した思春期ではすまされないような影は.最初は「絵は怖いけど、少年特有の突飛な想像力ね〜」と思っていたんですが,かおるちゃん出てきたあたりから「ん?」となって,最後のページでぞわっとなった.男の子が読んだらもしかしたら違うかなと思う部分ではあるのですが.どうだろう……凄い作品だけど……読ませたいかな.読ませたくないな正直自分は.これも続編あるんよね…….
本日の一冊
C・J・S・トンプソン,駒崎雄司訳:香料文化誌;香りの謎と魅力,1998.8.25,初版第1刷,東京,八坂書房
香水師の話を読んだので,ついでに香料についても読んでみるかと借りた本ですが,著者のことがよく分かっていないというのが面白いですね.
匂いが煙と祈りとともに神に届くと信じていたというのは,アレだ,富士山? 竹取物語? いや,匂いがどうとは書いていなかったかなと思いますが,思い浮かんだんですよね.山の上で燃やした不死の薬は,この世のものとは思えぬほどいい匂いがしたのではないだろうか.
これは多分,バラ水→完璧な芳香→薬にもなると信じられていた→いい匂いがする薬→いい薬→凄い薬→で不死の薬という脳内連想ゲームみたいな……? 単なる妄想だろうか.おいらの頭ん中を一番知りたいのは自分ですよ〜と.
しかし寒いな.
C・J・S・トンプソン,駒崎雄司訳:香料文化誌;香りの謎と魅力,1998.8.25,初版第1刷,東京,八坂書房
香水師の話を読んだので,ついでに香料についても読んでみるかと借りた本ですが,著者のことがよく分かっていないというのが面白いですね.
匂いが煙と祈りとともに神に届くと信じていたというのは,アレだ,富士山? 竹取物語? いや,匂いがどうとは書いていなかったかなと思いますが,思い浮かんだんですよね.山の上で燃やした不死の薬は,この世のものとは思えぬほどいい匂いがしたのではないだろうか.
これは多分,バラ水→完璧な芳香→薬にもなると信じられていた→いい匂いがする薬→いい薬→凄い薬→で不死の薬という脳内連想ゲームみたいな……? 単なる妄想だろうか.おいらの頭ん中を一番知りたいのは自分ですよ〜と.
しかし寒いな.
本日の一冊
霜島ケイ:帝都万葉;封殺鬼,2011.1.31,初版第1刷,東京,小学館
……ちょっと文庫選択を間違えているよな,というのは前シリーズから感じておりましたが,まともな恋愛ものになるなんてこれっぽっちも思っていなかったし,わたし自身はそれくらいがちょうど良くて好きですけどね.
それにしても,達磨と別れ難くなっちゃってる聖は可愛い.志郎は神島の家人達を心配するよりも,二人の鬼にどう認めてもらうのかが問題のような気がします.
猫股大活躍(?)でしたね.
霜島ケイ:帝都万葉;封殺鬼,2011.1.31,初版第1刷,東京,小学館
……ちょっと文庫選択を間違えているよな,というのは前シリーズから感じておりましたが,まともな恋愛ものになるなんてこれっぽっちも思っていなかったし,わたし自身はそれくらいがちょうど良くて好きですけどね.
それにしても,達磨と別れ難くなっちゃってる聖は可愛い.志郎は神島の家人達を心配するよりも,二人の鬼にどう認めてもらうのかが問題のような気がします.
猫股大活躍(?)でしたね.
本日の一冊
エリザベット・ド・フェドー著,田村愛訳:マリー・アントワネットの調香師;ジャン・ルイ・ファージョンの秘められた生涯,2007.9.10,第1刷,東京,原書房
原文がそうなのか訳文がそうなのか,というのはいつも翻訳物では考えてしまう部分です.これは伝記なのか,歴史小説なのか.書いてあることはすべて史実なのか,それとも脚色された創作混じりなのか.レポートだったらちゃんと区別しろ! と言われそうな書き方が気になりはしましたが,ファージョンの仕事には興味を覚えました.
香水は化学(科学もか).確か香料を扱う人が現代でもいるようですが,鼻が良くないとだめだし,そのプレンドとか抽出の方法に化学が必要なんですね.それにしても,体に付ける以外にも,お風呂に垂らしたり,手袋に匂いをつけたり,匂いを染み込ませた布を持ったり,匂い袋を持ったり.うーん,おしゃれ.それにしても当時のパリは,現代よりも汚水などで悪臭が漂っていた時代でしょうが,鼻の良い人にとって香水で誤魔化せるようなレベルだったんでしょうかね.
この間ワインの本を読んだのでワインが飲みたくなりましたが,今度は香水のひとつでも買ってみたくなりました.……影響されやすい女です.
エリザベット・ド・フェドー著,田村愛訳:マリー・アントワネットの調香師;ジャン・ルイ・ファージョンの秘められた生涯,2007.9.10,第1刷,東京,原書房
原文がそうなのか訳文がそうなのか,というのはいつも翻訳物では考えてしまう部分です.これは伝記なのか,歴史小説なのか.書いてあることはすべて史実なのか,それとも脚色された創作混じりなのか.レポートだったらちゃんと区別しろ! と言われそうな書き方が気になりはしましたが,ファージョンの仕事には興味を覚えました.
香水は化学(科学もか).確か香料を扱う人が現代でもいるようですが,鼻が良くないとだめだし,そのプレンドとか抽出の方法に化学が必要なんですね.それにしても,体に付ける以外にも,お風呂に垂らしたり,手袋に匂いをつけたり,匂いを染み込ませた布を持ったり,匂い袋を持ったり.うーん,おしゃれ.それにしても当時のパリは,現代よりも汚水などで悪臭が漂っていた時代でしょうが,鼻の良い人にとって香水で誤魔化せるようなレベルだったんでしょうかね.
この間ワインの本を読んだのでワインが飲みたくなりましたが,今度は香水のひとつでも買ってみたくなりました.……影響されやすい女です.