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ここはゴミ箱です
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本日の三冊

ケン・フォレット,矢野浩三郎訳:大聖堂;中,2011.1.14,第6刷,東京,ソフトバンククリエイティブ株式会社
ケン・フォレット,矢野浩三郎訳:大聖堂;下,2011.1.14,第6刷,東京,ソフトバンククリエイティブ株式会社
藤木稟:バチカン奇跡調査官;闇の黄金,2011.2.25,初版,東京,角川書店

昨日今日と計画停電が見送られたので,個人宅でパソコン使っても平気だろうと思いまして,震災からこっち読んだ本をまとめて感想.

とりあえず「大聖堂」ですが……読んでいて考えるのは「なぜこの修道院にカドフェルがいないのか」+「なぜここにヒュー卿という人物が出てくるのにベリンガーではないのか」ということばかり.……本筋に集中しようよ自分.フィリップ修道院長は最後まで堅物な修道院長のままでした.うん,好き.
今はその後送ってもらった三冊を読んでいるところなので,キングズブリッジの修道院長があんなやつで(微妙にネタばれ?)非常に遺憾であります.

そして「バチカン奇跡調査官」は三巻目ですが……たまたま文庫の平積み見たら置いてあったの見つけたんですよね.それまでの二巻はハードカバーの方に平積みだったじゃないですか,ソフトカバーだけど(わたしの行っている書店の話).一巻目に比べて二巻目が薄いし,組みも違っているから「こりゃ、この先ページ数厳しいな」と思ってはいましたよ?

でもだからって,続編文庫書き下ろしはやめてくれー!

というのは本棚に並んだ時にちょっとイラッとするから.文庫で買い直すか? いやいや,結局絵が入っているのは表紙だけだしな.しかし厚さもサイズも違うのを並べる苦悩というのは…….理解してもらえないだろうか,この気持ち.

毎日余震が続いていますが,職場の棚に本を戻す作業は進めています.
こういう作業をしていると,自分が知らんうちに体のどっかに痣を作っているのが不思議.お風呂に入る時にようやく気づいて,いったいどこでぶつけたのか悩みますが,作業している時には夢中で,結局いつできた痣なのかは思い出せません.そんなもんです.

皆が「そんなもん」で悩めるくらいの日々が,一刻も早く取り戻せますように.
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本日の一冊

ケン・フォレット,矢野浩三郎訳:大聖堂;上,2011.1.14,第8刷,東京,ソフトバンククリエイティブ株式会社

あ,新刊だと思ってたんですが,出版2005年って,結構前に出てたんだなぁ.映像化したので,その宣伝で平積みされてたんですね〜.

ということで,誕生日プレゼントにもらった「大聖堂」の上巻を読みました.まだまだ走り出してもいないくらいの展開ですが,読んでて気づいた.自分修道士(この話でいうとフィリップ修道院長)視点の部分は他より進みが早い.……どんだけ坊さん好きなんだオレ…….

よりにもよって(!?)時代背景がカドフェルと同じモードとスティーブン王の時代! ウェールズ訛りの修道院長! なんだこれ,きっとシュルーズベリにはカドフェルが修道院暮らしをしているに違いないよと思いつつも,こっちの主な舞台はキングズブリッジなのでちょっとくそぉと思ったり.ちらりとシュルーズベリの名前だけでも出てきたらもっとテンション上がるのに…….

正直大聖堂建設よりも,生涯の敵を作っちゃったフィリップ修道院長が気になる…….負けるな修道院長!
本日の一冊

沓掛良彦,横山安由美訳:アベラールとエロイーズ;愛の往復書簡,2009.9.16,第1刷,東京,岩波書店

以前読んだ「悩める助祭の緑の季節」http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/279/(ぬる〜いBL注意) でちらりと出てきた本で,男の方が局部を切り取られるという猟奇的な部分のみが頭に残っていて,さてどんな話なんじゃと思い,岩波文庫だし読んでみるか,と.

こちらの本は新しい訳で,二人の修道院長のやりとりした書簡の中でも第一から第五まで,それに尊者ピエールからエロイーズへの書簡を付した形のものでした.第五以降の書簡はキリスト教の教えが主のやりとりに変わるとのことで,訳者自身(キリスト教に)興味がなければ面白くないと言っていらっしゃいます.

この一般的に「愛の」往復書簡とされている第二から第五(一はアベラールの自伝的「自分不幸話」)で,やはり文学的に華があるというか,読み手を揺さぶる感情が言葉にのせられているというのはエロイーズの方の書簡なのでしょう.エロイーズの立場に立つと,「だからそんな言葉が聞きたいんじゃないのよ、わたし」とアベラールの顔に拳入れたくなる.

……しかし,修道院長がここまで赤裸々に「情欲抑えきれないの!」って言ってしまっていいんでしょうかね.

「フローリアの「告白」」(ヨースタイン・ゴルデル)のフローリアの方が上品だったかなと思う.でも,エロイーズの方が確かに「過去に生きていた」人なのかなと感じられますね.
本日の一冊

アモン・シェイ著,田村幸誠訳:そして、僕はOEDを読んだ,2010.12.1,第1刷,東京,三省堂

……そして、私は「そして、僕はOEDを読んだ」を読んだ,ということですね?

帯にちゃんと書いてありますが,21,730ページです.中でちゃんと忠告してくれていますが,そのページ数を読んで確実に得られるのは頭痛と視力低下です.でもいいんです.この「〜を読んだ」を読むだけなら,他人の頭痛を笑って,ついでに拾って来られた単語の数々にクスリとするだけで楽しめます.視力も……そう,あまりに劣悪な環境でなければ落ちたりしないでしょう.

何が面白いって,他人の阿呆な挑戦を見ているだけってのが一番面白いと思いますが,これもそんなうちのひとつ.これは同業者飛びつきそうなネタだなと思ってわたしも飛びついてみましたよ.

「誰も読まなかったコペルニクス」は書誌的な冒険として素晴らしく壮大で,時間もお金もかかっていると思いましたが,この本だって冒険はしています.紙に書かれた単語の海の中を.でもこっちは同じ冒険してみたいとは思わないな(笑).Zの項目だけなら,手元にある旺文社の辞書を読んでみてもいいけど.

そして今日は,左手人差し指の第二関節内側に何故か痣を作っている…….なにをしたのかさっぱり覚えがない…….
本日の一冊

出口典雄:シェイクスピアは止まらない,1988.9.20,第1刷,東京,講談社

ついでにわたしの↓痢も止まらない…….って,すみませんこんな↓ネタで.でもすごい消耗するものなんですね.

けっこうこの冬の間自炊が手抜きで,いい加減な食生活していた感があるんですが,仕事が詰まっているとかはなくて,ただまぁこんな商売ですから(どんなだ)今の時代ちょっと悶々とすることもありまして.

苛々していたことプラス,ちょっとお腹壊したなと思って(この時は出勤していた),おかゆ食べたりして,それが落ち着いたので,土曜日出勤でも少しは腹に入れとかんとな,と食ったんですよ,サンドイッチを.この時点でけっこうグロッキーだったんですが,仕事は終えて,家ではあまり食わん方が良いだろうと帰宅.その後土曜日の夜に↓しまして.

脂汗だーっと出て,トイレで震えながらもう手の感覚とか痺れてなくなるんですよ.あ,こんな描写いいか.でもこんな夜中病院やってないしなとか色々考えたような半分意識飛んでたような.そんなことが続いて,流石に熱が出ました.

日曜日は出すものがなくなったのでお腹は落ち着きましたが,金曜日くらいから月の訪問者も一緒に来てまして.その痛みもちょっとミックスされている感じで.

わたしは週末に買い物して週の中ではほとんど買い物をしないので,大体冷蔵庫の中は一週間使い切りですよ.ということは,土曜日,日曜日がそんな状態では冷蔵庫に何もない.でもどうせ何も食べれない.食うと↓なので.

……日曜日は水分取るだけで過ごし,熱は下がったので月曜日出勤するかどうか悩んだんですが,出て行ってお昼何食べればいいかな,と考えて何も食わなかったら余計気にするよなと.思い切ってお休み.今日は出勤しました.

踏んだり(お腹↓し)蹴ったり(熱だし)、踏まれたり(月の訪問者に)した気分です.

コーヒー飲みたいけど……もう少し回復してからにする.

って,長々と↓した話ばっかりしましてすみません.本の方ですけど,ハムレット役で若い頃の江守徹さんの写真が載っていて,一瞬「ん? どっちが?」(写真に男の人は二人いた)と目を凝らしてしまった.そこまでしなくても顔の形が江守さんでした.でも若いのでビックリ.

面白いなと思ったのはハムレットの捉え方というか,ハムレットに挑む時の心構え? 全体をどうにかしようとするのはそもそも無理だから,部分だけで満足するしかない(それだけ多角的に見られるというか混沌としているというか,捉えどころがないというか)というところ.

本を読んでいるだけだと,「ハムレットってこういう話」って分かったつもりになっているけれど,ほんとに分かっているわけないだろうって.……うん,読み返したくなったよ,ハムレット.
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