ここはゴミ箱です
本日の一冊
金谷治訳注:孫子,2000.4.14,新訂第1刷,東京,岩波書店
「孫子の兵法」って,歴史とか戦国系小説の中では重要書物として語られるし,風林火山とか言葉は知っているわけですよ.でもものを読んだことはなかったんです.なんか一人キャンペーン中でも,結構西洋系に傾いてしまっていたので,東洋の本も読まないとなぁと考えて,読み下し文と現代語訳がついているなら読めるだろうと借りてみました.
漢文は本気で読まなくて,読み下しを先に読んで,確認してみたり.読み下しもシンプルで意味はよく分からないので,現代語訳でふむふむ,と.有名な風林火山も出てきましたし,「彼れを知りて己れを知れば、百戦してあやうからず。」もありました.戦うための術を書いておきながら,ちゃんと,戦争を起こすには慎重であれ,起こさないように戒めよというような意味合いのことも書いていて,なによりそれが国家を安泰させるという考えを持った人のようでした.まぁ,「孫子」がどの孫さんなのかは異論があるような感じですが.
そして本日は東京国立博物館で写楽を観てきました.元同僚のお二人にお付き合いいただき,じっくり二時間近く観ていましたね.人はまあまあ多かったですが,阿修羅像の時よりは断然少なく.出典の浮世絵所蔵に海外の美術館が多くて面白かったです.短い期間に多くの作品,そして短期間での作風の違い.この人はとても魅力的な謎を持っていますね〜.シェイクスピア同様,複数人説が消えないのも分かる気がします.
そしてお昼からおやつまでご一緒いただきまして,以前別の方と行ったケーキ屋さん&喫茶店でおやつを食べました.↓

小さいスイーツ5種が盛られて,マカロンと焼き菓子がついてくる.ドリンク付き.……幸せです.
さらに上野駅中が改装したので,おいしそうなお菓子が増えまして.つい誘惑に負けてお持ち帰りしたのが↓

だって,このキラキラしたスイーツを無視できない! そしてこの丸い形を一人で食べられるというのが……(ぷるぷる).もうお腹の中に入ってしまいました.お二人からおいしそうなお土産もいただいてしまったし…….今週(今月?)頑張って動かないとヤバいな,お腹.
金谷治訳注:孫子,2000.4.14,新訂第1刷,東京,岩波書店
「孫子の兵法」って,歴史とか戦国系小説の中では重要書物として語られるし,風林火山とか言葉は知っているわけですよ.でもものを読んだことはなかったんです.なんか一人キャンペーン中でも,結構西洋系に傾いてしまっていたので,東洋の本も読まないとなぁと考えて,読み下し文と現代語訳がついているなら読めるだろうと借りてみました.
漢文は本気で読まなくて,読み下しを先に読んで,確認してみたり.読み下しもシンプルで意味はよく分からないので,現代語訳でふむふむ,と.有名な風林火山も出てきましたし,「彼れを知りて己れを知れば、百戦してあやうからず。」もありました.戦うための術を書いておきながら,ちゃんと,戦争を起こすには慎重であれ,起こさないように戒めよというような意味合いのことも書いていて,なによりそれが国家を安泰させるという考えを持った人のようでした.まぁ,「孫子」がどの孫さんなのかは異論があるような感じですが.
そして本日は東京国立博物館で写楽を観てきました.元同僚のお二人にお付き合いいただき,じっくり二時間近く観ていましたね.人はまあまあ多かったですが,阿修羅像の時よりは断然少なく.出典の浮世絵所蔵に海外の美術館が多くて面白かったです.短い期間に多くの作品,そして短期間での作風の違い.この人はとても魅力的な謎を持っていますね〜.シェイクスピア同様,複数人説が消えないのも分かる気がします.
そしてお昼からおやつまでご一緒いただきまして,以前別の方と行ったケーキ屋さん&喫茶店でおやつを食べました.↓
小さいスイーツ5種が盛られて,マカロンと焼き菓子がついてくる.ドリンク付き.……幸せです.
さらに上野駅中が改装したので,おいしそうなお菓子が増えまして.つい誘惑に負けてお持ち帰りしたのが↓
だって,このキラキラしたスイーツを無視できない! そしてこの丸い形を一人で食べられるというのが……(ぷるぷる).もうお腹の中に入ってしまいました.お二人からおいしそうなお土産もいただいてしまったし…….今週(今月?)頑張って動かないとヤバいな,お腹.
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本日の一冊
ゴーゴリ作,平井肇訳:外套・鼻,2006.2.16,改版第1刷,東京,岩波書店
まずは「外套」ですが,貧しい下級官吏が外套を新調して,これまでの生活にないほどの喜びを得たその直後に,その外套を盗まれて,挙句に死んでしまうという.これだけ書くと面白くない話のように思えますが,時折作者の視点が入る独特の書き方と,描写の確かさで魅力的な作品になっていると思います.
インパクトでいうと「鼻」の方がすごい.鼻が顔から抜け出して一人歩きしてしまうという…….鼻,お前鼻なのにどうやって歩いてんだとか,服着てんのどうしてとか.想像してみれば突っ込みどころ満載なのに,馬鹿馬鹿しいと言って途中で止めることができない.単純にインパクトだけの作品ではないんだろうなぁと思いました.
ちなみに「お前(ら)がどうやって服を着てるんだ」というのは
「休み日の算用数字」http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/5/
でも思いましたが,わたしはこの作品が大好きです.
そして本日の出来事.ラジオで久しぶりに緒方恵美さんのお声を聞きまして,感動.相変わらず良いお声でいらっしゃる.
ゴーゴリ作,平井肇訳:外套・鼻,2006.2.16,改版第1刷,東京,岩波書店
まずは「外套」ですが,貧しい下級官吏が外套を新調して,これまでの生活にないほどの喜びを得たその直後に,その外套を盗まれて,挙句に死んでしまうという.これだけ書くと面白くない話のように思えますが,時折作者の視点が入る独特の書き方と,描写の確かさで魅力的な作品になっていると思います.
インパクトでいうと「鼻」の方がすごい.鼻が顔から抜け出して一人歩きしてしまうという…….鼻,お前鼻なのにどうやって歩いてんだとか,服着てんのどうしてとか.想像してみれば突っ込みどころ満載なのに,馬鹿馬鹿しいと言って途中で止めることができない.単純にインパクトだけの作品ではないんだろうなぁと思いました.
ちなみに「お前(ら)がどうやって服を着てるんだ」というのは
「休み日の算用数字」http://agnus.blog.shinobi.jp/Entry/5/
でも思いましたが,わたしはこの作品が大好きです.
そして本日の出来事.ラジオで久しぶりに緒方恵美さんのお声を聞きまして,感動.相変わらず良いお声でいらっしゃる.
本日の二冊
オウィディウス著,沓掛良彦訳:恋愛指南;アルス・アマトリア,2008.8.19,第1刷,東京,岩波書店
毛利志生子:夜の虹;灰色の幽霊,2010.7.10,第1刷,東京,集英社
いやぁ,漢字変換で恋愛至難と出て笑いました.誰が上手いこと言えと……!
それにしても名著であり迷著でありますね,「恋愛指南」.著者が師となって,1巻2巻では同じ男に対して,いかにして女の気を引き,繋ぎ止めておくかということを,それっぽく語り.そして3巻では,そんな男の恋愛指南役が散々「女にはこうしてやればいい」と言ったことを,今度は女にぶっちゃけるという構成.いやぁ,面白い.間違っても参考になるとか言わないけど,面白いですよ.ギリシア神話とかローマ神話に興味のある人は出てくる神々や英雄の例ににやりとしたりしますね.
解説を読むと,他にも当時のローマの人が呼んだらにやりとするような揶揄だとかパロディがあったようですが,それが分かんなくてもこの構成と,機智にはにやにやです.
そして今日のワンコ……いや,犬は出てきましたが.「夜の虹」ですね.なんだか危ない人も出てきて,次巻が楽しみです.ちなみにレオニードは猫科とみせかけて犬科ですか.
オウィディウス著,沓掛良彦訳:恋愛指南;アルス・アマトリア,2008.8.19,第1刷,東京,岩波書店
毛利志生子:夜の虹;灰色の幽霊,2010.7.10,第1刷,東京,集英社
いやぁ,漢字変換で恋愛至難と出て笑いました.誰が上手いこと言えと……!
それにしても名著であり迷著でありますね,「恋愛指南」.著者が師となって,1巻2巻では同じ男に対して,いかにして女の気を引き,繋ぎ止めておくかということを,それっぽく語り.そして3巻では,そんな男の恋愛指南役が散々「女にはこうしてやればいい」と言ったことを,今度は女にぶっちゃけるという構成.いやぁ,面白い.間違っても参考になるとか言わないけど,面白いですよ.ギリシア神話とかローマ神話に興味のある人は出てくる神々や英雄の例ににやりとしたりしますね.
解説を読むと,他にも当時のローマの人が呼んだらにやりとするような揶揄だとかパロディがあったようですが,それが分かんなくてもこの構成と,機智にはにやにやです.
そして今日のワンコ……いや,犬は出てきましたが.「夜の虹」ですね.なんだか危ない人も出てきて,次巻が楽しみです.ちなみにレオニードは猫科とみせかけて犬科ですか.
本日の一冊
森本達雄訳:ガンディー獄中からの手紙,2010.7.16,第1刷,東京,岩波書店
「ちょっくら頑張って」一人キャンペーンはあくまでちょっくらなので,結構薄い本を選んで読んでいる感があります.本書も薄いので選んだのが正直なところ.
しかしこの薄さで濃い内容.教科書で習った程度のことなので,ガンジー(ガンディー)のことはスワデシーとか,そのくらいしか頭になかったのですが.真理について,愛について,寛容について.そういうことについての短い手紙に,ぎゅっと詰まった思想が,当然ながら一度では読み切れないものをたくさん含んでいました.
とっさに聖典だけではなく,聖書からの言葉を引っ張ってきたり,寛容を持って宗教の平等を説いてみたり,このことについて自分の考え立場というものを揺るぎなく確立した,確立するまで考えたその点だけでも「偉大なる魂」と呼ばれておかしくないんだなぁと.中身は相当厳しいことを言っていますが,何よりも自分がそれを実践して自分に一番厳しかったという話をきくと余計にそう思いましたね.
さて,土曜日に自分勝手被災地支援と称して,茨城県の「月の井」(大洗町)さんのお酒を買って飲みました.
http://www.tsukinoi.co.jp/
すとろべりぃ酒(鉾田市の苺使用)に冷凍しておいた苺を投入して飲みましたよ.おいしかった!
森本達雄訳:ガンディー獄中からの手紙,2010.7.16,第1刷,東京,岩波書店
「ちょっくら頑張って」一人キャンペーンはあくまでちょっくらなので,結構薄い本を選んで読んでいる感があります.本書も薄いので選んだのが正直なところ.
しかしこの薄さで濃い内容.教科書で習った程度のことなので,ガンジー(ガンディー)のことはスワデシーとか,そのくらいしか頭になかったのですが.真理について,愛について,寛容について.そういうことについての短い手紙に,ぎゅっと詰まった思想が,当然ながら一度では読み切れないものをたくさん含んでいました.
とっさに聖典だけではなく,聖書からの言葉を引っ張ってきたり,寛容を持って宗教の平等を説いてみたり,このことについて自分の考え立場というものを揺るぎなく確立した,確立するまで考えたその点だけでも「偉大なる魂」と呼ばれておかしくないんだなぁと.中身は相当厳しいことを言っていますが,何よりも自分がそれを実践して自分に一番厳しかったという話をきくと余計にそう思いましたね.
さて,土曜日に自分勝手被災地支援と称して,茨城県の「月の井」(大洗町)さんのお酒を買って飲みました.
http://www.tsukinoi.co.jp/
すとろべりぃ酒(鉾田市の苺使用)に冷凍しておいた苺を投入して飲みましたよ.おいしかった!
本日の一冊
中島敦作:山月記・李陵他九篇,1995.4.15,第2刷,東京,岩波書店
山月記は大学時代に何かの講義中あらすじを聞いて興味深く思った思い出がありまして,ただその後ちゃんと作品を読んだのかどうかを思い出せず,岩波文庫であったので借りてみた次第.
結果:読んでた
そうだろうな〜.読んでないはずはないと思ったんだよな〜.でもぱらっと捲って「あれ、こんなに短い話だったか」と思ったのは確か.筋は覚えていてもあまり細部を覚えていなかったらしい.そして他の収録作品中おそらく「名人伝」「牛人」は読んでいます.「弟子」「李陵」も怪しいところ.それにしても子路が師父を慕う様と,悟空が三蔵法師を慕う(こちらは無意識かもしれんが)様がうっかり萌えた.でもそれより観察日記というか思索日記というか(「悟浄歎異」)とにかく悟浄すげぇと思った.
「悟浄歎異」「環礁」などは覚えがないので,おそらく過去に読んだ山月記が同じ文庫だったということはないのでしょう.いや,まぁ「山月記」だけを読んだという可能性もなくはないが.
中島敦作:山月記・李陵他九篇,1995.4.15,第2刷,東京,岩波書店
山月記は大学時代に何かの講義中あらすじを聞いて興味深く思った思い出がありまして,ただその後ちゃんと作品を読んだのかどうかを思い出せず,岩波文庫であったので借りてみた次第.
結果:読んでた
そうだろうな〜.読んでないはずはないと思ったんだよな〜.でもぱらっと捲って「あれ、こんなに短い話だったか」と思ったのは確か.筋は覚えていてもあまり細部を覚えていなかったらしい.そして他の収録作品中おそらく「名人伝」「牛人」は読んでいます.「弟子」「李陵」も怪しいところ.それにしても子路が師父を慕う様と,悟空が三蔵法師を慕う(こちらは無意識かもしれんが)様がうっかり萌えた.でもそれより観察日記というか思索日記というか(「悟浄歎異」)とにかく悟浄すげぇと思った.
「悟浄歎異」「環礁」などは覚えがないので,おそらく過去に読んだ山月記が同じ文庫だったということはないのでしょう.いや,まぁ「山月記」だけを読んだという可能性もなくはないが.