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ここはゴミ箱です
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本日の三冊

魚住ユキコ著,Quin Rose原作:クローバーの国のアリス;A Little Orange Kiss,2009.9.4.第1刷,東京,講談社
川口雅幸:からくり夢時計;上下,2010.12.1.初版,東京,アルファポリス

アリスは例によって姉から借りたもの.夢時計は九州から上京していた母が暇つぶしに買った本を回してくれたもの.しかしどうして彼は自分をウサギではないと思えるのだろうか.あれだけ立派な耳がついていというのに……?

夢時計は,そうねあっさり読めるので暇つぶしにはいいのかもしれません.

朝夕が寒くなってきましたね.衣替えの時期をどう判断したものか……とりあえず明日のお休みで扇風機はしまおうかな.
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本日の一冊

[イータロ・]カルヴィーノ,河島英昭編訳:イタリア民話集;上,1984.8.16.第1刷,東京,岩波書店

下巻を先に読みましたが,ちゃんと上巻も読みます.下巻が南イタリアなので,上巻は北イタリア中心.それにしても,これらの民話は三人の娘がいたら一番下の娘が一番美しかったり,賢かったりするのが当然なのだろうか.ハウルのソフィーではないが,何故長女ではいけないのか……? というわたしは末娘ですが.

そして結構酷い目にあわされたとしても,結局くっつくのね…….その点でいうと,「ミラーノ商人の息子」の終わりは画期的というか,ユニークだと思いました.「(略)幸運も不運も終わりを告げた。p.188」という”幸運”の部分.大体が不運だけが終わり幸運のうちに物語が終わる中で,”幸運”さえも終わるというのは.

あとキャラクタとしてとても魅力的だったのは「プレッツェモリーナ」のメメという魔女の従弟.そもそも魔女の従弟が出てくるのが珍しいのではないでしょうか.お話の前半はラプンツェルによく似ているので,そう思うとメメは王子さまの役割なのか……? けれど肝心の女主人公には二度もキスを断られているんですよね.しかも本人その断りの言葉が”なかなか上手だから”という理由で女主人公を助けてあげちゃう.わたしは結構痛烈に拒否されていると思うんですけどね……?

他にももう一編ラプンツェルと同じ妊娠中のお母さんの異常な食欲のエピソードがあるのですが,どちらもパセリなんですよね,食べたがるのが.パセリ……それだけそんなに食うの? っていう.いやぁ,面白いです.
本日の一冊

[イータロ・]カルヴィーノ,河島英昭編訳:イタリア民話集;下,2007.2.15.第7刷,東京,岩波書店

えー,なんで下かというと,奇跡調査官の三巻で触れられていたイタリアの民話「三つの石榴の愛」と「ソロモンの忠告」が読んでみたくて,都立図書館検索したら両方収録している下巻がヒットしたため.流石都立図書館です.重宝しております.面白かったので上巻も後で読みたいと思っています.

元は全200篇で,翻訳されたのは上下巻で75篇.ということはあと半分以上あるわけですね.
「三つの石榴の愛」はアブルッツォ地方,「ソロモンの忠告」カンピダーノ平野ですが,類話は各地にあるということが原注でのべられています.下巻は南イタリア中心.奇跡調査官読んだ方は「三つの石榴の愛」は後半がまったく違うので,読み比べると面白いかと.あと「ツォッポ悪魔」では”あっちっちの家”という訳語が出てきますが,最後に注記でシチリアの方言で地獄のこと,とあります.原語ではどういう風なのかな.

ところで,「三つの石榴の愛」の冒頭,王さまの息子が切っているリコッタがなんなのか分からず,ググってみましたところチーズであることが判明.一度食ってみたいものです.

そしてこの民話集の編著者カルヴィーノさんは,どうやら「不在の騎士」の著者だったようで…….たしか高校の図書室にあった本で,表紙が面白そうだったので読んだ……のだったように記憶しています.鎧の中は空っぽの,疲れ知らずのお堅い騎士の話.著者名とかまったく覚えていませんでしたから,ちょっと自分の中で意外な繋がり方をしました.
本日の一冊

セス・グレアム=スミス著,赤尾秀子訳:ヴァンパイアハンター・リンカーン,2011.6.15.初版,東京,新書館

正直言えばジャケ買いですよ.でも一応踏みとどまって,事前に評判を確かめつつ,古本屋を一応探して,結局新刊を買ったという…….

でもこれは個人的に当たり.この方はどうやら「高慢と偏見とゾンビ」という本で有名になっていた人らしいのですが,そちらは未読.解説を読む限りではちょっと系統が違いそうなので別にいいかな,そっちは.

ところどころ挿入される嘘っぱち(の混じる)絵画,写真類はまぁ,ぶっちゃけいらないな.それが入るとおふざけ度が上がるので.あえて加工部分が分かりやすくなっているのは,勘違いする人がいないように,なのかな.

それにしても,私はこれを読んで初めてエイブラハム・リンカーンの身長が高いことを知った.あのでっかい像は,全体がでっかいからでっかいんだと思っていました…….

奴隷解放の一方で,先住民には厳しかったということもあったようですが,本書での先住民はヴァンパイアにすり替わり,虚構と史実の混じり合った一級の娯楽小説になっていたように思います.今年読むべしという一冊だと思いました.
本日の一冊

レイモンド・P・シェインドリン著,高木圭訳:物語ユダヤ人の歴史,2003.12.25.初版,東京,中央公論新社

テーマがテーマなだけに,偏ったり感情的になったりするような本には手を出したくなかったので,手にとれる同様のテーマの本から選んで取ったつもりですが,著者の方もそれはとても強く意識していてよかったです.

でも通史というのにはそう……一国がメインで,一部が移動したりという歴史と違うので,ちょっとあちこちして読んでいて混乱もしましたが,これをどう分かりやすく,しかも漏れなく話すのかというのは難しい.それと,アジア圏について触れるともっともっと長くなってしまうので省いたと巻頭にあったので,日本との関係が書かれた本があれば別に読んでみたいですね.

今日はお休みだったので,大雨の中思いついてポタ賢者の石のDVDを見直しました.主人公達三人は元より,他の子役達も見知った顔が幼くて……初々しい! そして改めて,彼らが最終まで出演してくれたことに感動しました.あ,あとプリンス氏の心情を知らずに見ていた頃と違って,「あぁ、正面から見るとリリーの瞳を見ちゃってるようで怯むのね」とか,色々考えてしまいましたが,最初の授業で扉パーン! って入ってくるところはとってもギャグでした.

そしてやっぱりチェスシーン最高.
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