ここはゴミ箱です
本日の一冊
伊藤計劃:ハーモニー,2008.12.25,初版, 東京,早川書房
2007年にデビューして,作家活動は2年程度.2009年にお亡くなりになった伊藤氏ですが,没後に日本SF大賞,そして翻訳版はアメリカで賞を受賞していらっしゃいます.
SF……そうですね,SFなのかも.でも何となく学園ものの雰囲気も漂わせつつなので,女の子も読みやすいかもしれないですね(いやSF全体女の子に読みにくいと言っているわけではなく).女子の一人称語り形式だからそう思うのかもしれません.
人類の暴走を,互いの”思いやり”によって制限かける方法は,異分子がいては成り立たないので,では異分子が出ないようにするにはもう○○はいらない(ネタばれになるのかと思うので伏せますが),という.
あー「数学的にありえない」,とか「NIGHT HEAD」の意識共有も,意識が共有されかつ統一されたら同じような結果になるのかなと.分類はミステリ,ホラー,SFなんですが,ようは舞台の違いのような気もします.
最後になってコード部分の発想に拍手しました.単にそういう形をとってみただけかと思っていたのに,ちゃんと意味があったんですね.すごいです.
伊藤計劃:ハーモニー,2008.12.25,初版, 東京,早川書房
2007年にデビューして,作家活動は2年程度.2009年にお亡くなりになった伊藤氏ですが,没後に日本SF大賞,そして翻訳版はアメリカで賞を受賞していらっしゃいます.
SF……そうですね,SFなのかも.でも何となく学園ものの雰囲気も漂わせつつなので,女の子も読みやすいかもしれないですね(いやSF全体女の子に読みにくいと言っているわけではなく).女子の一人称語り形式だからそう思うのかもしれません.
人類の暴走を,互いの”思いやり”によって制限かける方法は,異分子がいては成り立たないので,では異分子が出ないようにするにはもう○○はいらない(ネタばれになるのかと思うので伏せますが),という.
あー「数学的にありえない」,とか「NIGHT HEAD」の意識共有も,意識が共有されかつ統一されたら同じような結果になるのかなと.分類はミステリ,ホラー,SFなんですが,ようは舞台の違いのような気もします.
最後になってコード部分の発想に拍手しました.単にそういう形をとってみただけかと思っていたのに,ちゃんと意味があったんですね.すごいです.
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本日の一冊
鈴木一夫:水戸黄門語録;生きつづける合理的精神,2002.5.25,[第1版], 東京,中央公論社
為政者としてぶれのない生き方をするというのは,これは勉強しなければいけないことは多いとはいえ,やはり才能なのではないかと.なんかね,改めて思いました.時代の先駆者というよりも,普遍的に合理的な考えの持ち主だったんですねぇ.
人を罰するには時間をかけて吟味して罰していたような話ですので,あんな1時間のドラマで収まるような形では決して見極めなかったのでしょう.うーん,これが大河ドラマ化したら見たいよ.テレビないけど.
すっげぇ雨降ってきた.何となく風邪と食中毒が自分の回りで流行ってそうな気がします.回りといってもそんな近くではありませんが.気をつけよ.
鈴木一夫:水戸黄門語録;生きつづける合理的精神,2002.5.25,[第1版], 東京,中央公論社
為政者としてぶれのない生き方をするというのは,これは勉強しなければいけないことは多いとはいえ,やはり才能なのではないかと.なんかね,改めて思いました.時代の先駆者というよりも,普遍的に合理的な考えの持ち主だったんですねぇ.
人を罰するには時間をかけて吟味して罰していたような話ですので,あんな1時間のドラマで収まるような形では決して見極めなかったのでしょう.うーん,これが大河ドラマ化したら見たいよ.テレビないけど.
すっげぇ雨降ってきた.何となく風邪と食中毒が自分の回りで流行ってそうな気がします.回りといってもそんな近くではありませんが.気をつけよ.
本日の一冊
小菅桂子:水戸黄門の食卓,1992.1.25,[初版],東京,中央公論社
「光圀伝」でも自分で饂飩打ったり,ラーメン初めて食べたりしていて,食に関しては(お酒含め)こだわりがあったり,好奇心旺盛だったりした(知的好奇心にも溢れていましたが)人だったんだろうなぁと思いましたが,食の部分だけピックアップしてもこれだけバラエティに富んでいるのが凄いですね.しかも主に取り上げられたのは西山荘時代の部分でしたが,若い時にも色々なところに顔をだして,色々なものを口にしていたに違いない.
それにしても,隠居してからも旺盛な食欲だったのか,メニューを見た限りだと食事時間も長そうです.ひとつは少ない量で,お話ししながら食べていたとすればそう驚くこともないのでしょうか? 麺好き,胡瓜嫌いだったのですね,黄門様.大変興味深く,そして史料が残っている(主に日乗上人の日記と玄桐医師の筆記)ところことに感謝.いや,あそこら辺にいることは知ってるけど,……マンボウ食ってたんね,黄門様も.それにしても「茨城県水産誌」のマンボウの説明書きは正しいけど酷い(笑).
小菅桂子:水戸黄門の食卓,1992.1.25,[初版],東京,中央公論社
「光圀伝」でも自分で饂飩打ったり,ラーメン初めて食べたりしていて,食に関しては(お酒含め)こだわりがあったり,好奇心旺盛だったりした(知的好奇心にも溢れていましたが)人だったんだろうなぁと思いましたが,食の部分だけピックアップしてもこれだけバラエティに富んでいるのが凄いですね.しかも主に取り上げられたのは西山荘時代の部分でしたが,若い時にも色々なところに顔をだして,色々なものを口にしていたに違いない.
それにしても,隠居してからも旺盛な食欲だったのか,メニューを見た限りだと食事時間も長そうです.ひとつは少ない量で,お話ししながら食べていたとすればそう驚くこともないのでしょうか? 麺好き,胡瓜嫌いだったのですね,黄門様.大変興味深く,そして史料が残っている(主に日乗上人の日記と玄桐医師の筆記)ところことに感謝.いや,あそこら辺にいることは知ってるけど,……マンボウ食ってたんね,黄門様も.それにしても「茨城県水産誌」のマンボウの説明書きは正しいけど酷い(笑).
本日の一冊
鈴木暎一:徳川光圀;人物叢書;新装版,2006.11.1,第一版第1刷,東京,吉川弘文館
先日の「光圀伝」から,どこら辺までが史実なのか知りたくて,人物叢書を読みました.おお,各人物との会話や交流以外はほとんど細かいエピソードまで史料があるのですね.紋大夫の殺し方まで欠盆を二カ所突き刺すとことか.実際体をきちんと鍛えてないと,紋大夫が暴れたら押さえつけておけなかったのでしょうし,水戸黄門のドラマみたいに日本全国に出向いていなくても,結構茨城千葉栃木と動き回って(それも隠退してから)いたようですので,本当に頑丈な爺さんだったんだろうと.
知った地名のところも出向いていたようで,そこらへんも詳しく知りたいなぁと思ったり.あとはやはり左近の局について,何か本があれば読んでみたいと思いました.
色々な文化事業に取り組み,藩の財政からしたらもうホント「そんな食えもしないことに金使って」って意見もあったでしょうけれど(何となく今のあの人とか言いそう).それでも”行わなければいけない”ことに一心に取り組んだ人なのかなと思いました.”大義”の話は言うは易し行うは難しだと思いましたし,一人の”大義”を皆の”大義”とすることはできないのだろうとも思いましたが.
あー,歴史物に手を出すと抜けられなくなるから困る.でもようやく読書の秋っぽくなってきたので,存分に浸かるか,と.しばらく続きそうな黄門様ブーム.
鈴木暎一:徳川光圀;人物叢書;新装版,2006.11.1,第一版第1刷,東京,吉川弘文館
先日の「光圀伝」から,どこら辺までが史実なのか知りたくて,人物叢書を読みました.おお,各人物との会話や交流以外はほとんど細かいエピソードまで史料があるのですね.紋大夫の殺し方まで欠盆を二カ所突き刺すとことか.実際体をきちんと鍛えてないと,紋大夫が暴れたら押さえつけておけなかったのでしょうし,水戸黄門のドラマみたいに日本全国に出向いていなくても,結構茨城千葉栃木と動き回って(それも隠退してから)いたようですので,本当に頑丈な爺さんだったんだろうと.
知った地名のところも出向いていたようで,そこらへんも詳しく知りたいなぁと思ったり.あとはやはり左近の局について,何か本があれば読んでみたいと思いました.
色々な文化事業に取り組み,藩の財政からしたらもうホント「そんな食えもしないことに金使って」って意見もあったでしょうけれど(何となく今のあの人とか言いそう).それでも”行わなければいけない”ことに一心に取り組んだ人なのかなと思いました.”大義”の話は言うは易し行うは難しだと思いましたし,一人の”大義”を皆の”大義”とすることはできないのだろうとも思いましたが.
あー,歴史物に手を出すと抜けられなくなるから困る.でもようやく読書の秋っぽくなってきたので,存分に浸かるか,と.しばらく続きそうな黄門様ブーム.
本日の一冊
冲方丁:光圀伝,2012.9.15,再版,東京,角川書店
某元雑誌(現在は書籍扱い)で紹介されていて,「天地明察」の映画予告も先日見ていたので,気になっていた作家さんだったのですが,水戸黄門好きとして「光圀」となれば読まなあかんわー,と.
図書館で入るのを待ってもいられず,母さんに買ってもらっちゃったり(笑).働いているんだから自分で買えよって話ですが.
よく考えたら,水戸黄門(テレビ)好きだったけど,何で「黄門」様なのか知らないし,水戸藩主がほとんど江戸にいてたなんて知らなかったし,そもそも三男(えっと同母であれば次男)なのに何で藩主になったのかとか,兄さんいたんだって…….
何も知らんかったんだなぁと改めて思いました.物語的なものも含まれている(武蔵のところとか)んでしょうけど,若い頃やんちゃ(で済ませていいのか)だったのは確かみたいですし.
なにより兄弟好きにはたまらん兄さんと弟設定!! あ,別に腐っておらず.年の少し離れた兄さん(色々優秀)と,やんちゃ弟(後に改心)のやりとりがね.それにしても,互いの子どもを跡取りにって……ホント凄いわ.
そして泰姫との短いけれどもぐっとくるやりとり.左近の局との関係もなんか深かったです.
折角なので,ちゃんと黄門様の資料も読もうと思いました.
冲方丁:光圀伝,2012.9.15,再版,東京,角川書店
某元雑誌(現在は書籍扱い)で紹介されていて,「天地明察」の映画予告も先日見ていたので,気になっていた作家さんだったのですが,水戸黄門好きとして「光圀」となれば読まなあかんわー,と.
図書館で入るのを待ってもいられず,母さんに買ってもらっちゃったり(笑).働いているんだから自分で買えよって話ですが.
よく考えたら,水戸黄門(テレビ)好きだったけど,何で「黄門」様なのか知らないし,水戸藩主がほとんど江戸にいてたなんて知らなかったし,そもそも三男(えっと同母であれば次男)なのに何で藩主になったのかとか,兄さんいたんだって…….
何も知らんかったんだなぁと改めて思いました.物語的なものも含まれている(武蔵のところとか)んでしょうけど,若い頃やんちゃ(で済ませていいのか)だったのは確かみたいですし.
なにより兄弟好きにはたまらん兄さんと弟設定!! あ,別に腐っておらず.年の少し離れた兄さん(色々優秀)と,やんちゃ弟(後に改心)のやりとりがね.それにしても,互いの子どもを跡取りにって……ホント凄いわ.
そして泰姫との短いけれどもぐっとくるやりとり.左近の局との関係もなんか深かったです.
折角なので,ちゃんと黄門様の資料も読もうと思いました.