ここはゴミ箱です
本日の一冊
三上延:ビブリア古書堂の事件手帖5;栞子さんと繋がりの時,2014.1.24,初版,東京,アスキーメディアワークス
おや,ちゃんと4巻めも読んでいるのに書いていないな.
5巻めでようやく五浦君が酬われたような? という感じでしょうか.あれ,これって重要なネタバレかもしかして.
今回はブラック・ジャックまで出てきましたね.文庫版を持ってますが,そうか,そんなに雑誌連載からコミックス掲載,そして全集版と違うものなのか,と初めて知りました.クリエイターとしてはこだわりたいでしょうが,ファン泣かせではありますね.でもまぁ,本人としては理由あって抜いたものを,未収録作品とかいって出されてしまうのも,ものによっては羞恥プレイのような面があるのではないかしら.
それにしても栞子さんのお母さん怖いっす(ガクブル).身近にいて欲しくない.
まぁ,存在していたとして,自分なんかは素通りされそうではあるが.
三上延:ビブリア古書堂の事件手帖5;栞子さんと繋がりの時,2014.1.24,初版,東京,アスキーメディアワークス
おや,ちゃんと4巻めも読んでいるのに書いていないな.
5巻めでようやく五浦君が酬われたような? という感じでしょうか.あれ,これって重要なネタバレかもしかして.
今回はブラック・ジャックまで出てきましたね.文庫版を持ってますが,そうか,そんなに雑誌連載からコミックス掲載,そして全集版と違うものなのか,と初めて知りました.クリエイターとしてはこだわりたいでしょうが,ファン泣かせではありますね.でもまぁ,本人としては理由あって抜いたものを,未収録作品とかいって出されてしまうのも,ものによっては羞恥プレイのような面があるのではないかしら.
それにしても栞子さんのお母さん怖いっす(ガクブル).身近にいて欲しくない.
まぁ,存在していたとして,自分なんかは素通りされそうではあるが.
PR
本日の一冊
ウィリアム・キャクストン [英訳] ,木村建夫訳:きつね物語 : 中世イングランド動物ばなし,2001.11.15,第1刷,東京,南雲堂
狡賢く口のうまい狐レナルド(ラインケ)のキャクストン版のお話.全体は裁判話なのですが,間に入る他の動物達との話は細かく系統があるようです.
最初はあまりに狡賢い狐が皆に悪さをすると,でも最後には報いがくるようなオチで,悪いことはしてはいけないという話に繋がるのかと思っていたのですが,そうではなかったというのがちょっとした衝撃.
悪さを訴える兎やら鳥やらがいるのに,裁判に呼ばれてやってきた狐は嘘だったらりおべんちゃらを言ったりして,獅子王を騙してしまうのです.嘘が真実になるというよりも,誰も狐以上に真実を真実らしく言えないという.
獣としては強いはずの熊も狼も獅子もいるのに、誰も狐に敵わず.善人はこの話では報われず,こういう処世術も身につけなよという教訓なのか.それともこんなにも偽りのうまい人間もいるから気をつけろという教訓なのか.
個人的には口のうまい狐よりも,狐に味方する穴熊グリムベルト(話の中では狐に甥と言われていましたが)がなんか……怖いというか変というか.自分だって狐の話の中で悪者にされたりしているのに,王の元に狐を連れて行く道中狐の「言葉だけの」懺悔を聞いて許し,そしてずっと味方でいる.……何なんだこいつ? なんか個人的にはすっきりしない物語でしたな.
……ところで外がすごいことになっているんだが(雪).土曜日の勤務で良かったです(時間が短いので酷くなる前に帰ってこれた).
ウィリアム・キャクストン [英訳] ,木村建夫訳:きつね物語 : 中世イングランド動物ばなし,2001.11.15,第1刷,東京,南雲堂
狡賢く口のうまい狐レナルド(ラインケ)のキャクストン版のお話.全体は裁判話なのですが,間に入る他の動物達との話は細かく系統があるようです.
最初はあまりに狡賢い狐が皆に悪さをすると,でも最後には報いがくるようなオチで,悪いことはしてはいけないという話に繋がるのかと思っていたのですが,そうではなかったというのがちょっとした衝撃.
悪さを訴える兎やら鳥やらがいるのに,裁判に呼ばれてやってきた狐は嘘だったらりおべんちゃらを言ったりして,獅子王を騙してしまうのです.嘘が真実になるというよりも,誰も狐以上に真実を真実らしく言えないという.
獣としては強いはずの熊も狼も獅子もいるのに、誰も狐に敵わず.善人はこの話では報われず,こういう処世術も身につけなよという教訓なのか.それともこんなにも偽りのうまい人間もいるから気をつけろという教訓なのか.
個人的には口のうまい狐よりも,狐に味方する穴熊グリムベルト(話の中では狐に甥と言われていましたが)がなんか……怖いというか変というか.自分だって狐の話の中で悪者にされたりしているのに,王の元に狐を連れて行く道中狐の「言葉だけの」懺悔を聞いて許し,そしてずっと味方でいる.……何なんだこいつ? なんか個人的にはすっきりしない物語でしたな.
……ところで外がすごいことになっているんだが(雪).土曜日の勤務で良かったです(時間が短いので酷くなる前に帰ってこれた).
本日の一冊
ナオミ・ノヴィク,那波かおり訳:テメレア戦記5;鷲の勝利,2013.12.20,初版第1刷,東京,ヴィレッジブックス
さて,今回は無事に発行日を逃すことなく.とはいえ,書店に見当たらなかったので姉にネットで注文してもらい,正月に先に母が読み,その後を持ち帰ってきました.
氷と炎の歌と違って,原作がちゃんと先も出ているというので,翻訳待ちなだけ.これってすごく安心して読める要素です.前回アフリカ回りでイギリスに帰還したテメレア達ですが,フランス軍のドラゴン達を救うべく薬となるキノコを渡したがために,イギリス本国では反逆者扱いに.ローレンスとテメレアは引き離されて,テメレアは繁殖場行きに.
あとがきにもありましたが今作からテメレアの視線での語りが多くなりました.ローレンスが身動きとれないということもありましたが,次作への伏線なのかも.相変わらずおいしいところを持っていくサルカイさんは,ローレンスの堅苦しい性格をおそらく気に入っているんでしょうね.でも助けるべきでないところは手を引くし,すごく冷静に見てはいるんだけど.そしてグランビーはもうすべて諦めて最後まで船に乗っているといいと思うよ.
イギリス本土にナポレオンが上陸してロンドンを占領するという史実とは異なる流れがありましたが,イギリスもそう大きくはない国土ですから,出てくるドラゴンの食料確保だけでも人々はヒーヒー言って当然で,むしろそんなに餌を確保できるのか……? と途中で恐ろしくなりました.ゴン・スーがいかに大切なキャラクターか!!
次作新天地で,もっと大変なことになるんだろうなローレンスは(と勝手に予想).
ナオミ・ノヴィク,那波かおり訳:テメレア戦記5;鷲の勝利,2013.12.20,初版第1刷,東京,ヴィレッジブックス
さて,今回は無事に発行日を逃すことなく.とはいえ,書店に見当たらなかったので姉にネットで注文してもらい,正月に先に母が読み,その後を持ち帰ってきました.
氷と炎の歌と違って,原作がちゃんと先も出ているというので,翻訳待ちなだけ.これってすごく安心して読める要素です.前回アフリカ回りでイギリスに帰還したテメレア達ですが,フランス軍のドラゴン達を救うべく薬となるキノコを渡したがために,イギリス本国では反逆者扱いに.ローレンスとテメレアは引き離されて,テメレアは繁殖場行きに.
あとがきにもありましたが今作からテメレアの視線での語りが多くなりました.ローレンスが身動きとれないということもありましたが,次作への伏線なのかも.相変わらずおいしいところを持っていくサルカイさんは,ローレンスの堅苦しい性格をおそらく気に入っているんでしょうね.でも助けるべきでないところは手を引くし,すごく冷静に見てはいるんだけど.そしてグランビーはもうすべて諦めて最後まで船に乗っているといいと思うよ.
イギリス本土にナポレオンが上陸してロンドンを占領するという史実とは異なる流れがありましたが,イギリスもそう大きくはない国土ですから,出てくるドラゴンの食料確保だけでも人々はヒーヒー言って当然で,むしろそんなに餌を確保できるのか……? と途中で恐ろしくなりました.ゴン・スーがいかに大切なキャラクターか!!
次作新天地で,もっと大変なことになるんだろうなローレンスは(と勝手に予想).
本日の一冊
小嶋菜温子著:かぐや姫幻想;皇権と禁忌,1995.11.20,初版第1刷,東京,森話社
かぐや姫のお話は,小さい頃読んだ絵本みたいな小さな本だと,多分最後の富士山の下りなんて端折られていたように思います.
って,いきなり始めてなんですが,明けましておめでとうございます.今年は午年ですね.
年末にゾイドのブルーレイを最後まで見終わりまして,ウルトラザウルスに乗っている兄さんは出番が多めで嬉しかったです.馬型ゾイドっていないんだなぁって.無理やり干支と繋げてみたりして.
かぐや姫の話に戻りますが,富士山の下りって何となく付け足しみたいな不自然な印象を持っていたのです.
富士山には木花開耶姫という神がいるし,彼女は不死ととても関わりの深い(姉を選べば不死になり,妹の木花開耶姫を選べば不死にはなれない)ので,何となく,富士山で不死の薬を焼く帝は,”不死を選ばない”という点ですごく似通った道を通っていると思います.
この本では,前に読んだ『竹取物語と中将姫伝説』ほど,彼女が最初に天界で犯した”罪”については深く解かれていなかったように思います.でも,かぐや姫が残した衣や不死の薬について,月を”忌む”地上に残った翁や帝が,いわば彼女を思い出すための縁とするべきものをあまり重視せずにやせ衰えたり,薬を焼いてしまうというのは納得できたように思いました.うーん,こうして読んでいくととても不思議な物語なんですよね~.月からもらった落とし子を最初から”忌む”ことなく育てて,月へ還った後(死んだ後)には忌避するような.そして罪を償うために,”穢れ”た地上へ落とされるって変じゃないか? と.余計”穢れ”ちゃったりしないわけ? それと彼女にとって何が”贖罪”になったのかっていうことも.
さて,新年明けましてなんですが,サイトの更新日が去年の1月で止まっててビックリしました.ピクシブの方で遊んでいたので書いていないわけではないのですが…….100のお題くらい少しずつ進めたいというのが今年の目標でしょうか.
そんなこんなで本年もよろしくお願いいたします.
小嶋菜温子著:かぐや姫幻想;皇権と禁忌,1995.11.20,初版第1刷,東京,森話社
かぐや姫のお話は,小さい頃読んだ絵本みたいな小さな本だと,多分最後の富士山の下りなんて端折られていたように思います.
って,いきなり始めてなんですが,明けましておめでとうございます.今年は午年ですね.
年末にゾイドのブルーレイを最後まで見終わりまして,ウルトラザウルスに乗っている兄さんは出番が多めで嬉しかったです.馬型ゾイドっていないんだなぁって.無理やり干支と繋げてみたりして.
かぐや姫の話に戻りますが,富士山の下りって何となく付け足しみたいな不自然な印象を持っていたのです.
富士山には木花開耶姫という神がいるし,彼女は不死ととても関わりの深い(姉を選べば不死になり,妹の木花開耶姫を選べば不死にはなれない)ので,何となく,富士山で不死の薬を焼く帝は,”不死を選ばない”という点ですごく似通った道を通っていると思います.
この本では,前に読んだ『竹取物語と中将姫伝説』ほど,彼女が最初に天界で犯した”罪”については深く解かれていなかったように思います.でも,かぐや姫が残した衣や不死の薬について,月を”忌む”地上に残った翁や帝が,いわば彼女を思い出すための縁とするべきものをあまり重視せずにやせ衰えたり,薬を焼いてしまうというのは納得できたように思いました.うーん,こうして読んでいくととても不思議な物語なんですよね~.月からもらった落とし子を最初から”忌む”ことなく育てて,月へ還った後(死んだ後)には忌避するような.そして罪を償うために,”穢れ”た地上へ落とされるって変じゃないか? と.余計”穢れ”ちゃったりしないわけ? それと彼女にとって何が”贖罪”になったのかっていうことも.
さて,新年明けましてなんですが,サイトの更新日が去年の1月で止まっててビックリしました.ピクシブの方で遊んでいたので書いていないわけではないのですが…….100のお題くらい少しずつ進めたいというのが今年の目標でしょうか.
そんなこんなで本年もよろしくお願いいたします.
本日の一冊
O.ヘンリ [著] ,大久保康雄訳:O.ヘンリ短編集;(二),1986.11.15,36刷,東京,新潮社
「賢者の贈りもの」がもしかしたら絵本では多少省略されている部分があるのかも? と思って文庫版を借りましたがあんまり変わりありませんでした.
アメリカの作家さんだなぁという雰囲気を感じる短編集ですね.「賢者の贈りもの」目当てなので1巻3巻は飛ばして2巻だけ読んでおりますが,時折落ちで「?」となるものもありました.多分歴史風土のバックグラウンドがないと分からないオチがあったのではないかと想像します.
最後の「運命の道」は,いずれかに救いがあるのではと思って読んだ(ネタばれかしらこれ)のにどれも「……ああ、うん」という展開だったのである意味びっくりでしたよ.どの道を選んでも××な展開とは,お主……Sだな?
O.ヘンリ [著] ,大久保康雄訳:O.ヘンリ短編集;(二),1986.11.15,36刷,東京,新潮社
「賢者の贈りもの」がもしかしたら絵本では多少省略されている部分があるのかも? と思って文庫版を借りましたがあんまり変わりありませんでした.
アメリカの作家さんだなぁという雰囲気を感じる短編集ですね.「賢者の贈りもの」目当てなので1巻3巻は飛ばして2巻だけ読んでおりますが,時折落ちで「?」となるものもありました.多分歴史風土のバックグラウンドがないと分からないオチがあったのではないかと想像します.
最後の「運命の道」は,いずれかに救いがあるのではと思って読んだ(ネタばれかしらこれ)のにどれも「……ああ、うん」という展開だったのである意味びっくりでしたよ.どの道を選んでも××な展開とは,お主……Sだな?