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本日の一冊

新野剛志:あぽやん,2012.11.30,第9版,東京,文藝春秋

空港勤務で,飛行機に乗る前の旅客の起こすあれこれのトラブルを解決する「あぽやん」.本社から空港勤務に”飛ばされた”遠藤慶太29歳とその同僚達の空港での働きを描いた物語.基本的に遠藤の視点で話が進んで行くわけですが,この遠藤に乗り切れず,個人的にはちょっと読みにくい本でした.結局あぽやんの仕事の全容がすんなり入って来ず.むむ.

病を”こじらせて”海外へ留学した古賀の,働く女性特有の病「自分探し病」は,うん,なんか自分にもあるなーと思う.ブログとか書いているのもその内かもしれないですが,なんか,仕事の他にも持ってなくちゃいけない気がするんですよね.終身雇用でなくなった現代では皆そうかもしれないけど.逆に家庭だけが自分の場所でもない(というよりそれだけじゃいけないというか不安というか).やっぱり女性の方がそういう感覚強いのかなぁなんてぼんやり思ったり.

と,なんかあぽやんよりもそっちの方が気になったのでした.
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本日の一冊

高橋揚一:デザインと記号の魔力,2004.4.20,第1版第2刷,東京,勁草書房

最初に,「高校生、大学生、専門学校生に、たやすく理解いただけるようにまとめた。」という書き方をしている時点で失敗しているのではなかろうかと個人的には思いました.避けて通れない専門用語を使うなら,もう少し図を使うくらいはして理解の手助けになるようにすればいいのに,何となく煙に巻いたような持って回ったような言い方をする部分もあって,正直読みにくかったです.

まぁ,言葉では説明できない(記号ではというべきか)というか,説明するのが難しいことを文字という記号で伝えようとしている矛盾は著者も書いてはいるのですが.それこそこの本のタイトルが失敗しているというか.中身を的確に表せていないというか.著者の意図と,タイトルで選んだ私のイメージのギャップというか.まぁ,とりあえず「S&Bスナック鈴木くん」というお菓子が存在したことを私は初めて知りました.凄いセンス.大体どうしてS&Bなのにエスビーって読むの? とか別のことが気になってしまいましたとさ.
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山下主一郎:イメージの博物館,1987.8.1,三版,東京,大修館書店

動物,鳥,昆虫,幻獣,植物と人体の区分でそれぞれのイメージ(象徴)を解説.
聖書で作られた(広められたというべきか)イメージはやっぱり多くて,
でもそれ以前からのイメージも勿論あります.
それにしても,スカラベがナイル川から一斉に出てくる姿って想像つかない.
そもそもスカラベがあまり馴染みのない昆虫であるが故に……,なんとなくカメムシみたいなので想像しちゃうから怖いです.

以外だったのは不死鳥が炎の中から蘇るイメージって,元々はそんなんじゃなくて,どちらかというと卵と関係深い逸話だったんですねぇ.

折りたたみの日傘が折り畳めなくなってしまいました.前回は折り畳めなくても伸ばすことはできたので,伸ばしたまま使っていたのですが,今回はちゃんと伸ばすこともできなくなり……開いても傘が開いたまま止められない事態.観念して新しい日傘を買ってきました.し○むらでお手軽に.また壊すかもしんないし……でも日傘ないと最近の日差しはきつくて歩いて出勤できないし…….
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松平乗昌編:図説宮中晩餐会,2012.11.30,東京,河出書房新社

明治大正昭和と,宮中で催された晩餐会のメニュー表を秋山(徳蔵)コレクションから写真で紹介しつつ,その漢字で現されたフランス料理を推測,解説する.まぁ,フランス語併記なら分からなくもないというところなのですが,漢字にされたコンソメ=清羹なんかわかりゃしねーし.そもそも昨今羹という言葉を家庭では使わないのではないだろうか.

でも頑張って日本のものを混ぜ込みつつ,西洋化しようとしてたんだなぁと.モールさんは「そんなに急ぐべきじゃない」と思ってくれたようだけど.

代休がとれたので,↑やかつくらを読んでまったりしました.うん……少し回復.3月から活字読めてない気がしてたんで.
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唐沢孝一:カラスはどれほど賢いか;都市鳥の適応戦略,1988.5.25,東京,中央公論社

連休中にふくろうカフェに行ってきました.カフェというか,ほとんどドリンク飲まずにずっと写真撮ったり触ったりしていましたので,もうふくろうだけのふれあい動物園を作ったらええやんと思ったり思わなかったり.猫カフェより先にふくろうってどんだけと言われましたが,個人的にはふくろう先で何もおかしくないと思います.

さて,ふくろうについての本にしようと思ったのに,うまく見つからなかったがために,ずっと気になっているカラスの本を借りて読みました.私がカラスを気にするのは小学校の愛鳥クラブ(正式名称忘れた)からのことでして,妙に親近感を持ってカラスを見る私は,抜け落ちたカラスの羽を拾って帰ったこともありました.

世の中には私のように(というかそれ以上に)カラスに興味を持っている方がいらっしゃるのだな,とこの本を読んで思いました.そもそも塒(ねぐらって←こういう漢字なんだって思った)に帰るカラスの数を目視でどうやってカウントしているのだろうか…….あのカチカチ(カウンター?)で数えるにしても,指がつるんじゃないか?

写真もいくつか載せてくれていましたが,どうせなら雪の上で足を上に向けて滑っているカラスの写真が見たかった…….パンダも雪で滑って遊ぶといいますが,結構はしゃぐ生き物なんですね,カラス.

あと三本足のカラスが三本足の犬に足を一本あげて二本になり,犬は四本足になったって話は面白いと思いました.それなら犬の足の一本はカラスのような足なんじゃ……?

とりあえずこれから巣立ちの季節を迎えるカラスを,刺激せずにそっとしておこうと思った次第です.
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