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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

小谷みどり:変わるお葬式、消えるお墓;最期まで自分らしく,2000.5.8,第2刷,東京,岩波書店

先に読んだ『エンジェル・フライト』から,そもそもお葬式,お墓というものについて知ってみようと思いまして.目次を見たらエンバーミングのことも少し書いてあるようだったので借りました.一応シリーズ名として「高齢社会の手引き」ってありますが,自分が死んだ後のことって,年だから考えるってわけでもなく,生きることと同じくらい死ぬことについても考えていいんだろうなと思いました.

結婚式場選ぶのと同じくらい,葬儀社について調べたって,むしろ現時点で結婚の予定のない自分にとっては後者の方が必要かもしれないわけで…….持ち家ならぬ持ち墓もないわけですし.

あ,全く関係ない話ですが,ウミウシのDVDを見ました.すっげえ癒し動画.
もう後半眠くなっちゃうくらい.楽しみにしていた捕食シーンが可愛すぎて噴いた.
本編はズームしているので分からないですが,特典で撮影者の指先を隣に置いた時のちっささ.泳ぎながらあれを見つけるとか,色が派手じゃないと無理.いやー,色んな人に勧めたいですね.解説音声でも入るのかと思ったら字幕だけだし.もうウミウシだけを見ろ! って映像でした.いいよ,ウミウシだけ見るよ.
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本日の一冊

佐々涼子:エンジェルフライト;国際霊柩送還士,2013.4.21,第5刷,東京,集英社

ああ,あの事件の影でこんな仕事をしていた人達がいたんだ,と.

海外で亡くなった方のご遺体を,日本の家族の元に帰すためにエンバーミングだけではなくて,
その他色々な書類手続きなども行っているエアハース・インターナショナル.
もちろん,日本で亡くなった海外の方を祖国までお送りする仕事もしている.

おくりびととはまた違う世界.人は死ぬとどんどん腐敗が進む.海外から日本までの距離は,
飛行機で飛ぶという物理的な時間だけではなくて,あれやこれの手続きが間にあってのことなのですよね.
そして貨物として飛行機に載せられて帰ってくる.

知らなかったと言いつつ,言われてみれば「誰かが」それをやっていなければ,
海外で亡くなった人が自分で日本に戻ってくることはありえないんだってことが
当然のようにストンと自分の中に落ちてきた.

色々と,自分が目を背けている部分をついてくる本でした.
ここ最近のお仕事本の流れで手にしましたが,読んでよかったです.
本日の一冊

今本淳写真・文:美しく不思議なウミウシ,2014.3.25,初版,東京,二見書房

おそらく同著者の『ウミウシ不思議ないきもの』を本屋で見かけていて,立ち読みしたら買うなと思っていたので読まなかった(というのも変だが)のですが,とうとう図書館で借りてしまいました.そして借りたら案の定美してかわいくて.本を買おうかなと最後まで読み終えたら,DVDが出ていることを知り.

買いましたDVD.そして今日届いたので,明日は仕事ですし,日曜日にでもゆっくり見て癒されたいと思います.写真だけではあまりよく分からなかったですが,捕食シーンが見たい(←癒し?).

それにしても原寸大を見ると,ずいぶんとちっさいやつもいるんですね〜.そして巻貝の仲間であることを初めて知りました.触覚かわえー!!
本日の二冊

平安寿子:くうねるところすむところ,2005.5.30,第1刷,東京,文藝春秋
こもりまこと:ダットさん,2008.3.10,初版2刷,東京,教育画劇

後者は甥の誕生日のプレゼントに,と思って車が主役の絵本を探していたところ,
懐かしい国産車の出てくる絵本ということで探し当てた一冊.
ネットで注文してから「内容は果たして……?」と思って借りてみました.
お話はなんか不思議系ですね.車はどれも可愛いです.
エンジン音のこだわりとかはよく分かりませんが,表紙で大根畑に突っ込んで大根をボンネットに乗せている姿がいい.

そして前者はお仕事ものの小説……と言っていいのか.
家を建てるって一生の,世代を超えた一大プロジェクトで,
関わり方も色々あるんだなっていう.二人の女性の関わり方で進むストーリー.
蘊蓄は少なくて,個人的には少し物足りないですがその分読みやすいですね.

さて梅雨入りしましたね.ゲリラ豪雨とか,今年はないといいのですが…….
本日の一冊

シェイクスピア著,松岡和子訳:テンペスト;シェイクスピア全集8,2006.4.20,第3刷,東京,筑摩書房

ウィリアム・シェイクスピア生誕450年の記念の年なので,読むだけではなく是非劇も観に行きたいと思っておりまして,本当はやっぱり四大悲劇に憧れていたのですが,うだうだしていると根っからのお家大好きっこの自分が外に出ないと分かっていたので,見つけていた「テンペスト」を観に行きました.なんだか3月からこっち忙しいような……だったのですが,代休も取れたし,行っておかなきゃ!と奮起しましてチケット取りましたよ.

劇の前,ついでに近くの刀剣博物館とか寄ってみたりして.うーん,女ひとりで刀剣見てニヤニヤしているってどうかなと思いつつ,そんなの気にする年でもなくなりましたね.ひとつひとつの刀の表情というか肌というか.やっぱり違うもんですね.綺麗でした.

肝心のテンペストは,観劇する前に予習しとかんとと思って松岡さんの本を読みました(今劇のテクストでもある).テンペストはシェイクスピアが単独で書いた最後の劇.この後シェイクスピアは一応隠居して,その後もロンドンと田舎を行ったり来たりしたようですが,単独での劇本は書かなかったそうな.

中学生の頃に揃えた福田恆存の新潮社版で「夏の夜の夢・あらし」となっている本が,テンペストだと気づかずに,白水社版の「テンペスト」を買ったような記憶があります.

夏の夜の夢とあらしが一冊にまとまっている新潮社版はなんとなく意味深だと思ったのは劇を観た後でした.妖精パックが出てくる夏の夜の夢と,エアリエルが出てくるテンペスト.パックは喜んで(楽しんで)劇中を動き回っているけれど,エアリエルは解放されたがっている.

今回エアリエルが出てきた時に「?!」ってなったけど,プロスペローを置いて立ち上がり,舞台の奥に消えていくエアリエルの演出に繋がって面白かったです.夏の夜の夢ではパックが幕を下ろす舞台を,テンペストではプロスペローが下ろす.下ろさせて欲しいと言う.本書の解説にもあったように,シェイクスピア自身の言葉ととれば,この公演を当時の人達はシェイクスピアの引退挨拶と捉えたのだろうなぁと.

それにしても,やっぱり舞台で演じられているのを観るのと,ただ本を読むのとは違うなぁ.マクベスの朗読劇も素敵でしたけど,今回のテンペストは舞台の奥行きが凄くって.何がいいって,工場みたいなのをイメージしているのかクレーンとかあるわけで.それに”誰でもない人達”所謂黒子さん達が(この場合妖精と言うべきか),工事現場のあの反射テープ着けたベスト来てヘルメット被っている人達なんですよ.好きなんですよ,ああいうの!

私は大概どの劇でも道化師役が好きですが(ハムレットの墓堀然り),テンペストの道化役はプロスペロー(王)に絡まないせいか印象が薄い.劇ではその分面白い格好してましたけどね.歩きづらいだろうに…….

今年中にもう一回ぐらい別のシェイクスピア劇が観れたらいいなぁ.
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