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ここはゴミ箱です
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本日の一冊

梓澤要:荒仏師運慶,2018.12.1,初版,東京,新潮社

運慶快慶の運慶.捨ててこそ 空也の作者と同じ方の本だったので面白かったし,慶勝が出てきたのは期待通り.空也上人像を作った人.

運慶って仁王像のイメージが教科書的なものですが,他にも作品はあるんですよね,そりゃ.工房作というものも多いんでしょうが,うーん,これは他の本でまとめて見てみたいな.小説の中の像だったとしても親としてはどうかと思うけど,棟梁とか職人としては後継を育てつつ,自分の作品も残した人だったのかなー.
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本日の一冊

ひろさちや:宗教練習問題,2003.12.1,初版,東京,新潮社

釈迦物語が読みやすかったので,と思って借りましたがうーん,あまりよくわからない練習問題だった.そういう意味では日本人的なのかもしれないな.
裏表紙に書いてあるみたいに,これを読んだら世の中がちょっぴり明るく見えるかどうかもわからんが,まぁ,損得のみで考えすぎないのは一つの方法かもとは思ったりはしました.
本日の一冊

ひろさちや:釈迦物語,2012.4.1,初版,東京,新潮社

ブッダとイエスが立川でバカンスしている漫画を読んでいて,そういえばブッダの方の話はあまりちゃんと読んだことがないなーと思って借りました.手塚治虫でもよかったのかもですが,手軽に借りられたので.

あとがきで大乗仏教と小乗仏教の話が出ていて,それが一番わかりやすかったですが,全体的に語り口調でやさしく書いてあるので,よかったです.中道の話から,四苦八苦の話,戒論もあったし,漫画に出てくるアナンダやその兄の話も出てきました.釈迦の生涯に沿って進められていく展開に,教えの話を混ぜてあり,何より読みやすい.
本日の一冊

梓澤要:捨ててこそ 空也,2017.12.1,初版,東京,新潮社

空也店長の動画見たら,この人どんな人だったんかなーと興味が出ました.昨年くらいに東京駅をジャックしてましたよね,空也上人.

小説なので,フィクション交えてのようですね.常陸の国に来たかどうかは別として,福島には行っているよう.東京国立博物館へやってきた空也上人像は,運慶の四男の作で,足元がちゃんと歩いている人の筋肉って感じ(知らんが).そして他にもある空也上人の像も何故か同じように杖を持って,金鼓を下げ,口から出てる.元になった一体が広まったのかなーって感じ.

民衆の間に入っていって,そこで活動した市聖については詳細な生涯は明らかになっていないようですが,そこはその思想を含めて読みやすく書いてくれたなーと.泣き虫というか,感性の豊かな空也像が創られていますね.仏様のことで頭がいっぱいだけど,民衆のことも考えていて,でも救済とかそんな考えも捨ててこそ,なんだね.
本日の二冊

トーベ・ヤンソン,小野寺百合子訳:新装版;ムーミンパパ海へ行く,2019.4.15,第18刷,東京,講談社
原田ひ香:三千円の使い方,2022.2.20,10刷,東京,中央公論新社

ムーミン谷を出て,灯台のある島へと向かったムーミン一家.ムーミンパパは穏やか(というには彗星とか降ってきたりしているけど)なムーミン谷の生活では,「自分は家族のために何もできていない」と思ってしまったような感じ.それに付き合って,ママは家も,台所も,庭も置いて殺風景な島にいくことに.うーん,正直ママはもっともっと怒っていいんだと思うけどなー.もやもやするなー.これまでのムーミン谷の話とは異なる感じで,児童書の分類にはし難い感じ.

祖母,母,孫娘二人の御厨家の女性たちが,人生とお金(重要)について考えて選択していくお話.家計簿の歴史についても少し語られている.老後のこと,投資のこと,奨学金のことが実際にありそうな家庭事情と共に物語られていく.うーん,身につまされるというか,ぼんやり生きてんじゃねぇよって自分に言わんといかんかなと思った.
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