ここはゴミ箱です
小野不由美:屍鬼(五),2002.3.1,東京,新潮社
最終巻の解説は宮部みゆきさん.ハードカバーを買えということなのですが,自分は読み返すことがあってもそれはずっと後のことになるのでは? と思いました.
沙子の甘さを打ち砕くような静信の結論とか,なにをしても元通りにはならないことを知っていた敏夫が,最後までそれに目を向けることなく”何かをし続けること”に熱心だったこととか.自分なら……と考えさせられるけれど,考えても決して良い気分にはなれない.そういう意味では読後感がサイアクの部類に入るのではないかと思います.
むしろ最後まで⚪︎⚪︎は大丈夫と思っていた自分がイタイ.すごい作品.すごい問題作という褒め言葉になるのではという物語でした.
最終巻の解説は宮部みゆきさん.ハードカバーを買えということなのですが,自分は読み返すことがあってもそれはずっと後のことになるのでは? と思いました.
沙子の甘さを打ち砕くような静信の結論とか,なにをしても元通りにはならないことを知っていた敏夫が,最後までそれに目を向けることなく”何かをし続けること”に熱心だったこととか.自分なら……と考えさせられるけれど,考えても決して良い気分にはなれない.そういう意味では読後感がサイアクの部類に入るのではないかと思います.
むしろ最後まで⚪︎⚪︎は大丈夫と思っていた自分がイタイ.すごい作品.すごい問題作という褒め言葉になるのではという物語でした.
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宮部みゆき:淋しい狩人,2003.1.20,第26刷,東京,新潮社
田辺書店という親友が残した古本屋を引き継いだイワさんと,孫の稔,そしてアルバイトで切り盛りしている.そんなイワさんが関わった人と古本について書く短編6本.
これの「うそつき喇叭」について,何かの本で本当にあった本なのか,そうでないのかということが書かれていたため,機会があれば借りてみようと思っていました.
「六月は名ばかりの月」「黙って逝った」「詫びない年月」「うそつき喇叭」「歪んだ鏡」「淋しい狩人」.最初イワさんと稔の関係は良好で,しかし稔が年上の女性と付き合いだしてから悪くなっていく.まぁ,悪く,という表現が正しいかどうかわからないですが.
好きとか嫌いとか,本音とか建前とか難しいですからね.でもそういうのを経験だっていうなら,自分はすごく単純で面白みがないのかもしれないです.宮部さんの作品を読むとそう思います.
田辺書店という親友が残した古本屋を引き継いだイワさんと,孫の稔,そしてアルバイトで切り盛りしている.そんなイワさんが関わった人と古本について書く短編6本.
これの「うそつき喇叭」について,何かの本で本当にあった本なのか,そうでないのかということが書かれていたため,機会があれば借りてみようと思っていました.
「六月は名ばかりの月」「黙って逝った」「詫びない年月」「うそつき喇叭」「歪んだ鏡」「淋しい狩人」.最初イワさんと稔の関係は良好で,しかし稔が年上の女性と付き合いだしてから悪くなっていく.まぁ,悪く,という表現が正しいかどうかわからないですが.
好きとか嫌いとか,本音とか建前とか難しいですからね.でもそういうのを経験だっていうなら,自分はすごく単純で面白みがないのかもしれないです.宮部さんの作品を読むとそう思います.
小野不由美:屍鬼(三),2002.3.1,東京,新潮社
夏野が一番真相に近づいたせいで危険な状況に陥ってしまうわけですが,読んでいるこちら側としては非常にもどかしく.何故って敏夫と静信と夏野たち子どもが協力すればずっと近道なのです.いっそ公表して墓を全部開けてしまえと思うのに.
兼正さん家無関係説は全く的外れでした.夏野も怖くて大人に泣きつくタイプであれば話は早かったのかもしれないですが,とにかく先が気になる.夏野は助かると,予想はしてみます.
夏野が一番真相に近づいたせいで危険な状況に陥ってしまうわけですが,読んでいるこちら側としては非常にもどかしく.何故って敏夫と静信と夏野たち子どもが協力すればずっと近道なのです.いっそ公表して墓を全部開けてしまえと思うのに.
兼正さん家無関係説は全く的外れでした.夏野も怖くて大人に泣きつくタイプであれば話は早かったのかもしれないですが,とにかく先が気になる.夏野は助かると,予想はしてみます.
小野不由美:屍鬼(二),2002.2.1,東京,新潮社
とうとう伝染病の疑いが濃厚になってきたが,原因不明のため敏夫も静信も村人に告げることを保留した.原因と感染経路を特定するために,村人にそれとなく話をきくことにした.
初期症状が貧血のようだということで軽く考え,死人が次々と出て助けようもない.苛立つ敏夫.そして静信は死んでいった人たちの奇妙な共通点をあまりに多い転居者の数に気づく.
夏野が真相に一番近づいているのだろうか.つまり死者が屍鬼として戻ってきているのか? 兼正の新入者が死者に声をかけていることが気になりますが,実はあんまり関係なかったとか引っ掛けかもしれないと疑ってみたり.
とうとう伝染病の疑いが濃厚になってきたが,原因不明のため敏夫も静信も村人に告げることを保留した.原因と感染経路を特定するために,村人にそれとなく話をきくことにした.
初期症状が貧血のようだということで軽く考え,死人が次々と出て助けようもない.苛立つ敏夫.そして静信は死んでいった人たちの奇妙な共通点をあまりに多い転居者の数に気づく.
夏野が真相に一番近づいているのだろうか.つまり死者が屍鬼として戻ってきているのか? 兼正の新入者が死者に声をかけていることが気になりますが,実はあんまり関係なかったとか引っ掛けかもしれないと疑ってみたり.
小野不由美:屍鬼(一),2002.2.1,東京,新潮社
遠野へ旅行にいくのにバックに入れて持って行きましたが,結局電車では喋るか寝るかで読めませんでした.帰ってきてようやく読みましたとさ.
まだまだ導入部分としか思えない.静信と敏夫の関係が面白いですが,静信の書いている小説と山入他の死者達と何か影響し合っているのでしょうか.そして兼正のところに引っ越してきた一家は?ちょっと沙子が”ひぐらし”を思い起こさせるキャラクターだと思いましたが,コッチの方が先ですね.
とにかくこの巻は村の特殊性を語り,そしてあれよという間に死者が次々と引かれていく.この後の展開がどうなるのか想像できないですが,何らかの伝染病なのかしら.
連続殺人系かと思っていたのですが,まぁ,まだその可能性も残っているような…….とにかく先を読むことにしよう.
遠野へ旅行にいくのにバックに入れて持って行きましたが,結局電車では喋るか寝るかで読めませんでした.帰ってきてようやく読みましたとさ.
まだまだ導入部分としか思えない.静信と敏夫の関係が面白いですが,静信の書いている小説と山入他の死者達と何か影響し合っているのでしょうか.そして兼正のところに引っ越してきた一家は?ちょっと沙子が”ひぐらし”を思い起こさせるキャラクターだと思いましたが,コッチの方が先ですね.
とにかくこの巻は村の特殊性を語り,そしてあれよという間に死者が次々と引かれていく.この後の展開がどうなるのか想像できないですが,何らかの伝染病なのかしら.
連続殺人系かと思っていたのですが,まぁ,まだその可能性も残っているような…….とにかく先を読むことにしよう.