ここはゴミ箱です
本日の一冊
江戸川乱歩他編:世界短篇傑作集;(一),1957.4.30,初版,東京,創元社
世界推理小説全集50巻.んー,知らない人達の小説ばかりでしたが,これで初めてルパンを読んだかもしれない.やばいよ,惚れそう.
「二壜のソース」はまぁ,運動くらいせんと食えなかったということでしょうか? 生野菜ならぬ生肉…….生人肉.「十三号独房の問題」はネズミ様様では? ネズミーいなかったらダメだったよね.いっそいなくても大丈夫なパターンで何編も書くといいよ.
ルパンは「赤い絹のスカーフ」.ガニマールさんがちょっと可哀そうな気もしましたが,ルパンが格好いい! そしてイヤな奴であるよ.
短篇として短くちゃんと落としてくれるっていうのはいい.
江戸川乱歩他編:世界短篇傑作集;(一),1957.4.30,初版,東京,創元社
世界推理小説全集50巻.んー,知らない人達の小説ばかりでしたが,これで初めてルパンを読んだかもしれない.やばいよ,惚れそう.
「二壜のソース」はまぁ,運動くらいせんと食えなかったということでしょうか? 生野菜ならぬ生肉…….生人肉.「十三号独房の問題」はネズミ様様では? ネズミーいなかったらダメだったよね.いっそいなくても大丈夫なパターンで何編も書くといいよ.
ルパンは「赤い絹のスカーフ」.ガニマールさんがちょっと可哀そうな気もしましたが,ルパンが格好いい! そしてイヤな奴であるよ.
短篇として短くちゃんと落としてくれるっていうのはいい.
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本日の一冊
梨木果歩:からくりからくさ,2005.4.15,東京,新潮社
りかさんを読んだ後だったから蓉子とりかさんの関係にするりと入っていけたかもな.
おばあちゃんが亡くなって,りかさんが浄土送りのため不在.蓉子はおばあちゃんの家をアトリエにして,他に三人の店子をむかえた.それぞれ性格の違う四人とりかさん.りかさんのルーツと共にそれぞれの出自と生き方が複雑に絡む.
んー,りかさんの方がとっつきやすかったけど,自分的には.クルド人問題とか,女四人のそれぞれの生き方とか,ちょっと分かんないように思えたし.
多分りかさんが出てきて,問題っぽい問題はすべて解決してくれると思ってたんだよね.そんなわけないんだけど.
梨木果歩:からくりからくさ,2005.4.15,東京,新潮社
りかさんを読んだ後だったから蓉子とりかさんの関係にするりと入っていけたかもな.
おばあちゃんが亡くなって,りかさんが浄土送りのため不在.蓉子はおばあちゃんの家をアトリエにして,他に三人の店子をむかえた.それぞれ性格の違う四人とりかさん.りかさんのルーツと共にそれぞれの出自と生き方が複雑に絡む.
んー,りかさんの方がとっつきやすかったけど,自分的には.クルド人問題とか,女四人のそれぞれの生き方とか,ちょっと分かんないように思えたし.
多分りかさんが出てきて,問題っぽい問題はすべて解決してくれると思ってたんだよね.そんなわけないんだけど.
西川和子:狂女王フアナ;スペイン王家の伝説を訪ねて,2003.3.3,初版,東京,彩流社
表紙の絵が印象的だったもので,つい手にとってしまいましたよ,フアナが誰かも知らずにね.絵はフランシスコ・プラディーリャの「狂女王フアナ」.
彼女はカスティーリャの女王イザベルを母に,そしてアラゴン王フェルナンドを父に持つスペイン王家の王女.カトリック両王の元で美しく育った彼女は,やがてフランドルのフェリペの元へと嫁ぐ.彼女達は情熱的に愛し合ったけれども,育ちの違いからくる気質の差もあるのだろうなぁと.
狂女王として幽閉されたフアナですが,地元スペインでは愛されているし,どうやら狂ったとされる行動の数々も伝説の域を出ないものらしい.ただ母イザベル女王のように政治に生きる女性ではなくて,恋に生きる女性だったのだろう.彼女が惚れ込んだフェリペってそんなに格好良くなかったのだろうか(顔が).それとも離れたり死んだりで,彼女の中ではよほど美化されてしまったのか.「ドニャ・フアナ」の晩年は静かで少しでも幸福だったのでしょうか.
表紙の絵が印象的だったもので,つい手にとってしまいましたよ,フアナが誰かも知らずにね.絵はフランシスコ・プラディーリャの「狂女王フアナ」.
彼女はカスティーリャの女王イザベルを母に,そしてアラゴン王フェルナンドを父に持つスペイン王家の王女.カトリック両王の元で美しく育った彼女は,やがてフランドルのフェリペの元へと嫁ぐ.彼女達は情熱的に愛し合ったけれども,育ちの違いからくる気質の差もあるのだろうなぁと.
狂女王として幽閉されたフアナですが,地元スペインでは愛されているし,どうやら狂ったとされる行動の数々も伝説の域を出ないものらしい.ただ母イザベル女王のように政治に生きる女性ではなくて,恋に生きる女性だったのだろう.彼女が惚れ込んだフェリペってそんなに格好良くなかったのだろうか(顔が).それとも離れたり死んだりで,彼女の中ではよほど美化されてしまったのか.「ドニャ・フアナ」の晩年は静かで少しでも幸福だったのでしょうか.
飯田譲治,梓河人:アナザヘブン;下,2000.6.15,9版,東京,角川書店
ホラー文庫という括りもどうなのかなと感じますがね.まぁ,怖いといえば怖いような?
木村あたりまでは怖かったですが,それ以降は「ああ、こういう方向へ行くのか」みたいな感じになってきました.あっちの世界というのはミサキの邪悪版のようなものでしょうか.
ナニカさんは結局ナニカさん以外の名前をもらえませんでした.液状の地球外生命体というのはブラック・ジャックのグマみたいなものでしょうかね.あれは脳にはいなかったけれど.
でもやはり世の中悪意のみっていう人もいるのだろうし,ナニカさんがそんな人の中にばかり入っていたら,力は弱まるばかりか強くなってしまったかもしれない.
つまりこの話は,ナニカの選んだ人間の性格が決まった段階でラストも決まっていたということでしょうね.よかったね,世の中善人が集まっていて.
ホラー文庫という括りもどうなのかなと感じますがね.まぁ,怖いといえば怖いような?
木村あたりまでは怖かったですが,それ以降は「ああ、こういう方向へ行くのか」みたいな感じになってきました.あっちの世界というのはミサキの邪悪版のようなものでしょうか.
ナニカさんは結局ナニカさん以外の名前をもらえませんでした.液状の地球外生命体というのはブラック・ジャックのグマみたいなものでしょうかね.あれは脳にはいなかったけれど.
でもやはり世の中悪意のみっていう人もいるのだろうし,ナニカさんがそんな人の中にばかり入っていたら,力は弱まるばかりか強くなってしまったかもしれない.
つまりこの話は,ナニカの選んだ人間の性格が決まった段階でラストも決まっていたということでしょうね.よかったね,世の中善人が集まっていて.
飯田譲治,梓河人:アナザヘブン,2000.5.15,8版,東京,角川書店
猟奇殺人かと思いきやSF.まぁ,両方なのだが.脳みそ料理して食べるというのは,でも猿の脳みそは食べている人がいるわけです.それを人間ならダメだというのは,屍鬼でも論じられていましたが,それを同族というか同じ意思レヴェルの”人”だと思っているからであって.
飛鷹はちょっと,そうブチ切れた時の具合とか臨界点の低そうなところが直人に似ていますね.学はまったく直也ではなかったけれど,主要男子二人という構図が好きなのかもしれないな,飯田氏は,と思ったり.
脳を食べたからって脳の中身が吸収されるモノだとは思えませんが.
猟奇殺人かと思いきやSF.まぁ,両方なのだが.脳みそ料理して食べるというのは,でも猿の脳みそは食べている人がいるわけです.それを人間ならダメだというのは,屍鬼でも論じられていましたが,それを同族というか同じ意思レヴェルの”人”だと思っているからであって.
飛鷹はちょっと,そうブチ切れた時の具合とか臨界点の低そうなところが直人に似ていますね.学はまったく直也ではなかったけれど,主要男子二人という構図が好きなのかもしれないな,飯田氏は,と思ったり.
脳を食べたからって脳の中身が吸収されるモノだとは思えませんが.