忍者ブログ
ここはゴミ箱です
本日の一冊

小長谷正明:ローマ教皇検死録,2001.9.25,中央公論新社,東京

もちろんローマ教皇を直接検死して記した本ではありません.文献等で集めた教皇の死亡に関する記述から,この教皇の死因はこれだったんじゃあないかとか,そういう話をしているわけです.あとは女教皇ヨハンナが(実在していたとしたら)半陰陽だったのではないか,とか.また流行したマラリア,そして黒死病と呼ばれたペスト「ローマの友だち」についてなど,お医者さんの視点から歴代教皇とカトリックの歴史を見るという本でした.

お医者さんと言えば福音記者のルカもお医者さんだったという話ですね.ローマ教皇の中にも元々お医者さんだった人が二人ほどいたようです.お医者さんといえば科学的な考え方には敏感なイメージなのですが,昔はそうでもなかったのでしょうか.人を癒すという点では,魔女狩りの対象とされてしまった女性達の中にも民間療法という形で治療に関わっていた人達がいたはずですけれど,そんな人達を殺してきたんですよね,教会は.科学にも寛容ではなかったようですし.ドロドロの歴史ですよねぇ……なに読んでも.恐ろしいと思うし,ちょっと呆れてしまう気持ちもあります.

じわじわと年末が近づいて,年賀状はちゃんと書きそろえて出せるようにしておかねば! と一週間前くらいから思っています.……わ,忘れんようにしよ.
PR
本日の一冊

ステファノ・フォン・ロー文,トルステン・クロケンブリンク絵:小さい”つ”が消えた日,2006.11.15,新風舎,東京

潰れた出版社から出た本ですが,どうやら2008年11月新たに三修社から出し直したようです.

五十音村の人達は自慢好きの”あ”さんや,謙虚な”ん”さんなどが住んでいて,彼らが仕事をしているから日本人は日本語を話せて新聞にも活字がのるということらしいです(思考には影響しないようですねどうやら).

主人公の小さい”つ”は音がでないということで自身もしゃべることができません.五十音のうちで誰が一番偉いかという話に決着がつかなかったのですが,でも誰が一番偉くないかといったらそれは音を発しない小さい”つ”だ,と”あ”さんや他の何人かが言ったのですね.それを聞いた小さい”つ”が,自分なんていなくてもみんなは大丈夫なんだと,傷心の旅に出てしまいます.

けれど,小さい”つ”が抜けると,成り立たなくなってしまう日本語はたくさんあって,彼がいなくなることで「失態をさらす」が「死体をさらす」とかになってしまって,村の人達は大慌て,という話.

挿絵がおばけみたいで(妖精というべきなのか)可愛いです.私は五十音村の本編よりも,著者の一人称で書かれた部分の方が気に入りましたけどね.車のハンドルに噛み付いて,振動を感じながら恍惚としているおっさんがいるというなら是非見てみたいです.
本日の一冊(にしよう,これから。何故って本当にこの日に読んでいるわけではないからだよワトソン君)

柄刀一:御手洗潔対シャーロック・ホームズ,2004.12.3,原書房,東京

えぇっと……「どんだけーぇ!」という感じ.何がって,御手洗とホームズが対決するなんてそんなの別にどうだって(というと語弊がありますね)いいんですよ.ホームズが現代日本で馬車に乗っていようと,時々ミスをおかそうとも,ちょっと笑い担当? でも構いません.
問題はそう,助手というか探偵達の心の癒しというか……石岡君とワトソン君ですよ.「あんたらどんだけ自分の探偵(タンテイと書いてダンナと読む腐女子)好きやねん!」というところ.旦那自慢もいい加減にしろというか,もう好きにやってくれというか…….もういっそ,恐ろしいよ君達.そしてこの御手洗は何となく石岡君に優しい,ような気がする.というのも,私は御手洗潔のシリーズをそんなに読んでいないからです.占星術が中学? くらいに.しかもうろ覚え.何となく御手洗の超人(あらゆる意味で)っぷりについていけずにシリーズ通して読む気力がなかった.いまもなかなか踏み出せずにいるのですが.
それでもこれに手を出したのは,作者が柄刀氏だったので.読みやすかったです.読者にも石岡君にも優しい御手洗でした.そしてこの人(柄刀氏)の博学というべきか雑学というべきか,はどこまで広がっていくのでしょう.
あ,助手達の旦那自慢は島田荘司氏の解説? にも続きます.すごい白熱っぷりです.いっそアリスにも混ざってほし……ゲフンゲフッ.

サイトは久しぶりにオリジナルをアップしました.しかし今までビルダー使っていたところを,リンゴちゃんでは使えないのでテキストエディタの手打ちです.……せめてエディタを別のもの落としてこようかな…….
本日の読書

デレク・ハウス著,橋爪若子訳:グリニッジ・タイム,2007.10.10,東洋書林,東京

読書というのはおこがましいな.本当にページを捲っただけなので内容はさっぱり頭に入っていません.読みにくいんだもん,と言い訳してみる.

とりあえず回想.6日の土曜日は飲み会でした.東京まで出て,日付変更線超えてから家に帰ってきた.大学時代の研究室の飲み会でした.久しぶりに会う顔で,もはや後輩は誰が誰やら…….一人だけ畑違いのところに就職したのですが,皆様景気の悪さを嘆いていらっしゃいました.やはりどこも厳しい状況のようです.
あ,婚活の話も出ました.というのも,結婚しているのが二人だけだったんですね.先生には「ここまでくるともう後は早いか遅いかの二分化だ」と言われました.ひどい! とは言えませんね.むしろ「そうですね」というべきか.

そういえばこのBlog,なんかMacだと編集画面の振る舞いがおかしい気がするんですよね.文字変換確定のエンターが改行になる.いつもの調子でエンター(Macはリターンなのか)を使うと改行が重なって酷いことに…….それと段落あたまのスペースが無視される.うん,まだまだ謎だなリンゴちゃん.

ところで過去分の記事を自主的に修正しました.えっと,著作権的に良くなかった部分を.引用のルールって職業柄きちんとわかってなくちゃいけないんだけど,勉強不足ですね.精進します.

と,なんか話題があちこちしていますが,今日はここまで.年末の更新等は来週あたりお知らせします.
本日の読書

ジェイムズ・パタースン著, 大西央士訳:黒十字の騎士.2004.4.20, ソニー・マガジンズ,東京

原 題”The Jester”を素直に訳せば宮廷道化師となるらしいのだが,それを黒十字の騎士と訳してしまうのはどうなのだろう。道化師ということに重要な意味があっ たように思うのですが,確かに宮廷道化師という本よりは「黒十字の騎士」の方が手に取るかな.何ていうか,歴史好きとファンタジー好きが飛びつきそうな題 名に聞こえる.
内容は十字軍とそのあとの話で,しかし史実ではありません.主人公は妻をおいて十字軍に参戦し,仲間が次々と死に,人を捨てた残虐と暴力の中で見切りを付けて脱走兵になります.その時持ち出した木製の杖がそのあとの運命を大きく変えます.
聖遺物探索と聖戦を揶揄するような響きがあると感じました.聖槍を手にした道化師ってところがね.しかし読ませるのが上手な構成と文章で,一気に読んでしまえます.こういう歴史ファンタジー好きな人にはお勧めですね.

ところでMacですが,プリンタとペンタブをつなぎました.USB差してすぐ使えたので「え? ドライバインストールとかせんでええの?」と若干戸惑いつつ.無事に使えているのでいいのかな,と.

あ,そうそうチ/ロルの栗ぜんざい(もち入り)を職場の方にいただいて食べました.もち,いらない…….栗ぜんざいだけでいい.
カレンダー :
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
フリーエリア :
最新コメント :
最新トラックバック :
プロフィール :
HN:
青褐
HP:
性別:
非公開
バーコード :
ブログ内検索 :
忍者ブログ [PR]
"青褐" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.