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ここはゴミ箱です
本日の一冊

ロブ・サーマン著,原島文世訳:夜に彷徨うもの:上下,2008.5.25.初版,東京,中央公論新社

「ユリエルとグレン」に引き続き兄弟ものです.そして今度は弟が魔物との混血.お兄ちゃんは刃物マニアの三つ編みロン毛(ロン毛って漢字変換で出るものなんだな).舞台はニューヨークで,トロルやら吸血鬼やらが闇に紛れて住んでいるという設定.兄弟は理由があって魔物から逃げていて.……この兄弟口悪いなぁ.でも弟はちょっとしたことで落ち込む癖があるようです.個人的にはロビン・グットフェローが好きですが,もしかしてお兄ちゃんに惚れ……? いや,その刃物マニアは止めた方が……(もごもご).

どうやらこれ,原作ではシリーズが続いているようですね.う〜ん.正直言えばこの一人称は疲れる.絵が綺麗だったから借りたけど……続きまで読むかどうかは分かりませんね.挿絵はないし.ロビンは気になるけど(ちゃんと女の子探しなよぉ),まぁ,気が向いたらってところでしょうか.
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本日の一冊

阿部秋生ほか校訂・訳:源氏物語下:日本の古典をよむ10,2008.3.1.第一版,東京,小学館

下巻は拳を握りしめる率は減りましたが,若菜から柏木へのくだりは上巻とは違った意味で源氏の君の脳天に拳を叩きつけてやりたい気分.柏木を相手にちくちく言うところとか.女三ノ宮が,その後息子の薫の目に「読経三昧」と映る生活をしているを考えるとムカつくだけで済ませていいものやら…….

しかし改めて読んでみると,この「源氏物語」とされている話はかつてそう呼ばれたことのあったように「紫の物語」とした方が良かったのかなぁと思います.源氏の君が主人公として描かれているのでしょうけれど,女性が書いた女の視点の物語として姫君達の姿を見た方がいいのかなって.出家を望みながら果たせず死んだ紫の上と,死を望みながら果たせず出家を遂げた浮舟と.苦しい恋を終わらせるのには出家か自身の死かってところなんでしょうか.あ,六条御息所は死んでも逃れられなかったか…….この人役割的に散々な目に遭ってるよな.化けて出るよりは生きているうちに源氏を刺し殺すべき……げふん.失礼.
いつだったかの一冊

エルケ・ハイデンライヒ,ミヒャエル・ゾーヴァ絵,三浦美紀子訳:エーリカ:あるいは生きることの隠れた意味,2003.11.15,三修社

お蔵出し三たび.エーリカは豚のぬいぐるみの名前.クリスマスのプレゼントとして買ったその愛らしい豚を連れて,女性は元夫に会いに出掛ける.その豚を見ると人々の顔は自然とほころぶ.
元夫への贈り物として買った豚は,結局その元夫のところへはいかずに,奥さんと子どもに逃げられたコックのところへ行くのです.
ストーリーとしてはちょっと首を傾げるところがあるのですが.特に最後.ゾーヴァの描いた豚のエーリカは可愛くて,毛にちょっと手が埋もれている部分なんか見ると本当に抱きたくなります.

さて,今日はテニスを一時間半ほどやってきました.ちょっと曇っていたので,風は涼しかったですが,もう七月近いので流石に汗でべたべたになりますね.足のマメがむけました.テニスのせいではなく,踵の高いサンダルを(また)練習した後にできたマメが,テニスでとうとうむけた,と.……正直世の高いヒールを履いて颯爽と歩いていらっしゃる女性達におききしたいですよ.足,痛くないんですか? 歩き方が悪いのかな……?
いつだったかの一冊

小川未明:定本小川未明童話全集1,1976.11.10,第一刷,東京,講談社

「赤いろうそくと人魚」という児童文学では有名な1話を読んだことがなかったので,その短編が収録されているものを……と探して読みました.おそらく去年の話ですが.他にも「電信柱と妙な男」「眠い町」という話が面白いかなぁと思いましたが,基本的に暗いか,夢の中のような曖昧な印象の話が多いかなぁ.全集はもちろん1から続いているのですが,連続して読み込みたいと思うほど強い雰囲気がない.それこそ「赤いろうそくと人魚」が飛び抜けて印象的なように思えます.勿論,まだ読んでいない全集にその上をいくものがあるかもしれませんけどね.気が向いたら読みたいと思います.


本日の一冊

H・パーカー原著,サミュエル淑子訳:セイロンの民話:アジアの民話5,1979.7.1,東京,大日本絵画巧芸美術株式会社

今度やる朝読みの本がスリランカのお話だったので,何か小話でも……と思って借りたのですが,どれもちょっと長いかなぁと朝読みに使うのは断念.しかしお話は全部読みました.しかし……ん? と首を傾げる話も多数.は,話が繋がっていないというか,私には何故それがそうなるのかがわからない,という話もありました.すんごくシンプルで,素朴な感じなんだけどシンプルさが逆に文化の違いみたいなのを浮きたたせています.

読みながらなんとなく分かったのは,ラークシャサというのは男の鬼で,ラークシャシというのが女の鬼.そしてどうやら人喰い鬼らしいということ.
ある人の前で象が跪くと,どうやらその人が王様に選ばれたという証らしいということ.
結構殺伐とした話が多いこと.(人喰われてるし,結構話の主人公っぽい人物も人を殺している)

一番可哀想だったのは「四八 ラークシャシの死」.確かにラークシャシは人喰い鬼なんだけど,生んだ子どもに人と鬼は一緒に住めないと言われて,愛した旦那と子どもに逃げられてしまうのです.悲しみに胸が裂けて死んでしまう鬼の話でした.

全話中ですんごく気になったのは「ケーキ」と訳されているものがどういう食べ物なのかということですね.まさかショートケーキではあるまいし,スポンジケーキみたいなのかしら.それとも蒸しケーキみたいなのか…….そして食い物の話で終わる.
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