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ここはゴミ箱です
本日の一冊

森秀樹著:「黙示録」を読みとく,1999.1.20,第1刷,東京,講談社

これはTシャツネタではなく,大天使達のラッパネタですね.黙示録って,「強すぎる電波受信しちゃった」系の話に読めるので,なかなかじっくりと読むという時間は持てないのですが(短いんですけどね),なるほどローマに対する復讐宣言というか,宣戦布告というかそういう時代背景があるんですね.

はっきり言えねぇけど,言わずにはいられねぇからちょっと分かり辛く書いてやるぜ〜.とヨハネさん(どのヨハネさんかは分かりませんし,もしかしたらヨハネさんではないかもしれませんが)が思ったかどうかは別として,共観福音書と違って熱い内容なのはローマ憎しの部分があるからでしょうか.

正典の中では異色な感じですが,これのおかげで(せいで?)キリスト教美術に彩りと象徴が増えた点もあるのではないかと.電波っぽいけど,共観福音書に比べると画像としてのイメージが浮かぶというか……いや,時々どう変換していいか分からない描写もありますけんども.

……しかし,この本で「読みといた」ら益々,なんでこれが正典に入ってんのか分からなくなりますね.
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本日の二冊

高田高史編著:図書館のプロが伝える調査のツボ,2009.7.25,第1刷,東京,柏書房
丸山勇:カラー版ブッダの旅,2007.4.20,1刷,東京,岩波書店

上は結構前に買っていたけれど,読みかけで放っていたもの.下は年末年始の休みで読もうと借りて来たものです.レファレンス調査に関するあかね市立図書館のシリーズは一応これで最後らしいですね.読みやすいので高校図書館とかに置いていると嬉しいなぁというシリーズでした.

聖☆おniiさんでブッダのTシャツネタが分からず悔しいので,ブッダについても何か知識を! と思って借りた一冊.動機……不純ですか? 写真が多くて,紀行に近い形の本でしたが,大体の流れが分かりました.これからまた違うものも読んでみたいです.それにしても,私法隆寺宝物館で見た摩耶夫人のブッダ出産像を見て,ブッダは右脇から生まれた(つまり脇の下)だと思っていたのですが,これには生まれたのは右脇腹と書いてありましたね…….どっちにしたっておかしいですが,お腹に近い方がまだ自然なのか……?
本日の二冊

カレル・チャペック,伴田良輔監訳:ダーシェンカ;子犬の生活,2001.2.1,初版,東京,新潮社
渡辺節子ぶん,二俣英五郎え:だいこんどのむかし,2005.3.25,22刷,東京,ほるぷ出版

カレル・チャペックは藤本将さんの絵本で初めて読みました.「郵便屋さんの話」です.絵がとても可愛らしくて懐かしい色使いの素敵な絵本でしたが,実はこのときはカレル・チャペックを現代の作家さん(まだ生きている方)と勘違いしていまして,絵本を新作絵本だと思ったんですね.確かに絵本は新作でしたがお話はそうではなくて.

他のお話も読んでみようかなというので手にしたのが短くてさらっと読めそうだった「ダーシェンカ」であります.チャペック自筆のイラストと共に書かれるダーシェンカという子犬の成長記録.短いお話でしたがチャペックの溺愛っぷりが伺えて,犬好きには共感したいところが多い本ではないでしょうか.

そして年末に絵本を読もうと思って借りて来た三冊のうち一冊が,「だいこんどのむかし」.新年に合わせて虎の出てくる絵本を探していたのですが,日本の昔話系も探していたので,なんじゃこの題名はと思って手にしたら,表紙にでんと大きなだいこんどのが(笑).メジャーな昔話(少なくとも自分の中でのかさ地蔵とかそんなやつ)ではないな,面白そうと思って借りました.

そしたらノックアウト.このだいこんどの,めちゃくちゃかわいい〜!(大興奮)糸目なんですけど,ゆきおろしとだいこんおろし間違えて,おろされちゃうと思って泣くんですよ.”めくめく”泣くの.その”めくめく”ってのがまた可愛い.そして村人が抜こうとした時は抜けないのに,自分で出る時はあっさり抜けて,二本足で去っていくという(大爆笑).も……,冷蔵庫に残った大根食わなきゃΣ( ̄▽ ̄;|||
本日の一冊

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作,田中薫子訳:魔法の館にやとわれて,2009.5.31,初版,東京,徳間書店

寒くなってから体の乾燥が激しい.そして静電気も激しい.分かってる,年齢の事はあんまり考えない方がいいですよねって.

さて,久しぶりのクレストマンシーシリーズです.語り手はクリストファーではなくってコンラッドという少年ですが,彼の目を通して語られるクリストファーの姿がまぁ,同年代の子どもからしたら(いやクリストファーの場合は同年に限らずですが)なんとも苛々する自信満々の目立ちたがり屋だってことがよく分かる一冊ですね.悪い奴じゃないんだけど,って何度もフォローが入るあたりが笑える.

お話の展開は女史お得意の「最初の設定を覆しつつ組み直す」という感じ.こちらがそれに慣れて来たこともあるのか,最初の頃よりはずっと落ち着いて読めるようになりましたね.相変わらずミリーが可愛いです.

そして本日はクリスマス前に一度は見直さなあかんやろ,とナイトメア・ビフォア・クリスマスを見ました.英語字幕にしてみた.何度見てもサリーはナイスヒロインだ.飛び降りてバラバラになったシーンから動き始めて自分で体を繋げる部分最高.歌っているところも好きだけれどね……!
本日の一冊

柄刀一:奇蹟審問官アーサー;神の手の不可能犯罪,2002.4.5,第1刷,東京,講談社

新刊出てもすぐに買いはしないけれども,何となく気が向いた時には手が伸びるという作家の一人に柄刀氏がいます.この人の本は事件以外の部分で情報量が大きくて,読もう! と決意した時に読まないと大部分をスルーするしかないという気力を必要とする作品が多いように思います.特に宇佐見博士やホームズみたいにギャク的要素が無いとなるともう「読んでいる間息をつくなということか!」と叫びたくなる.

というわけで(←どういうわけだか)奇蹟審問官です.一巻目……と思いましたがどうやらアーサー・クレメンスの弟が出てくる話が先なのですね.それはまた……気力のある時に読みます.先にアーサーの二巻目を読みたいところです.

燃え上がる教会.そこに集うはずだった十二人の信者達.しかし彼らはちょっとしたアクシデントにそれぞれが見舞われて,集合時間通りに教会へ訪れることができず,結果として火災から逃れることができた.十二人全員が.
そんな奇蹟のような出来事が起きた地に,奇蹟審問官アーサー・クレメンスがバチカンから派遣されてきた.その「奇蹟」の真偽を確かめるために.しかし奇蹟の真偽を確かめる中で,助かった十二人の信者達が次々と殺されていく.状況はどれも奇妙で理解し難いものばかり.しかし「奇蹟」で殺人が行われることはなく,不可解な状況を読み取ってアーサーは事件の謎を解いていく.

……という感じ.帯のところにネブラスカ州のウエストサイド・パブテスト教会で起きた出来事とは無関係ですという著者の言葉が入っていますので,ちょっとぐぐってみました.どうやら1950年にネブラスカ州の教会で起きた出来事を指しているようです.教会に集まるはずだった十五人のメンバーがその日に限ってそれぞれの理由で遅刻し,本来の集合時間直後に教会がボイラーの爆発で吹き飛んでいた,という.はぁ……あるんですね,そういう出来事が.

ちなみに本書はアーサーととっても怪しい感じの医者ラファエルとの間で,グノーシス主義(信仰?)についてのやりとりがあります.興味ない人にはとってもうざったい会話内容となっておりますが,この程度で怯んでいては柄刀氏の本は読めませんね.といいつつ,最初に開いた時に「この厚さで二段組か……」と怯んだのは私です.
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