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ここはゴミ箱です
本日の一冊

金子良運編:能狂言面;日本の美術108,1975.5.15,東京,至文堂

女面がドバーンと表紙に出ているとちょっとホラー.手に取るのを戸惑うくらい.道成寺の絵本を読んだら,以前資料として観た道成寺のDVDを思い出して,能面にまた興味が出てきたので借りました.

表紙の写真は万媚.くっと両側に引かれた唇と,うっすら開いた口から除く前歯が笑っているように見えるのに,目元は全然笑っているように見えない(この口元は歯の覗くジュモーとかの西洋人形と似ているように思う).女面は狂言の乙(おかめ)以外はみんな目元がそんな風に笑っていないように見えるんですが,そこが横向いた時とか顔を下げた時とか,陰影の関係なのか笑っているように見え,綺麗だったりするという.かえって表情ありげな翁面とかの方が,動いている時には怖く見えたりするのかもしれません.

一回生で道成寺見てみたいなぁ.着物着て!
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本日の二冊

増川宏一:チェス;ものと人間の文化史110,2003.1.30,初版第1刷,東京,法政大学出版局
水月郁見:界梯樹のひみつ;護樹騎士団物語5,2006.10.31,初刷,東京,徳間書店

チェスセット持っているし,マックにもチェスゲーム入っているんだけどいまいちルールがよくわからないため,いつかは勉強したいなと思いつつ何度か挫折.入門書みたいなの〜と言ってもちょっと選書方針からは外れるからいいものがなく,かろうじてチェスの歴史を書いた本が一冊ありましたので借りました.四人制のチャトランガって,配置は四隅で歩兵は縁に沿って二駒ずつ配置ですか…….個人的にはさいころ使って動かした方が頭使わんでいいような気がします.ちょ……ようやくステイルメイトが理解できたようなできてないような状態です.

紹介されている色んなチェスの駒が綺麗でした.水晶のシンプルな駒も素敵ですね〜.あと個人的に気になったのは磁石で駒を動かすという自動チェスプレーヤーという人形.コンピューターではなくオートマタのような感じなんでしょうか.対戦って……負けは誰が判断して止まるんだこの人形.

護樹騎士団は……とりあえずこの表紙誰? って感じなのと,オゾンと離れて少し寂しいようなどうでもいいような.とりあえず途中途中のビアンの台詞思い出し……がウザイ.この展開トゥールの時もやったよな.台詞のチョイスが微妙だし…….いまいち入りきれないシリーズだ.(もちろん個人的に,ね)
本日の一冊

ナオミ・ノヴィク,那波かおり訳:テメレア戦記3;黒雲の彼方へ,2009.12.26,第1刷,東京,ヴィレッジブックス

年末に鹿児島から来ていた母が,書店で見つけて「買っとく〜?」というので「もちろん」と答えた本です.出版状況ノーチェックだったので,出ていたことを全く知らなかった.そして母は帰る前にと素早く読んで私に渡し,鹿児島へ帰っていきましたとさ.

私は先日,長いから途中まで読むか,と思って手にして結局最後まで読み切ってしまったという…….前回が中国にほぼ缶詰状態で,最後の方まで動きがなかったことを考えると,今回は移動距離があることと,プロイセンが絡んで戦闘が多かったことでかなり動いた感じがしました.でも,戦局自体はそうでもないんですよね.特にローレンスの故郷英国とは連絡がとれていないので,対フランスに関しては何も動いていないように見える.そこは次の巻で……ってことになるんでしょう.

この巻はとにかくサルカイですね.この便利キャラ,この捻くれキャラがいてこその3巻という感じがします.勿論副キャプテンのグランビーに良いことがあったのも嬉しいです(でもこの人結構何度も危ない目に遭っているのでヒヤヒヤした.とにかく人の死なない巻はないという感じの話なので).サルカイは今後もうろちょろしてくれるんでしょうか.そして彼の名前は綴り的にどうなんでしょうか.はじめ猿飼さんで日本人が出て来たのかと思ったんですよね…….
本日の二冊

天野頌子:花の道は嵐の道;タマの猫又相談所,2009.4,第1
刷,東京,ポプラ社
小野二郎:ウィリアム・モリス;ラディカル・デザインの思想,1973.9.25,東京,中央公論社

前者はとにかく表紙が可愛くて,某活字もの雑誌に紹介されていた時にチェックしていて,借りた本.後者は仕事上の参考になるかと思って借りた本.

とりあえず,猫又はそれ以上その家に住むならいっそ家族全員に打ち明けた方がいいよな,と思った.だって,いくらなんでも長く生きすぎているってことは分かっちゃうと思いませんか.喋んなくても.ちなみに題名からして,私はもうちょっと花道部が花道部らしく,やれこの花の位置がどうやら,ちょっとコンクール入賞してみようかド素人が,くらいの”嵐の道”だと思っていました.文科系だけどスポコンみたいな.実際にはそんな嵐ではなくて,ちょっと逆風吹いてみたくらいの調子でしたね.部長ではないけれど,全体的におっとりした感じ.

後者はウィリアム・モリスの伝記的なものを期待していたけれど,もっとモリス論に突っ込んだ内容でした.……ムズカしいことは分かんないよ,おいら.とにかく彼が凝り性であったことだけはよく分かった.

そして先週なにを思ったか突然お花を買って部屋に飾った私.実はもらいものの花を挿すのに,花瓶代わりのコップを買ったけれどそれっきりという状態だったので,二年ぶりくらい?
チューリップ
本日の一冊

マイケル・ホワイト,横山啓明訳:メディチ家の暗号,2009.7.25,東京,早川書房

メディチ家礼拝堂に眠るミイラから発見された小さな石板状の物体を巡って,古病理学者が殺された.石板は奪われ,殺された学者の残した留守番電話の伝言のみがメディチ家の遺産へと繋がる唯一の道となる.コジモ・デ・メディチは何を見つけ,何を隠したのか.過去と現在の出来事が交錯し,暗号を追うごとに深まる謎に挑む.

……ダヴィンチ・コード便乗作と言えなくもないのでは? 一応創作部分は最後に注意書きがありまして,コジモが旅に出ちゃうところとか,奥さんになる人のあまりのクノイチっぷりとかはやはり創作だそうな.それにしてもこの話,特に強いボディ・ガードがいるわけでもないのに「なぜそこまで毎回危険な目に遭っていながら止めないのか」というのにあまり必然性がなく,ほんとになんで続けてんの? おかげで人死んでるじゃん.と言いたくなる.いや……止められたら話続かないっすけど.

ボディ・ガードにはならないけれど,”あらゆる人が知り合い”の便利グッズみたいな人なら出てきます.彼に裏切られてたらすべてが終わってたね,という人.アレにも出てきましたな.オフィーリアの表紙のアレです.あまりに便利すぎて「おまえらもっと苦労した方がいいじゃね?」と思ったくらい.

……なんだろう.ここいらでもっとダヴィンチ・コード展開から外れる歴史暗号系ミステリサスペンスが生まれてもいいんじゃないだろうか.そんなのを期待したくなってきた.
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