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ここはゴミ箱です
本日の一冊

河合隼雄,松岡和子:快読シェイクスピア,1999.5.30,3刷,東京,新潮社

日本におけるユング派心理学の第一人者河合隼雄氏と,ちくま文庫にてシェイクスピアの翻訳を刊行した松岡氏とのシェイクスピア談義をまとめた本書.ロミオとジュリエット,間違いの喜劇,真夏の夜の夢,十二夜,ハムレット,リチャード三世について,縦横無尽に語る.

河合氏は最後に自分はあまり本を読まないというような話をしていらっしゃいましたが,心理学の面から昔話とかに興味をお持ちで,物語の典型というか,共有されるテーマというか普遍性を知っていらして,それがひょいと持ち出せる,話に絡めさせることができるんだと思いました.

その点で,話題となったシェイクスピア自身も努力によってか,それとも天分の才能かは分かりませんが,物語の典型,男の典型,女の典型,悪の典型などを知っていて,その上での崩し方,再構築の仕方がやはり天才的だったのだと思いました,よ.
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本日の一冊

魚住ユキコ著,Quin Rose原案:クローバーの国のアリス;Sweet pain, bitter love,2009.4.3,第1刷,東京,講談社

この間姉のプレイしたゲームの履歴を見てて思いましたが,このゲームでこのまともさは逆にまともじゃねぇ.でも一番読んでて少女小説らしい感じがしてほんわりしました.グレイ,いい男だ.

本日は夏日の太陽の下,勤め先から最寄りJR駅までゴミ拾いに参加.日焼け止め塗って,長袖で行きましたがやっぱり肌が少しひりひりしますね.来週から雨だというので,帰ってきてから冬物をしまい,夏物を出したり洗濯したり.でも昨日の出張もあったので,ちょっとすでに眠いです…….ゆっくりお風呂に入って寝ようか……って,でも来週は検定試験申し込んでいるんですよね.せめてテキストもう一回目を通しておかなくちゃ.
本日の一冊

シェイクスピア,松岡和子訳:マクベス;シェイクスピア全集3,2006.7.15,第6刷,東京,筑摩書店

ちくま文庫のシェイクスピア全集はカバー絵を安野光雄氏が書いていらっしゃるので,いっそのこと全集1セット買ってしまいたいのだが,置く場所を考えるといま持っている新潮文庫と同じくらいのスペースを確保しなくてはいけないのですよね…….

シェイクスピアは中学校の誰も使わない図書室で読んでからハマって,その後こつこつと古本屋などで新潮文庫版を買って揃えたので思い出深いのです.今回訳あって「マクベス」を松岡さんの訳で読み直して,あれこんな短い話だったかと思ったのですが,こんなもんでしたっけね.

読み直すとマクベス夫人って最後まで名前出てこないってことに初めて気づいたり.訳注でマクベスと夫人の運命共同体的な一体感を教えていただいたり.うん,英語で読まないと気づかない部分は当然あるんですよね,やっぱり.到底読めんけれども…….
本日の一編

チェーホフ,小笠原豊樹訳:決闘・黒衣の僧,1981.4.10,4刷,東京,新潮社 pp.279-326

嘘はつくまい.チェーホフ読んだって言ったら格好良いかもしれないけれど,本当に読んだのは4編の短編のうちひとつだけ.「黒衣の修道僧」として2010年に発刊された本を新刊案内で見つけて,丁度カドフェルシリーズを再々読していたわたしは「あ、読まなきゃ」と思ったのです.

でも新刊買うまでもなく「黒衣の僧」として新潮社で出ていたので,それを読んだという次第.新刊案内にも解説があって,内容的にはカドフェルとは全く違うジャンルのお話なのは分かってましたので,修道士萌えを期待してはいませんでした,よ?

人と違うこと,他人よりも高くにいるのだという主人公の選民思想というか.それを僧は優しく,だがどこか狡そうに支持して煽り,見捨てり.

僧はコヴリンの思い上がりを形にしたものだったのでしょうか.思い上がって落ちなければ,ある意味で選ばれたというか……突き抜けた人間になっていたかもしれませんが,支持者がいなくなった(治療によって黒衣の僧を見失った)コヴリンはみるみるうちに落ちていって,最後の最後に僧が現れた時,僧はもはやコヴリンの支持者ではなくなっていたという.……そういう解釈でいいのか? う〜ん.あんま頭使って読んでないから,いつも感想が微妙ですが,こういう躁鬱気味の小説けっこう好きなんだな,自分.
本日の一冊

ドーロテ・ゼレ他著,併戸昇空訳:絵画でたどる聖書の中の女性たち,1994.5.20,初版第1刷,京都,同朋舎出版

旧約聖書から新約聖書まで、聖母マリアを除いた22の項目で聖書中の女性たちを取り上げる本書.多数の絵画図版はカラーで,豪華と言えば豪華.そして大きい.文字は小さいのでちょっとちかちかしましたが(年ですか),そこは絵に目を反らして耐えました.

聖母マリアが抜いてあるのは,それだけで一冊の本ができあがってしまうから.ボリュームで言えばマグダラのマリアも多いとは思いますが,桁が違ってしまうのかもしれませんね.

それにしてもこの本,誤字が多かったり段組みが奇妙だったりして読み辛かった.間に絵を入れているせいなのか,しかし絵を挟んでも上から下というならそれに統一してくれれば良いのに.突然右にいってみたりしないで欲しい.
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